子供の学資保険を検討するために重要な4つのポイント

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子供が生まれるというとき、少し気がかりになるのは我が子の教育資金です。今や大学まで進学すると1人1000万円かかるという教育資金を何かしらの形で準備しなければならないと考えている親御さんは多いと思います。

定期預金でためるのもよいですが、もう少し効率的な方法はないかと考えたときに候補に挙がるのは学資保険です。ところが、学資保険といっても子供が生まれるまでは全く考えたこともなく、いったいどんなものなのか?全く分からないという方も多いでしょう。

そこで今回は、学資保険を検討するのに重要な以下の4つのポイントを解説します。

  • 学資保険ってどんな保険?
  • 学資保険のメリットとデメリット
  • 定期預金にはない学資保険の4つの魅力
  • 子供の学資保険を選ぶ際の4つのポイント

学資保険ってどんな保険?

学資保険は保険種類としては「こども保険」です。教育資金を積み立てて確保することを目的とした貯蓄性のある保険です。

「学資保険」という名前は特定の保険会社の商品名ですが、わかりやすいことから、「学資保険」と呼ぶ人が多くなっています。

学資保険は以下のような特徴があります。

  • 保険料が積み立てられ、満期を迎えると満期保険金が受け取れる
  • 進学時にお祝い金が受け取れる
  • 契約期間中に契約者の親が亡くなった場合、以降の保険料の支払いが免除される

中には、子供に万一のことがあった場合や、入院した時に保険金や給付金が出る「保障型」のものもあります。ただし保障がある分、満期時の給付金が小さくなります。

 

学資保険のメリットとデメリット

メリット

学資保険の最大のメリットは、保険料を積み立ての形で支払い続けることで、教育資金が作っていけることです。積立形式なので、資金をためていく強制力が一般的な預貯金よりも強い点でメリットがあります。

デメリット

学資保険は、子供が18歳を迎えるころまでの長期の契約になるため、長期間資金を拘束されます。また、中途解約をした場合刊本割れするというデメリットがあります。

定期預金にはない学資保険の4つの魅力

一般的に保険は元本割れするというイメージが強いため、敬遠されがちですが、学資保険は少し違ったところでも定期保険と異なる魅力があります。

なぜ学資保険に注目が集まるのか。いやそもそも、学資保険を選ぶことにどういう利点があるのか。ここでは、両者を真剣に比較して分かった学資保険のメリットについてまとめたいと思います。

1.貯蓄性に優れている

学資保険は返戻率の高いものを選択すれば、110%以上になるものもあります。
これは例えば、毎月保険料を支払っていって、合計で300万円の保険料を支払えば、330万円以上戻ってくるということになります。

定期預金で金利が高いものでも0.4%程度の現状を考えると、当初300万円用意して18年間定期預金で運用したとしても、330万円には届きません。

18年間の資金は拘束されますが、現状の金利で考えると、圧倒的に学資保険の方が有利だということがわかります。

2.もしもの場合に保険料免除という措置がある

契約者である親が死亡したり、病気で収入がストップしてしまった場合、学資保険はその後の保険料が免除になります。

さらに祝金や満期金も予定通り受け取ることができます。これも定期預金にはない魅力だといえます。

3.税金面で優遇されている

学資保険で受け取る満期金は「一時所得」扱いで、所得税の対象になります。ただし、一時所得の金額は、その満期保険金以外に一時所得がないとすれば、受け取った保険金の金額から払い込んだ保険料を差し引き、更に一時所得の特別控除額50万円を差し引いた金額です。

そのため、増えている額が50万円以下の場合には税金がかかりません。

たとえば総額で300万円の保険料を支払って330万円手にした場合は以下のような計算式となり、税金はかかりません。

330万円-300万円 - 50万円=-20万円

定期預金の場合には、利子所得の金額に一律20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、地方税5%)の税率を乗じて算出した所得税が課税される決まりになっています。税金の面でも学資保険は定期預金と比べて魅力があります。
※所得税の詳細ついては国税庁のページでご確認ください。

4.税額控除を受けることができる

学資保険は生命保険の一種です。そのため、支払った保険料は税額控除の対象となります。所得税で最大4万円、住民税で2万8000円が控除されます。定期預金では控除は受けられませんので、その分魅力的だといえます。

子供の学資保険を選ぶ際の4つのポイント

1.返戻率は学資保険選びで重要な要素

返戻率とは、払い込んだ保険料の総額に対して受け取れる保険金額の割合を示すもので単純に、高いか低いかに注目します。100%を大幅に越えるものは多くありませんが、保険料の払込方法を短期間にするなど、契約の仕方を工夫することで返戻率を向上させることが可能です。中には110%を越える商品もあります。複数の見積もりを取って、必ず比較をすべきです。

2.貯蓄型か保障型か?

学資保険には貯蓄を優先する「貯蓄型」と、いざというときの保障にも力を入れている「保障型」に分けられます。

いずれにしても最も大きな目的は貯蓄部分にありますので、期待する貯蓄性が満足できるかは重要なポイントです。

一般的には保障が厚くなるほど貯蓄性は下がります。

3.満期となるタイミングはいつか?

学資保険の満期は商品によって15歳、17歳、18歳、20歳、22歳などがあります。大学受験用の資金を中心に貯める17歳や18歳満期に人気があります。

4.入る時の金利が高いか低いか?

学資保険は、加入時に確定した予定利率がずっと適用される、長期固定金利商品であるため、一般的に金利が低い時期は加入に優れた時期とは言えません。

加入に適しているのは、金利が高い時期、つまり予定利率の高い時期です。

ただし、昨今のように低金利が長く続いている状況では、金利が上昇するまで待っているといつ入ればよいかわからないということになりかねませんので、「確実に貯める」ことも考えながら、加入時期を決断する必要があります。

まとめ

学資保険は特定の保険会社が使用する商品名で、保険種類としては「こども保険」に入ります。教育資金を積み立てて確保することを目的とした貯蓄性のある保険です。

学資保険は以下のような特徴があります。

  • 保険料が積み立てられ、満期を迎えると満期保険金が受け取れる
  • 進学時にお祝い金が受け取れる
  • 契約期間中に契約者の親が亡くなった場合、以降の保険料の支払いが免除される

長期間資金が拘束されるというデメリットはありますが、将来の教育資金を確実にためていきたいという要望がある場合にはメリットを見いだせると思います。

特に定期預金にはない魅力がいくつもありますので、商品選びはできるだけ多くの選択肢から給付時期や払込期間等、返戻率などを比較してじっくり検討するのがよいでしょう。

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長谷川桂介

長谷川桂介

今まで10年以上、法人や個人の資産運用に従事。また保険だけでなく投資や節税、資金調達など法人の財務に関する実務をこなしてきた企業財政のエキスパート。
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