本当に知ってほしい養老保険のメリット・デメリット

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昔から、養老保険は、貯蓄の機能と保険を兼ね備えたものと言われていて個人法人問わず人気がありました。今でも一定の人気があります。

しかし、個人加入については、うまみは現在、失われています。

なぜなら、以前と違って、現在は利率・返戻率が低く、ほとんどの保険でキャッシュが目減りします。しかも、貯蓄の機能だけでも他の保険より見劣りします。

養老保険のメリット・デメリットは、個人で加入する場合と法人で加入する場合とで区別して考えなければなりません。個人加入のうまみがなくなった一方で、法人加入の場合は、唯一、従業員の退職金準備を目的として加入するのであれば、会社に大きなメリットをもたらしてくれる可能性があります。

この記事では、個人と法人の場合に分けて、個人加入と法人加入のそれぞれのメリット・デメリットを検証します。

養老保険の活用を考えている方に役立つ内容ですので、是非とも最後までお読みください。

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終身保険の経理処理からみた法人加入のリスクとデメリット

会社経営者の方で、終身保険の法人契約をご検討されている方は、終身保険は貯蓄の機能があるので会社のキャッシュを守り、増やすのに役立つとお考えのことと思います。そして、念のため、終身保険の経理処理や税務がどうなっているか、確認しようとお考えのことと思います。

実は、終身保険の法人契約は、個人加入の場合と違って、経理処理や税務上の扱いをみると、リスクの高い商品と言わざるをえず、おすすめできません。むしろ他の保険商品の方がメリットが大きいです。

この記事では、終身保険の経理処理・税務上の扱いからみて、いかに終身保険の法人契約のリスク・デメリットが大きいか検証します。そしてそのうえで、よりリスクが少なく効果も高い他の選択肢について説明します。

終身保険の法人契約をご検討中の方は、是非参考にしてください。

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議決権制限株式を会社の経営・事業承継に活用する方法

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あなたは、ご自身が経営されている会社の株式がいろいろな人に分散してしまうリスクを感じていて、それに対処するため、議決権制限株式が活用できないかとお考えのことと思います。

議決権制限株式は、文字通り、株主総会の議決に参加できる事柄が限られている株式です。

経営の核となるメンバー以外の株主の議決権を制限できれば、会社の意思決定がスムーズに行われるのに役立ちます。また、会社の意思決定を経営陣だけで行えるようにできるので、経営を後継者に引き継がせること、つまり、事業承継をスムーズにすることにも役立ちます。

この記事では、議決権制限株式を有効活用する方法と、今いる株主の株式をスムーズに議決権制限株式に変える方法についてお伝えします。

会社の意思決定の合理化と、スムーズな事業承継にお役立ていただけたらと思います。

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譲渡制限株式のメリットと3つの落とし穴

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あなたは、ご自身の会社の全ての株式がきちんと譲渡制限株式になっているか、定款を確認したことはありますでしょうか。

あるいは、全ての株式が議決権制限株式になっていなくて、株式がいろいろなところに分散してしまわないか、頭を悩ませていませんでしょうか。

それとも、投資したお金を回収したい株主や、株主から株式を譲り受けた第三者から、「譲渡を認めろ!」と要求されているでしょうか。

全株式を譲渡制限株式にしておくことは、特に、親族や仲間内といった少人数の親密な間柄の人々で経営している会社にとっては、経営がスムーズにいき、運営コストも抑えることができます。

また、事業承継、つまり経営者の方から後継者の方への株式の引き継ぎをスムーズにするのにも役立ちます。

そして、実際、大部分の中小企業では、全ての株式に譲渡制限が付けられています。

ただし、株主が株式を手放したい、つまり会社への出資をやめて経営から離れたいということになった場合、株主がお金を取り返せる道を確保してあげる必要があります。

また、後継者の方への相続の際にも、思わぬ落とし穴があります。

この記事では、譲渡制限株式のメリットを確認するとともに、3つの落とし穴について分かりやすく説明します。

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株式の評価方法|株式の相続税対策に役立つ全知識まとめ

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あなたは、経営している会社の株式の相続や事業承継の対策を立てるため、手始めに、株式の財産価値の評価方法をお知りになりたいことと思います。

大多数の会社の株式は、上場しておらず取引もされていないため、財産価値をどうやって評価するかが問題になります。

法令・通達に定められている株式の評価方法は、「純資産価額方式」「類似業種比準方式」「配当還元方式」の3種類です。これらはいずれも耳慣れない言葉で、調べてみるといかにもややこしそうな数式がたくさん出てきます。また、使い分け方も細かく定められていて、非常に複雑で分かりにくくなっています。

そこで、この記事では、株式の評価方法3種類について、それぞれどのようなケースでどの方法が使われるかということと、それぞれの方法の具体的な内容について、イメージしやすいように解きほぐし、分かりやすくお伝えします。

この記事の内容を理解すれば、ご自身の株式の価値がどのように評価されるのか分かり、相続税対策を組み立てていくのに役立つはずです。是非、最後までお付き合いください。

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配当還元方式とは?株式の相続税対策に使える知識まとめ

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あなたは、株式の相続や事業承継の対策について調べていて、株式の財産価値の評価方法として「配当還元方式」というのがあることを知ったことと思います。ただ、他に「純資産価額方式」「類似業種比準方式」があり、それらと何が違うのか、どういう場合に使うのか、ということがなかなか分かりにくいと感じているのではないでしょうか。

