保険の見直しで保障内容を充実させつつ実質保険料を下げた50代女性の見直し事例
- 2015年9月4日公開

田中様は会社員の方です。平成6年に生命保険にご加入されて以来、手をつけられておられませんでした。今後の将来を考えたときにこのままの保険でいいのか悩まれていらっしゃいました。
まずは現在加入している保険の保険会社の担当者の人に相談されましたが、意に沿うような提案ではなかったため、自分でインターネットで医療保険を中心に探されましたが、種類がたくさんありすぎてどれがいいのかわからなかったので、ご相談頂きました。
- 家族構成 独身
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- ご本人様:56歳
ご相談結果
見直した結果、田中様からご要望頂いた一生涯の終身医療保険にし、保障内容を充実させることができました。保険料もこれから更新で保険料を上がるのを防いだ上に、総額年間2,000円抑えるとこができました。
見直し前 | 見直し後 | ||
支払保険料合計:24,295/年 | 支払保険料合計:24,350/年 | ||
終身保険 | A生命(平成6年契約) 1000万円 保険料:12,530円(60歳まで) |
終身保険 | A生命(平成6年契約) 1,000万円 保険料:12,530円(60歳まで) |
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医療特約 | A生命(平成6年契約) 1日あたり5,000円 保険料:21,715円(終身保険12,530円) |
終身医療保険 | A生命(平成18年契約) 1日あたり10,000円 がん診断給付金100万円 がん通院1日あたり5,000円 保険料:11,820円 |
がん保険 | B生命(平成12年契約) 診断給付金100万円 入院1日あたり10,000円 保険料:2,580円 |
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※終身保険は以前のものを継続しており、終身医療保険はより保険料が安いものを選択しています。 ※生命保険に関しては「必ず知っておきたい!生命保険の全情報と全知識」を参考にしてください。 ※医療保険に関しては「必ず知っておきたい!医療保険で損をしないための全知識まとめ」を参考にしてください。 |
- 今回の見直しポイント
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- ご加入されている1000万円の終身保険はそのまま継続
- 80歳までしかない医療保険を一生涯続く終身医療保険に変更
- 医療保険の更新が無くなり、将来の総額保険料を約20%削減
- これから不安ながんの保障の充実
これらの保険をおすすめした理由
それでは今回の見直しの理由を解説していきます。まずは田中様のご相談内容をまとめると以下の通りでした。
- 医療保険が80歳で終わってしまうので、何とかしたい
- このままだと4年後の更新で保険料が上がってしまうので上がらない形にしたい
- 年齢を重ねるに連れ、がんに対する不安がある
それでは一つひとつ保障内容の詳細とその保険をご紹介した理由をご説明していきます。
生命保険の継続
まずは田中様の現在ご加入されている保険を診断させていただきました。その中でも平成6年にご加入された終身保険はそのまま継続したほうがいいとご提案させていただきました。
それは平成6年の金利が高い時に契約した保険だからです。バブル期に加入をした保険は「お宝保険」と言われるもあり、現在の低金利の時よりも有利な保険もあります。
現在の商品と比べると以下のようになります。
現契約 | A生命 | 月々12,530円 | 【保障内容】 ・死亡保険金 1000万円 (死亡・高度障害のとき1000万円支払われる) ・保険期間 終身 ・保険料払込期間 60歳 (保険料の支払いは60歳まで) |
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候補① | B生命 | 月々27,350円 | 【保障内容】 ・死亡保険金 1000万円 (死亡・高度障害のとき1000万円支払われる) ・保険期間 終身 ・保険料払込期間 60歳 (保険料の支払いは60歳まで) |
このように現在販売されている商品と同じ条件で比較をしても保険料が倍以上の違いがあり、そのまま継続したほうがいいと強くおすすめさせていただきました。
がんの保障内容がより充実した終身型医療保険に乗り換え
医療保険は田中様が不満に感じていて、もともと乗り換えを検討されていました。現在の契約内容を確認すると問題が2つありました。
- 保険料が更新で上がっていく
- 更新をしても80歳までしか保障がない
前者に関してですが、平成6年に加入されて以来、10年ごとに更新を繰り返してきたのですが、今度は4年後に更新を控えており、その更新の時の保険料が今の倍になると想定され、田中様としては保険料が払えるか不安があるため、今のうちに将来の保険料が上がらない形にしたいとのご要望がありました。
