相続税対策で忘れてはいけない「配偶者控除」のメリットと落とし穴

あなたは、相続税対策で「配偶者控除」の制度を活用しての節税を考えていることと思います。

「配偶者控除」(正式には「配偶者の税額の軽減」)は、よく、「配偶者の相続する遺産が1億6,000万円までなら相続税がかからない制度」という説明がされます。しかし、この説明は、ともすれば誤解を招くおそれのある表現で、実際には、落とし穴があります。

この記事では、「配偶者控除」のメリットと落とし穴について、イメージしやすいように具体例を上げて説明します。

是非とも最後までお読みになって、「配偶者控除」の制度を正しく活用するためにお役立てください。

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法人向けがん保険「1/2損金」を有効活用する2つの条件

いわゆる「法人向けがん保険」を「節税商品」として説明しているのを目にしたことがあると思います。

確かに「法人向けがん保険」は、保険料の1/2を損金に算入でき、その点をもって「節税」と呼ばれることがあります。

しかし、「損金」だけに気を取られていると、解約までのトータルで考えると損をすることもあります。

しかも、「法人向けがん保険」は平成24年4月の通達で「1/2損金」とされる以前は、保険料全額を損金算入する扱いが「黙認」されていたものです。もしも損金を多く計上してその時点での税負担を軽くすることを「節税」と呼ぶならば、「1/2損金」扱いは以前と比べてメリットは少ないはずです。それにもかかわらず、現在、敢えて活用するメリットは何なのかという問題があります。

この記事では、現時点で「1/2損金」の法人向けがん保険について、有効活用するための2つの条件を説明します。

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法人のためのがん保険3タイプそれぞれの最適な活用法

経営者の皆様は、法人向けの終身がん保険で解約返戻金のあるタイプが「節税」に役に立つという話を聞いたことがあると思います。

確かに、以前は保険料の全額が損金に算入できるという扱いになっていたため、税負担を軽くする効果が大きく、「節税商品」としてよく売られていました。また、解約返戻金がある程度積み上がっていくことから退職金の資金の積立の方法としても活用されていました。しかし、現在、全額損金扱いは認められなくなり、損金に算入できるのは1/2のみとなっています。そのため、返戻率が低めの「法人向けがん保険」は以前ほど活用のうまみが少なくなったとも言われます。

他方、個人向けと同じ解約返戻金のないタイプのがん保険を、従業員の福利厚生で活用する方法があります。

この記事では、がん保険の解約返戻金のあるタイプとないタイプのそれぞれについて、法人にとって有益な活用法を分かりやすく説明します。

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個人事業主が法人化をする時に知っておきたいメリットとデメリット

個人事業主の方であれば、一度は「法人化」「法人成り」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

例えば、「法人化すれば税金が安くなる」「法人化すれば無限に責任を負わなくてすむ」「法人化すれば後継者への事業の引き継ぎがスムーズにできる」「法人化すれば大きな信用を得られる」など、法人化した場合のメリットについての話を耳にしたことが多いと思います。

しかし、それらのメリットが具体的にどういう意味なのかということは、なかなかイメージしにくいのではないでしょうか。また、リスクやデメリットがないのかということも気になると思います。

そこで、この記事では、個人事業主が法人化することを考える上で押さえておくべきメリットとデメリットを、重要な点に絞って説明していきたいと思います。

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がん保険は「節税」に有効?経営者が知っておくべき税制改正ポイント

中小企業の経営者などのあいだで全額損金算入できるということで「節税商品」と言われ人気の高かった、いわゆる「法人向けがん保険」は、2012年4月27日に国税庁より税制改正の発表があり、「2分の1損金」に変更となりました。

本来、この保険は事業主や社員の治療費など福利厚生や事業保障を目的とするものでしたが、条件を満たせば保険料を全額損金扱いできたため、課税対象となる利益を保険料に回して税負担を軽減することができました。

しかし、税制改正で「2分の1損金」扱いとなったことにより、その効果は大きく薄れたといえます。

この記事では、事業保障及び税負担の軽減の観点から、「法人向けがん保険」の有用性について考えてみたいと思います。

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相続税について必ず知っておきたい9つの重要ポイント

相続税法の改正法が平成27年1月から施行され、相続税の課税対象が広がりました。その結果、これまで相続税を支払わなくてもよいはずだった人も相続税を気にしなければならなくなりました。

不動産等のある程度大きな財産を持っている人や、中小企業を経営している人は、もしも相続税がかかるならばご家族の相続税の負担をなんとか軽くしたいと思っているのではないでしょうか。また、そもそも、相続税のしくみからしてなかなか具体的なイメージが持てず、よく分からなくてパニックになっていたりはしませんか?