株式を評価するには、原則として、会社の財産価値全体を見る必要があります。なぜなら、株式は、会社の財産価値を細かく均等に分けたものだからです。

しかし、配当還元方式は、会社の財産価値全体ではなく、一部だけ、つまり会社が利益の中から株主に分配するお金、つまり配当金に注目した評価方法です。したがって、株式の評価額は低めに出ます。その意味で、異例の評価方法なので、この評価方法が適用される株式は限られています。

ただし、その点を逆に利用して、経営者の方等が相続・事業承継対策に役立てることが考えられます。

この記事では、配当還元方式とはどのようなものか、そして、このような異例の方法が使われるのはどのような場合なのかということについて、分かりやすく説明します。

また、その上で、経営者の方が相続・事業承継対策に配当還元方式をうまく利用する方法についてもお伝えします。

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類似業種比準方式とは?株式の相続税対策に必要な知識まとめ

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あなたは、株式の相続対策について調べていて、株式の財産価値の評価方法として「類似業種比準方式」というのがあることを知ったことと思います。

しかし、ややこしそうな数式が出てきて意味が分からなくなっていたり、他の「純資産価額方式」「配当還元方式」といった評価方法との使い分けが分からなかったりしているのではないでしょうか。

類似業種比準方式は、ごく大ざっぱに言えば、株式にかかる相続税が高くなりすぎないようにするための評価方法です。

というのは、本来、相続税を課す時は、その財産の評価は、その時の「ナマの資産価値」を見ることになっています。したがって、本来、株式の価値は、会社の「ナマの資産価値」によって決まるはずです。

しかし、会社の場合、資産が豊富にあったとしても、会社の業績、キャッシュフローの良し悪しは、それと別の問題です。また、よほどの大株主でも、会社の資産価値の全てを握っているとは言えないでしょう。

そのため、株式の価値を評価するのに会社の「ナマの資産価値」をストレートに反映させてしまうと、あなたから株式を相続する方の株式にかかる相続税が重くなりすぎることがあります。そうなると最悪の場合、会社自体が立ち行かなくなってしまうケースも出てくるでしょう。

そこで、株式の評価額が高くなりすぎないようにするために使われるのが、類似業種比準方式です。

この記事では、類似業種比準方式とはどのようなものか、どのような株式が対象となるのか、どう使われるのかについて説明します。

ややこしそうな数式に惑わされることのないよう、かみ砕いて説明しますので、最後までお付き合いください。

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純資産価額方式とは?自社株の相続税対策に必要な知識まとめ

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あなたは、ご自身が経営している会社の株式、あるいは役員を務めている会社の株式について、相続対策をお考えになっていると思います。そして、株式の財産価値の評価方法の一つとして、純資産価額方式という方法があるということで、その内容について調べようとしていると思います。

株式の評価方法についてはややこしい話がいっぱいあります。たとえば、同じ会社の株式でも、株主によって評価方法が違うのです。

株式の評価方法の中でも、純資産価額方式は、会社のナマの資産価値に着目した評価方法です。そして、会社の財産価値を強く支配していればいるほど、純資産価額方式が適していることになります。したがって、特に、株主と会社との結びつきが強い中小企業では、最も多くのケースで用いられる評価方法なのです。

この記事では、純資産価額方式とはどのようなものか、どのような株式が対象となるのか、どうやって使われるのかについて、分かりやすく説明します。

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住宅資金贈与の非課税枠を相続税対策に最大限活用する方法

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あなたは、いわゆる「住宅資金贈与」が相続税対策に有効だと聞いたことがあると思います。

「住宅資金贈与」とは、平成31年6月までに、お子様・お孫さんに対し、住宅を購入・新築・増改築するための資金としてお金を援助してあげると(「贈与」と言います)、お子様・お孫さんの側で、そのお金のうち一定の金額(「非課税枠」と言います)について、贈与税が非課税になるというものです。

他の制度と併せて活用することによって、より大きな効果を得られることがあります。

一方で、併用する意味がない制度もあるので、注意が必要です。

また、あなたの所有する土地の上に住宅を建てさせてあげる場合には、後で相続の時になって、相続税が大幅に抑えられる可能性があります。

この記事では、まず、住宅資金贈与の非課税枠について、どのような条件が必要で、いくらまで認められるのかを説明します。そして、その上で、この制度を最大限活用するために必要なポイントについてお伝えします。

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相続税対策になり孫の教育資金にも役立つ生前贈与5つのポイント

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新学期を控え、お孫さんがいる方は、教育資金としてまとまったお金を出してあげたいとお思いのことと思います。そして、教育資金の生前贈与が相続税対策につながると聞いたことがおありではないでしょうか。

実は、子・孫に教育資金を出してあげる趣旨での生前贈与については、一定の条件のもとで相続税法上の優遇措置が受けられることになっているのです。これは、国の政策として、上の世代が若い世代へと資産の生前贈与をうながすことによって、若い世代の消費活動を刺激し、経済の発展につなげようという方向性の一環です。

ただし、注意すべき点もあります。

この記事では、孫に充実した教育が受けられるようまとまった額の生前贈与を行うことで、贈与税、ひいては相続税の節税になる制度について説明します。

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