火災保険の見直し|定期的に行うべき見直しのポイント

火災保険は、加入してからの見直しが重要になる保険です。

加入中に、家庭の状況が変わることが多いため、定期的に見直して最適化することで、お得に保険と付き合えるようになります。その場合、着目すべきポイントがあります。

そこで今回は、火災保険の見直しについて、

  • 何故見直しが必要なのか
  • 見直しのポイント

を解説していきます。

1.なぜ火災保険を見直す必要があるのか

まず、なぜ火災保険を見直す必要があるのでしょうか。

火災保険は、加入した時にはベストな火災保険だったとしても、時間の経過や環境の変化などで、数年後も最適であるとは限りません。

例えば、住宅を増築した場合、増えた面積に応じた「建物」の保険金額の増額が必要となります。また、子どもが独立して家族の人数が減った時などは、家財が減る分保険金額を減らすことができます

このように、家自体の変化や子どもの成長などに合わせ、火災保険を見直すべきタイミングが訪れるのです。

また、保険会社は新しい保険商品をリリースすることがあります。

そういった保険商品は、今までのものより特約や補償などが柔軟になっていることが多いので、保険を鞍替えすることで、最適な内容で契約できる可能性があるのです。

1.1.火災保険は中途解約が可能

火災保険は、保険期間内でも任意解約が可能です。さらに、解約時には残った期間に応じて、解約返戻金を受け取ることができます。

つまり、保険の見直しをして掛け替える時は、大きな損失もなく解約をすることができます。どの程度お金が返ってくるかについては、詳しくは「火災保険の解約返戻金はいくら受け取れるか」をご覧ください。

2.火災保険の見直しのポイント

ここから、火災保険を見直す際のポイントについてお話ししていきます。見直しのポイントを把握することで、効率的に保険の最適化が可能です。

2.1.保険金額の見直し

まずは保険金額についてです。

保険金額の評価基準には、「新価(再調達価格)」と「時価」という2つがあります。

「新価(再調達価額)」は、経年劣化を計算に入れず、損害を受けた建物と同じものを新たに建て替えるとしたらいくらかかるか、ということです。

算定方法には直接法や間接法などがありますので、興味のある方は国税庁のサイトをご覧ください。

これに対し「時価」は、経年劣化した状態の建物の評価額です。

築年数分の経年劣化を考慮する分、「新価」よりも評価額は安くなり、その分保険料も割安になるのですが、保障される金額も現状の建物の評価額を基に支払われるため、安くなってしまいます。

現在では新価基準での契約が主流ですが、昔から長期で契約しているというような火災保険は時価基準で評価されている可能性がありますので、こういった場合は見直しが必要でしょう。

その他にも、家財の増減や建物の増築などで、保険金額を見直した方が良い場合があります。

そのようなポイントに注意しつつ、保険金額についても今一度見直してみましょう。

2.2.補償内容についての見直し

補償内容についても、見直しが必要な場合があります。それは、無駄な補償を外す場合と、必要な補償を追加する場合です。

なお、火災保険の基本的な補償範囲・補償内容については、詳しくは「火災保険の選び方|必要な補償を備えるため知っておきたいこと」をご覧ください。

無駄な補償を外す場合

たとえば、マンションの上階に住んでいる場合、床上浸水のリスクはほぼないので、「水災」の補償の必要性は乏しく、外してしまっても問題はありません。

もし、加入時に訳も分からずとりあえず火災保険を決めてしまったという場合は、このような「ムダな補償」を付けている可能性があります。

建物の立地や階層などをしっかりと把握し、最適な補償内容にすることで、保険料を抑えて必要十分な保険の補償を受けられるでしょう。

必要な補償を追加する場合

加入時は意識していなかったが、その後で重要性を意識する補償もあります。

昨今、自然災害や地震の被害が多く発生し、それらから家を守る必要性も高まってきました。火災保険は台風、豪雨、水害をはじめとする自然災害も補償範囲としてカバーすることができますので、それらの補償がきちんと備えられているか、確認して、もし足りないのであれば、追加する必要があります。

また、見落としがちなのが地震保険です。地震保険は、地震によって家や財産が失われてしまった場合に、当面の生活に必要なお金を速やかにカバーするための保険です。火災保険では、地震による火災や津波等で被害を受けた場合は補償してもらえないので、地震保険に入るしか手段がありません。

