子供に生命保険は必要なの?知っておきたい4つのポイント

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あかちゃんさんぐらす

子供向けの生命保険商品が各社で販売されており、CMでもご覧になったことのある方はいるかと思います。

ただ、そのときあなたは『子供に生命保険はかけるべきなの?』と思いませんでしたか。実は、私もいくつかの理由があり子供に生命保険を掛ける必要性をあまり感じていません。

本日は子供の生命保険についてご説明していきますので、是非最後まで読んでいただけたらと思います。

ここから子供に生命保険が必要か判断するをポイント中心に以下の4つを解説していきます。

  1. 生命保険は経済的損失補てんのために加入する
  2. 子供の生命保険商品のメリット・デメリット
  3. 子供に保険を加入させるならば医療保険に限る3つの理由
  4. 子供の医療保険商品のメリット・デメリット

それでは早速ご説明していきます。

1、生命保険は経済的損失補てんのために加入する

私が子供に生命保険を掛ける必要性を感じていない理由を簡潔に申し上げますと

『万が一、子供が死亡してしまっても家計に経済的な損失は発生しないから』です。もちろん、精神的な喪失感は計り知れないものだとは思います。考えたくもないことですよね。

しかし、子供がタレントでない限り、子供が家計を支えているということは考えられません。

2、子供の生命保険商品のメリット・デメリット

ここまででは、子供に生命保険は必要ないという話をしましたが、子供が加入できる保険とそのメリット・デメリットをここからご紹介しますので、参考にしてみてください。

子供が加入できる保険は、5歳から加入できる商品がほとんどですが、0歳から加入できる商品もあります。

ⅰ)終身保険

メリット

一生涯保障を若いうちから準備できるため、大人になってから加入するより毎月の保険料が割安。

大学進学時期に解約することで学資金の備えにもなる。

子供の葬儀費用の準備ができる。

デメリット

ただでさえ育児にお金がかかる時期に親が保険料を支払っていかなければなりません。

物価上昇で子供がこの保険を引き継ぎ、老後を迎えるころにはインフレ等で保険金額の価値が低くなっている可能性もあります。

ⅱ)養老保険

メリット

被保険者が子供で若いので、死亡リスクが少ない分、貯蓄性・解約返還率が高い。満期の時期を大学進学に合わせることで満期金を学資金として活用することもできる。

デメリット

ただでさえ育児にお金がかかる時期に親が保険料を支払っていかなければなりません。子供が満期保険金を受け取るころにはインフレ等で保険金額の価値が低くなっている可能性があります。

参考)子供を被保険者とする死亡保障は、各保険会社の保障と合算して1,000万円までしか加入できないようになっています。

ここまでは生命保険(死亡保障)のお話をしましたが、みなさんは「医療保険は必要では?」と思いませんでしたか。

確かに子供は家計を支えてはいませんが、大きな病気をして医療費で家計を圧迫させてしまう可能性は考えてしまいます。ここからは、基本的には子供に医療保険もあまり必要がないという理由と、もしも子供に生命保険を加入させるならば、『医療保険』であるということをお伝えしていきます。

3、子供の医療保険も基本的にはいらない。

子供の医療費は、ほとんどの自治体で『無料』となっています。

ただし、子供の医療費助成制度は自治体により異なります。

医療費助成制度の確認すべきポイントは以下の5つです。

  • 助成を受けられる子どもの年齢
  • 通院、入院による違い
  • 親の所得制限があるかどうか
  • 一部負担金があるかどうか
  • 助成方法は、現物給付か償還払いか

上記5つのポイントは、住んでいる場所によって全く異なります。

子供がいる家庭の方は引っ越しをするときに、駅を基準に考える場合が多いと思いますが、同じ最寄り駅でも異なる市町村が入り混じっていることがありますので、どの市町村が子供の医療費助成で有利かを判断して引っ越す場所を決めていただきたいと思います。あと数メートル先のマンションなら医療費助成制度が手厚い自治体だったという後悔をしないようにしていただきたいです。

また、以下のような制度も子供には用意されています。

『小児慢性疾患医療費助成制度』

小児がんと診断された場合には、健康保険のほかに利用できる制度です。

この医療助成制度では自己負担限度額(月額)が生計中心者の所得に応じて定められ、それを超えた額は免除されます。例えば外来の場合は、月々の自己負担額が5,750円を超えることはありません。重症患者認定を受けた方は、所得に関係なく自己負担額の全額が免除となります。