また、もしこのまま更新をしても、80歳までしか保障が続かず、年齢を重ねるほど医療を受けなければならない状況の中で、将来の医療が不安な契約内容となっていました。
以上の理由で医療保険に関しては他社の商品に見直すべきだとお伝えさせていただきました。
結果、田中様のご要望にお応えする保障内容で、一生涯に渡る終身医療保険の中から、以下の2つを比較して選択して頂きました。
候補① | A生命 | 月々11,820円 | 【保障内容】 ・入院1日あたり10,000円 ・がん診断給付金100万円 ・がん通院1日あたり5,000円 ・特定疾病保険料免除(がん・心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になったときに保険料が免除) ・先進医療特約 通算2000万円まで |
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候補② | B生命 | 月々12,205円 | 【保障内容】 ・入院1日あたり10,000円 ・がん診断給付金100万円 ・がん通院1日あたり5,000円 ・特定疾病保険料免除(がん・心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になったときに保険料が免除) ・先進医療特約 通算2000万円まで |
内容が古いがん保険を解約
上記で医療保険にてがんの保障を手厚くしましたがそれに伴い平成12年にB生命でが加入されていたがん保険の解約をおすすめいたしました。現在加入しているがん保険は内容が古く、問題点は2つありました。
- 診断給付金が上皮内新生物しか対象とならない
- 65歳から保障が半分になる
田中様はがんに対して大変ご不安を抱いており、これから年齢を重ねていく上でどんどんがんになる可能性が増えてくるのもあり、がん保険の保障内容を給付要件を中心に検討したところ見直しをすることになりました。
その理由は2つあります。一つ目は診断給付金が「上皮内新生物」が対象とならないことです。上皮内新生物とは大まかにいうと初期のがんで治療費が掛からないと言われていますが、治療が長くなる可能性があるので念のため保障の対象になったほうがいいとご判断されました。
二つ目が保障が65歳から半分になることです。あと9年で保障が半分になると65歳以降にがんになった時に当然心配になります。将来がんになっても安心して治療を受けられるように上記でお伝えした医療保険に特約でがんの保障を手厚くして、加入していたがん保険を解約することになりました。
上皮内新生物については上皮内新生物とは?がん保険に加入するとき知っておくべき基礎知識をご覧ください。
田中様にインタビューをしました
- 田中様(56歳・会社員)
家族構成 | 家族構成:独身 |
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見直し後の保障 |
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- どうして保険を見直そうと考えたのですか?
- 現在加入している医療保険が80歳までしか保障がなく、将来のことを考えるととても不安になり、今回医療保険だけではなく、保険全体の見直しを考えました。
- 保険のパートナーにお問い合わせいただいた理由は何でしょうか?
- まずは今加入している保険会社の担当の方に相談して、提案をしてもらったのですが、自分の考えに沿ったものではありませんでした。その後友人の知り合いの営業の人にも提案を受けましたが、そちらもあまり納得のいくものではありました。
自分で何とかいいものを探そうと思い、インターネットで探しましたが、種類がたくさんありすぎて、結局どの商品がいいのか、そして自分の保険全体をどうしたらわからなかったため、保険のパートナーのフリーダイヤルに電話をしました。
- 無料相談では、どのようなお話をしましたか?
- まずは自分の保険を担当の方に見てもらい、いいものと悪いものを整理して、自分にとって1番いい方法を提案して頂きました。
そして自分がインターネットでいいと思った医療保険と担当の方おすすめの医療保険を比較して、納得がいく形で1番いいものに加入することができました。
- 今の感想をお聞かせください?
- 初めは無料相談をするのはどんな人がくるのか不安でしたが、実際に会ってみると担当の方が話を真摯に聞いてくれたので、安心して相談することができました。
今回相談したことで、いいものと悪いものを整理することができ、スッキリしたので本当に良かったです。
本当にいい人に相談をすることができ、勉強になりました。非常に満足です。
今後もし、保険で相談することがあった場合にはまた相談に乗ってほしいと思います。また、友人などにも紹介したいと思っています。