医療保険の種類|商品を選ぶ前に必ず知っておきたい基礎知識

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医療保険 種類

そろそろ医療保険を検討しようと思って、ネットで探していると、商品がたくさん出てきて混乱していませんか?

入院をしたときに困らないように加入するのが、医療保険ですが、はじめて検討する時にまず思うのが、医療保険には「どんな種類があるのか」ではないでしょうか。

そこで今回の記事では医療保険の種類ごとの特徴を解説します。医療保険に加入を検討されている方、見直しを検討されている方は頭の中を整理するためにも是非参考にしてください。

はじめに:医療保険の主な種類

医療保険は各保険会社は販売しており、競争も激化しています。インターネットなどで調べると無数の商品が出てきますが、混乱しないように主な医療保険の種類を抑えておきましょう。

これから主な医療保険の種類とその特徴をお伝えしていきます。

大きく分けると6種類あります。

  1. 終身医療保険
  2. 定期医療保険
  3. 女性向け医療保険
  4. 貯蓄型医療保険
  5. 引受緩和型医療保険
  6. 無選択型医療保険

それでは順番に解説していきます。

1. 終身医療保険

終身医療保険とは一生涯保障が続く医療保険のことです。一生涯の医療保障であるため老後の医療費に不安や心配を抱えている方向けの医療保険です。加入時の保険料がかわらないので、毎月の保険料を抑えることができます。

終身医療保険

終身医療保険の特徴

  • 満期…なし
  • 保険期間…一生涯を保障
  • 保険料…一定
  1. 加入から払込満了時まで保険料は一定で、保険料の払込満了後も一生涯保障が続きます。
  2. 保険を解約した場合でも解約返戻金を受け取ることができます。(加入期間が短い場合は全く支払われない場合もあります。)

終身医療保険はこんな方におすすめ!

  • 一生涯の保障が欲しいという方
  • 保障と貯蓄の両方を兼ね備えたいという方

2. 定期医療保険

ある期間だけ医療保障が必要な場合に活用されることが多い医療保険です。定期的な見直しができ、ライフプランなどの変化に対応できる保険です。同額の保障の場合、終身医療保険に比べ保険料の負担を抑えることができますが、保険期間満了時に更新した場合、保険料も年齢に応じて更新されます。

定期医療保険

定期医療保険の特徴

  • 満期…あり
  • 保険期間…一定期間を保障
  • 保険料…更新するまで一定
  1. 満期金や配当金がない掛け捨ての保険になるので、保険料は割安です。
  2. 保険料は更新時の年齢に応じて適用されます。基本的には、更新の度に保険料は上がります。
  3. 健康状態に左右されず、最長80歳まで更新することができます。

定期医療保険はこんな方におすすめ!

  • 割安な保険料で一定期間の保障が必要な方

医療保険の比較に関しては全ての医療保険を比較して分かった個人的におすすめする保険ベスト3で行っていますので参考にしてください。

3. 女性向け医療保険

最近医療保険の中でも保険会社が力を入れているのが、この女性向けの医療保険です。

イメージは以下のようになります。

女性向け医療保険保障イメージ

女性向け医療保険とは、通常の病気・ケガ以外に女性特有の病気をより手厚く保障してくれる保険になります。女性向け医療保険も定期型と終身型の2つに分かれます。

一般的な医療保険との違いとは?

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女性向け医療保険は、女性特有の病気の保障を充実させるために、入院給付金や手術給付金の保障額が多めに設定されています。一般的な医療保険の入院給付金が日額1万円だとします。しかし、女性向け医療保険で女性特有の病気で入院した場合、給付金は日額1万5千円から2万円になるのです。まとめると、一般的な医療保険に比べると女性特有の病気のときだけ保障が手厚くなるということです。

どのような病気が保障されるの?

女性特有の病気とはどのようなものが該当するのでしょうか。以下が対象の病気になります。

女性特有の病気

(例)子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣機能障害・子宮脱・妊娠高血圧症候群・子宮外妊娠乳腺症・切迫流産・骨盤位・卵管炎・卵巣のう腫・骨盤腹膜炎・卵巣がん・子宮頸がん子宮体がん・膣がん など

女性特有の病気の保障範囲は各保険会社により異なりますので、保険約款で確認しておきましょう。

女性にも多い病気による入院も手厚く保障される

(例)鉄欠乏性貧血・大動脈炎症候群・低血圧症・アレルギー性紫斑病・バセドウ病甲状腺腫・橋本病・クッシング症候群・胆石症・胆のう炎・リウマチ性多発筋痛腹圧性尿失禁・尿管結石・ネフローゼ症候群・糸球体腎炎・腎盂腎炎 など

これらの病気は男性もかかる可能性のある病気ですが、女性の方がかかる可能性が高い病気として
保障の対象になるものです。これらの病気にかかると、入院給付金にプラスで上乗せされた給付金を受け取ることができます。ただこちらも保険会社によって保障の範囲が異なりますので、確認しておきましょう。

女性向け医療保険はこのような方におすすめ!