地震保険の運営において、民間の保険会社は利益を上げておらず、どの保険会社で加入しても保険料や補償内容は完全に同じです。つまり、補償内容の割にお得な保険と言えますので、入っておくに越したことはありません。

地震保険の必要性については「地震保険は必要!データをもとに本音で語る」をご覧ください。

2.3.保険期間の見直し

保険期間も見直しの重要なポイントです。火災保険は、契約期間を長くするほど保険料が安くなります。

契約期間は最長10年まで設定できます。

長期契約の保険料は、1年間の保険料に所定の長期係数をかけて計算します。その長期係数は、契約期間が長くなるほど割安な保険料になる仕組みです。

保険期間 長期係数
2年 1.85
3年 2.7
4年 3.5
5年 4.3
6年 5.1
7年 5.9
8年 6.7
9年 7.45
10年 8.2

たとえば、年間3万円の火災保険料で10年契約をする場合、普通は3万円×10年となるのですが、長期係数が適応されるので、3万円×8.2で計算することになるのです。

長期契約の注意点

ただし、保険期間を見直して長く設定し直す場合、以下の2点に注意が必要です。

  • 火災保険の契約内容を忘れがちになる
  • 補償内容の見直しをしようという機会が少なくなる

解約返戻金を受け取れるので、損は少ないです。長期契約の割引率は魅力なので、なるべく長期で契約するのがおすすめです。

まず、長期契約にする場合、火災保険の補償内容を忘れてしまいがちなので、補償内容のポイント(補償範囲、保険金額、重要な特約等)を押さえておく必要があります。

また、短期の契約と違って、更新の時に契約内容を見直す機会が少なくなりますので、ライフスタイルの変化に応じ、意識して補償内容をチェックして、必要があれば見直すことも重要です。

なお、長期契約の中途解約でも、残りの期間の額に応じた額の解約返戻金を受け取れますので、損は少ないと言えます。

まとめ

火災保険は、家庭の状況や環境の変化によって、最適なプランが変化していくことがあります。場合によっては、無駄な補償を削り、必要な補償を追加するなどの見直しをする必要があります。

火災保険は建物・家財といった重要な財産のリスクをカバーするものですので、どんな時でも、必要十分な補償内容を備えておかなければなりません。保険金額や補償内容、保険期間など、見直しのポイントを踏まえつつ、定期的に見直しをしていくことが大切です。

損害保険の保険料を平均20~30%削減できる具体的方法

私たちは、他社にはない独自のノウハウで、数々の会社様の損害保険の保険料を削減してきました。

まず、論より証拠、以下はその事例のほんの一部です。いずれも補償内容はそのままに、保険料の大幅な削減に成功しています。

  • ・不動産業(事業用火災保険) : 112万円⇒52万円(-54%
  • ・建設業(建設工事保険等) : 212万円⇒150万円(-30%
  • ・アパレル業(貨物保険) : 120万円⇒96万円(-20%
  • ・病院(賠償責任保険等) : 173万円⇒144万円(-17%
  • ・運送業(自動車保険) : 5,800万円⇒5,000万円(-14%

この無料Ebookでは、私たちがお手伝いしたコスト削減の事例をご紹介します。

そして、業種別に、むだのない最適な保険の選び方をお伝えします。

ぜひ、今すぐダウンロードしてください。

すぐに知りたい方は、0120-957-713までお問い合わせください。


無料Ebookを今すぐダウンロードする

事業用火災保険についてお悩みの事業者様へ

次のようなことでお悩みはありませんか?

・自分の会社にピッタリの事業用火災保険を選んで加入したい
・現在加入中の事業用火災保険の補償内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい

もしも、事業用火災保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

telhoken


事業用火災保険の無料相談のお申込みはこちらから

The following two tabs change content below.
保険の教科書 編集部

保険の教科書 編集部

私たちは、お客様のお金の問題を解決し、将来の安心を確保する方法を追求する集団です。メンバーは公認会計士、税理士、MBA、中小企業診断士、CFP、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー等の資格を持っており、いずれも現場を3年以上経験している者のみで運営しています。
TOPに戻る