機械保険とは?必ず確認しておきたい補償範囲と基礎知識

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
a0006_002186

機械が故障したときに補償されるのは文字通り機械保険ですが、どのようなときに補償が受けられるのか、なかなかイメージしにくいことと思います。

簡単に言うと、機械保険は、機械設備・装置が故障したときに補償される保険です。また、従業員の操作ミス、ショート・アーク等の過電流など機械設備・装置に生じた損害でも補償されます。

この記事では、機械保険について、必ず押さえておいていただきたいことを、分かりやすくお伝えします。

この記事をお読みになれば、機械保険について基本的なことが理解でき、火災保険との違いなどが理解できますので、是非最後までお読み頂き、お役立て頂ければと幸いです。

1. 機械保険とは機械が故障をしたときに補償される

1.1. 機械保険は機械が故障したときの修理費用などが補償される

機械保険は簡単に言うと、冒頭でも申し上げたように、機械設備・装置が故障したときに保険金が受け取れる保険です。ただ、故障の原因は、例えば、従業員の人の操作ミス、機械の衝突など様々です。

工場等で使う機械は高額なものが多く、故障したら修理や買い替えの代金が大変です。中には数千万円、数億円する機械もあることでしょう。メーカーの保証期間中であれば無償で修理や交換をしてもらえると思いますが、通常5年など一定期間が経過するとメーカーに保証してもらえなくなります。

したがって、機械保険は工場等を持っていて、機械設備をたくさん使っている法人様には必須と言えます。

1.2. 機械保険と火災保険の違い

火災が起きて機械が壊れたら、機械保険と火災保険のどちらから保険金を受け取れるでしょうか。

火災が起きたときに保険金が受け取れるのは、基本的に火災保険からです。後ほどお伝えいたしますが、機械保険は火災による故障をカバーしていません。

火災保険は、機械設備の故障を手厚くカバーしてくれます。例えば、火事に至らなかったとしても、いわゆる「電気的事故」、「機械的事故」による故障の場合に保険金を受け取ることができます。「電気的事故」とは過電流などにより「ショート」、「スパーク」などを起こした場合などが代表的な事故例です。

ただし、火災保険の中には機械設備等が補償の対象外になっていたり、特約を付けなければカバーされなかったりする場合があります。したがって、現在加入している火災保険を必ず確認して、機械設備も補償されているものに変更するのをおすすめします。

2. 機械保険でカバーされる補償内容

では、機械保険で、どこまでの損害をカバーできるでしょうか。基本的な補償範囲は、大まかに、以下の4通りに分けられます。

2.1. 損害保険金

機械保険の基本的な保障は機械設備・装置が故障したときに事故前の状態にするための、修理費用などが支払われます。

2.2. 損害防止費用

損害の発生・拡大を防ぐのにかかった費用です。損害自体を防ぐ措置をしないと、損害が拡大し、損害賠償金もどんどんかさんでいきます。したがって、損害自体を防ぐ費用や、損害の拡大を防ぐための費用もカバーされます。

2.3. 臨時費用保険金

損害保険金以外に、対応のためにかかった宿泊費、交通費等の臨時費用が支払われる保険もあります。

通常、損害保険金額の10%くらいの場合が多いです。ただし1回の事故につき、限度金額が決まっています。

2.4. 残存物取片づけ費用保険金

機械が故障して使えなくなった場合には、跡片付けのための取りこわし費用、取片づけ清掃費用および搬出費用が一定金額補償されます。通常は保険金額の数パーセントまでが補償されます。

3. 機械保険の注意点

上述のように、機械保険は、機械が急に故障した場合や、従業員が壊した時に補償されます。しかし、機械が故障したからといって何でも補償されるわけではありません。

機械保険で保険金を受け取れない場合を簡単にご説明させていただきます。

1. 故意・重大な過失によっての故障は補償されない

機械は使用するときに間違って操作をすると故障することがあります。

ミスがあまりに重大すぎる場合は、「重過失」となり、「故意」つまり知っていてやった場合と同じと扱われてしまいます。

よって、ひどいミスのせいで損害が発生した場合には、補償してもらえないということです。

2. 火災による場合は補償されない

先ほども簡単にお伝えしましたが、火災が原因で機械が故障しても、補償の対象とはなりません。工場などあ火災が起こることもあり、機械保険だけではなく、火災保険でしっかりと補償をしておきましょう。

3.  腐食、さび、侵食などにより生じた損害は補償されない

上記の故意、過失に似ているのですが、年数が経過するとさび、腐食により故障することがありますが、その場合は補償されません。機械にはある程度の寿命があり、手入れを怠ると補償されませんので、故障したときに補償されるように、普段からしっかりと手入れしておきましょう。

まとめ

機械保険は工場等で高額な機械を扱っている場合は必要な保険です。ただし、手入れを怠り、腐食、サビなどではいざ故障をしても補償されない場合もありますので、故障をしないように普段の手入れを欠かさないようにしましょう。

また、火災により機械が故障した場合には機械保険からは補償されず、火災保険での補償になります。特にボヤで機械が故障をするケースもあり、火災保険によっては補償されないようになっていますので、確認をしておきましょう。

機械保険についてお悩みの事業者様へ

次のようなことでお悩みはありませんか?

・自分の会社にピッタリの機械保険を選んで加入したい
・現在加入中の機械保険の補償内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい

もしも、機械保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

telhoken

機械保険の無料相談のお申込みはこちらから

会社の現金を今までより30%多く残す!法人保険の具体的活用術

会社が軌道に乗って利益が出てくるようになったとき、取られる法人税の額に驚いたことはないですか?

会社のキャッシュは自分自身で守ることができます。30%多く残すというのも現実的な話です。たとえば、以下のようなことも可能です。

  • ・ 損益計上のタイミングを調整しながら資金を30%以上多く準備する
  • ・ 同じキャッシュで従業員の退職金を45%以上多く準備する
  • ・ 合計800万円を全額損金にして、利益を繰り延べ確保する

本書では、より多くのキャッシュを残すための法人保険の活用法を、71ページにわたって具体例をもとに詳しく解説しています。

是非ダウンロードして、今後の会社経営にお役立て下さい。


無料Ebookを今すぐダウンロードする

長井 大輔

長井 大輔

保険のパートナー・保険の教科書 運営責任者、今まで1000名以上の個人・法人のお客様のご相談にお応えしてきた生命保険・社会保障・税務・資産運用に精通しているファイナンシャルプランナー
保険の教科書の購読はSNSが便利です。