『特別児童扶養手当』

精神又は身体に障害を有する児童がいる場合に受給できる手当です。

支給月額は、1級51,100円、2級34,030円です。

原則として毎年4月、8月、12月の3回に分けてそれぞれの前月までの4か月が支給されます。

『障害児童福祉手当』

精神又は身体に重度の障害を有するため、日常生活において常時の介護を必要とする状態にある在宅の20歳未満の者に支給されます。

支給月額は14,480円です。 障害児福祉手当は、原則として毎年2月、5月、8月、11月の4回に分けてそれぞれの前月分までが支給されます。

『小児がん交通費等補助金制度』

小児がんの治療のため、遠隔地の病院へ通う場合の交通費及び宿泊費と病院と自宅が片道120km以上離れている場合の交通費と宿泊費を年間で20万円を上限として支給します。

3月、6月、9月、12月の4回に分けて、各月の末日到着分まで支給されます。

上記制度のように、子供には大人以上に大きな病気や障害のための手厚い社会保障が用意されています。

ただし、所得制限が設けられている制度なので、収入が高い場合には支給されない場合があります。

4、子供の医療保険商品のメリット・デメリット

ここまでは、公的な助成制度などが充実しているから子供には医療保険は基本的にはいらないというお話をさせていただきましたが、以下の理由でそれでも医療保険に加入したいという方もいらっしゃるかもしれません。

  • 医療費助成制度の内容が薄いとき、あるいは助成制度では賄いきれないくらいの医療費がかかってしまったときに備えられるため。
  • 子供が入院中に親が仕事を休んで看病をしても、入院給付金がもらえることで、親の看病中の所得の補償のような保険とみなして医療保険を活用することができるので、親は安心して子供を入院させてあげることができるため。
  • 医療保障は死亡保障に比べると加入しにくいので早めに加入しておくことで、将来医療保険に加入できないという状況を未然に防ぐことができるため。

こういった理由で、医療保険に加入したいという方のために、子供のための医療保険と共済のメリット・デメリットをお伝えします。

ⅰ)こども共済

メリット

月々の掛け金が安いです。(1,000円程度)

ケガの保障が充実しており、通院や骨折、個人賠償責任まで保障されています。

デメリット

医療費負担のために保険に加入する場合は、医療費助成制度の手厚い地域だとほとんど医療費がかからないため、入院や手術などでの給付金は必要ないケースが多いです。

ⅱ)医療保険(特約)

メリット

万が一の入院・手術への備えができます。

特約で医療保障を持つ場合は、保険料は数百円であるため気軽に加入・付加できます。

デメリット

医療費助成制度の手厚い地域だとほとんど医療費がかからないため、入院や手術などでの給付金は必要ないケースが多いです。

ここまでで、子供を生命保険に加入させなくてもよいという根拠と子供の生命保険商品のメリット・デメリットをご紹介しました。

医療保障よりも子供の賠償責任に対する保険などを希望されている方にはこどもの県民共済などを活用すると保険料も安く、賠償や通院まで幅広くカバーできるので安心です。また、年に一度、掛け金の20~30%が還付金として戻ってきます。

まとめ

子供の死亡などによる経済的な損失は考えにくいため、基本的に子供を生命保険に加入させる必要はありません。

また、もしも子供を生命保険に加入させるのであれば、医療保険あるいはこども共済がおすすめです。

ただし、子供には医療費助成制度をはじめ様々な制度が用意されており、医療費負担などはほとんど発生しないようになっています。よって、基本的には医療保険も加入する必要はありません。

しかし、医療費助成制度に関しては住んでいる場所によって内容が異なりますし、その他の制度には所得制限もありますので、給付金を受給できるかは確認が必要です。社会保障やその他の公的制度を確認して、もう一度子供の保険について慎重に検討してみましょう。

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松澤 正宣

松澤 正宣

大手生命保険会社にてオフィス長を経験。
これまで200名以上のセールスに教育・研修を行ってきた保険のコンサルタント。
得意分野は資産家・経営者の税金対策。
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