3月決算デザイン会社を経営する法人の退職金準備のご相談コンサルティング事例
- 2015年8月28日公開
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保険の教科書 編集部
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全額損金の法人保険を活用して利益を繰り延べ、法人税を10年間で243万円減らし、法人のキャッシュが178万円(24.3%)増加
法人保険を使わない場合 10年後に残せるキャッシュ |
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728万円 |
法人保険を使った場合 10年後に残せるキャッシュ |
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905万円 |
年払98万円の法人保険の活用で、法人税が243万円減らせて、結果的にキャッシュは178万円(24.3%)増加
3月決算デザイン会社を経営する法人様
お問い合わせ内容・経緯
今回の相談のお客様は、デザイン会社を経営している会社の社長です。社長は50代、お嬢様は役員で20代、従業員は 10名程度の会社です。退職金を見越した利益の繰り延べのご相談でした。
今回の提案のポイント5つ
- 年齢・性別・保険期間から、最も返還率の高い商品を選ぶ
- 早期にキャッシュが必要になっても安心な保険を選ぶ
- 出口対策を退職金で想定する
保険のタイプ:全額損金タイプの定期保険
- 全額損金算入の定期保険
- 年間保険料:98万円
- 10年後の解約返戻金:905万円(解約返戻率92.5%)
- 契約者・受取人=法人
- 被保険者=お嬢様(役員)
この法人保険の効果
法人保険を使わない場合 10年後に残せるキャッシュ |
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728万円 |
法人保険を使った場合 10年後に残せるキャッシュ |
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905万円 |
年払98万円の法人保険の活用で、法人税が243万円減らせて、結果的にキャッシュは178万円(24.3%)増加
10年間で支払う保険料は980万円で全額が損金算入できます。
さらに、10年後に解約をすると解約返戻金は905万円出るので、そのまま現社長の退職金にすることで、905万円の雑収入が退職金の支払いの損金と相殺されて利益が計上されずに済みます。
よって、法人保険を活用したことで10年間法人税の負担を243万円軽減できて、法人のキャッシュを178万円増やせることになります。
社長のお嬢様を被保険者とすることで全額損金でも90%以上の解約返戻金の出る保険を選択でき、キャッシュを最大化するプランができました。