相続税対策はいろいろありますが、まずは相続税の基本的なしくみを正しく理解しないと効果的な対策をすることができません。

この記事ではまず、相続税の計算方法について重要なポイントに絞って説明した上で、特に不動産や株式といった高額で分割が難しい財産にスポットを当てて、相続税の負担を軽くできる制度や手段をご紹介します。

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設備投資した資産の減価償却|節税・資金繰りに役立つ基本

工場を建てたり機械等を導入したりするなどの設備投資をした場合、その資産については減価償却という処理を行うことになります。

費用を計上するので、効率よく計上すれば節税になります。また、その分だけ税金を支払わなくて済むのでキャッシュを温存でき、資金繰りの役に立ちます。

ただし、税法上、減価償却の期間は資産により決まっていて、償却のタイミングを後ろに伸ばしたりすることはできないので、注意が必要です。また、いついくら償却できるのか、というのを押さえておく必要があります。

この記事では、設備投資して購入した機械等の資産について、効率よく減価償却して節税・資金繰りに役立てるために是非とも押さえておいていただきたい基本的な知識をお伝えします。

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マンションの相続税を抑えるため必ず押さえておくべき3つのポイント

マンションを相続した方、あるいは、いずれ将来マンションを相続する予定がある方は、相続税がかかってくるのかどうか、かかるならばどの程度お金を準備しなければならないのか、お悩みのことと思います。

そして、相続税を支払うにしても、何とかして金額を下げられないかとお考えになっているのではないでしょうか。

特に、平成27年から相続税法が改正され、課税される人の範囲が広がっています。そのため、これまで相続税を気にしなくてよかった方も、他人事ではなくなってきました。

この記事では、マンションの相続について悩みや不安を抱いている方のために、マンションにかかる相続税の計算方法がどうなっているか説明します。

そして、その上で、相続税の負担を軽くする方法について、分かりやすくお伝えします。

押さえておいていただきたいポイントは3つです。

  • マンションの評価額の計算方法
  • 基礎控除
  • 配偶者控除(配偶者の税額軽減)

これらのポイントを押さえておけば、マンションの相続税の負担を大幅に軽くするのに役立つはずです。

この記事をお読みいただきたいのは、これからマンションを相続する方だけではありません。いずれ相続させる立場になる方、つまり現在マンションを所有している方や、これからマンションの購入をお考えの方にとっても、役に立つ内容になっているはずですので、是非最後までおつきあいください。

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養老保険で従業員の退職金を準備するメリット・デメリット

多くの会社で、従業員の退職金を準備するのに利用されているのが、養老保険(福利厚生プラン)です。

個人向けの養老保険があまりメジャーでないのに比べ、法人向けの養老保険はわりとよく活用されています。それは、保険料の1/2を損金に算入できるという形で税制上優遇されるというメリットがあるためです。ただ、メリットはそれ以外にもあります。また、デメリットもあります。

この記事では、養老保険で退職金を積み立てることのメリット・デメリットについて、実践的な活用法の具体例を交えて、分かりやすくお伝えします。

なお、従業員の退職金を準備するメジャーな方法として、他に中小企業退職金共済という制度があります。そのため、それとの比較も意識しながら説明していきます。

よろしければ中小企業退職金共済についてのこちらの記事も併せてお読みください。

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法定相続人とは?必ず押さえておくべき5つのポイント

ここをお読みの皆様は、相続対策について書物やウェブサイトを調べていて、「法定相続人」という言葉をよく目にしていることと思います。

しかし、専門用語がからんできてとっつきにくかったり、「法定相続人」をめぐる法律上のルールが複雑に見えたり、いまいちよく理解できなかったりするのではないでしょうか。

「法定相続人」という言葉を理解することは、相続対策を考える上で、絶対に避けて通れないものです。そして、「法定相続人」に関するルールは、ごく一般的な社会常識を基に作られているので、根本的な考え方を知れば、理解するのは意外に簡単なものです。

この記事では、「法定相続人」について、絶対に押さえていただきたい5つのポイントに絞って、すっきりと理解できるようにお伝えします。難しい専門用語をできるだけ使わず、細かすぎる知識に立ち入ることもなく、具体的なイメージを持っていただけるよう説明しますので、是非、最後までお読みになってください。

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