女性の特有の病気や女性に多い病気に対して保障を手厚くしておきたいという方

「他の病気やケガの備えも必要だけど、女性特有の病気に対する保障も手厚くしておきたい」という方は女性向け医療保険の加入がおすすめ。帝王切開も保障に含まれるので、安心度もかなり増すのではないでしょうか。既に妊娠している方は条件付での加入になったり、場合によっては加入できない可能性もありますので、保険会社や営業担当者へ問い合わせてみるのも良いでしょう。

女性向け医療保険はこの保険に加入していないと給付金がおりないというわけではなく、あくまでも給付金が「上乗せされる」イメージを持って頂ければわかりやすいかと思います。また、女性疾病は各保険会社によって保障の範囲が異なります。女性疾病の保障範囲が狭い保険会社と広い保険会社がありますので、加入前に保険約款を見て疾病の保障範囲をきちんと確認しておくことが大切です。

4. 貯蓄型医療保険

「掛け捨てはいやだ」という人が気になるのがこの貯蓄型医療保険でしょう。大きく分けて以下の2種類あります。

  1. 健康祝い金が受け取れる商品…5年・10年など一定期間入院しなかったら、健康祝い金として10万円など一時金が受け取れるというもの。
  2. 一定期間まで続けると保険料が戻ってくる商品…保険料を一定まで払い続けると、将来払い込んだ保険料がすべて戻ってくるというものです。

貯蓄型医療保険のメリット・デメリット

メリット

  1. 保険料が無駄にならない
  2. 掛け捨てに比べて保険料が高くなるので生命保険料控除による控除額が大きくなりやすい

デメリット

  1. 保険料が高い
  2. 商品が少ないので選択肢が狭い
  3. 途中で解約すると損になる可能性が高い

掛け捨ての商品と比べて保険料が高くなります。また近年、貯蓄型医療保険の商品が非常に少ないため、選択肢は少ないです。(※商品によって違う場合があります)

掛け捨て医療保険のメリット・デメリット

メリット

  1. 保険料が安い
  2. 商品が豊富にあり、選択肢が広い
  3. 商品がわかりやすい

掛け捨ての医療保険は商品が豊富となっており、選択肢が広いです。保険料も安くなってきているので保険料の負担が少なくて済みます。(※商品によって違う場合があります)

デメリット

  1. 保険料が掛け捨てになってしまう

掛け捨ての場合、保険料は戻ってきません。入院をしなかった場合でもそのまま保険料が掛け捨てになります。

貯蓄型と掛け捨ての医療保険どちらがいいの?

個人的な意見ですが、貯蓄型よりも掛け捨ての医療保険をおすすめします。医療保険は病気やケガで入院や手術をしたときに備えておく商品ですので、掛け捨ての医療保険で保険料をできるだけ抑えて、貯蓄はその他の商品で賄う考え方の方が良いかと思います。

詳しくは貯蓄型の医療保険と掛け捨ての医療保険どちらがいいの?で比較していますのでご覧ください。

5. 引受緩和型医療保険

引受基準緩和型とは、保険に加入する際の条件を緩和した形の保険ですので、持病や健康上の理由で保険加入をあきらめていた人でも加入しやすい医療保険になります。3つから5つほどの健康状態に関する質問をクリアできたら加入することができます。

引受基準緩和型-無選択型保険

引受緩和型医療保険のメリット・デメリット

メリット

  1. 持病があっても加入がしやすい。
  2. 過去の病気で入院をしても保障してもらえる。

デメリット

  1. 通常の医療保険よりも割高。
  2. 契約日から一定期間に保障が半額になる。
  3. 特約が少ない。

まずは通常の医療保険にトライしてみよう!

引受緩和型の医療保険はあくまでも「通常の医療保険に加入できなかった」、「厳しい条件付きでの加入」になってしまった場合に検討するものです。引受緩和型の医療保険を考える前に、まずは通常の医療保険にチャレンジすることをおすすめします。最近では保険会社の健康状態の審査も緩くなってきていますので、チャンスはあります。

近年各保険会社が引受緩和型医療保険に力を入れています。そして、新商品もどんどん発売されており、なるべく多くの情報を集め複数の保険会社の商品から検討するのが良いでしょう。

6. 無選択型医療保険

「引受緩和型医療保険」に加入できなかった場合、次に検討するのは「無選択型医療保険」です。
無審査で誰でも加入することができますが、保険料はさらに高くなります。

  1. 既往症の再発や悪化による入院・手術は保障の対象外
  2. 保険契約してから90日の間に病気で入院や手術をしても保険金や給付金は支払われない

保険会社によって内容が違うので検討するときには内容をしっかり確認しましょう。そして保険料と保障内容を見た上で、加入を考えるときは慎重に検討しましょう。

まとめ

医療保険の種類には次のようなものがあります。

1.終身医療保険
2.定期医療保険
3.女性向け医療保険
4.貯蓄型医療保険
5.引受緩和型医療保険
6.無選択型医療保険

このように商品自体は無数にありますが、大きく分けると6種類になります。混乱しないように頭を整理してから自分にとって最適な商品を選択しましょう。

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長井 大輔

保険のパートナー・保険の教科書 運営責任者、今まで1000名以上の個人・法人のお客様のご相談にお応えしてきた生命保険・社会保障・税務・資産運用に精通しているファイナンシャルプランナー
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