定期保険とは|目的に応じた種類と使い方を紹介

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保障期間が限られている定期保険。「掛け捨て型」とも呼ばれ、保障期間が終了したとしても解約返戻金が発生しません。

それ故に保険料を抑えることができ、多額の保障額を少ない保険料で担保することができます。

保障が一生涯続き、貯蓄性があり相続対策にも使える終身保険はやはり魅力的ですが、万一の際、遺された家族を守るための保険としては、定期保険に軍配が上がります。

今回は定期保険について、

  • 定期保険の特徴
  • 定期保険の種類と使い方

を解説していきます。

定期保険という保険商品にフォーカスを当て、本当に必要な定期保険を選ぶ目を養いましょう。

1.定期保険の特徴

定期保険はその名の通り、保障期間が定められている生命保険です。良く比較される終身保険と比較すると、

  • 保障期間の限定されている
  • 解約返戻金が発生しない
  • 更新時に保険料が高くなる
  • 保険料が割安

という特徴を持っています。

最初の3つの特徴は一般的にデメリットに捉えられますが、それを補って有り余るほど、保険料の安さが大きなメリットとなっています。

例えば子供が2人いる夫婦において、夫に不幸があったとします。

遺族年金や夫の死亡退職金で年額250万円程度は給付されるため、残された家族の生活費は何とかなるかもしれませんが、子供の教育費にまではお金が回りません。

子供1人の大学卒業までにかかる教育費は最低でも1,000万円程です。

今回の例で、子供を大学まで進学させたと仮定すると、最低でも約2,000万円の教育費が必要となります。

この金額を死亡保障で担保するとなると、終身保険では困難です。

夫が30歳から保障額2,000万円の死亡保険に加入した場合を、定期保険と終身保険で比較してみましょう。

・定期保険の場合

  • 保障額:2,000万円
  • 加入年齢:30歳
  • 保険期間・保険料払込期間:60歳まで
  • 保険料:月額4,740円

・終身保険の場合

  • 保障額:2,000万円
  • 加入年齢:30歳
  • 保険期間:終身
  • 払込期間:60歳まで
  • 保険料:月額43,280円

月額の保険料に着目すると、終身保険では現実的ではないことが分かるでしょう。

このように、万一の際に遺された家族に不自由させない程度の多額の保障額を担保しつつ、保険料を現実的な金額に抑えられることが定期保険の最大の強みです。

オプションを廃し、死亡保障に特化した生命保険ともいえるでしょう。

2.定期保険の種類と使い方

定期保険の特徴について分かったところで、ここからは定期保険の種類について見ていきましょう。

定期保険には、「全期型」とも呼ばれる平準型のものと「更新型」の2つに分けられます。

ここでは更に、掛け捨て型で保障期間が決まっているという共通点のある「収入保障保険」についても紹介します。

2.1.全期型の定期保険

「全期型」の定期保険は、契約時から保険料払込満了時までの全期間において、保険料が定額で定められています。

契約初期の保険料は更新型の定期保険より割高ですが、同じ保障期間を定めた場合、保険料総額は最終的に安く済みます。

保険料が一定であるため支払い計画も立てやすく、今回紹介するものの中では一番フランクに入りやすいものと言えるでしょう。

子供が生まれた時など、人生の中で特に支出が大きい期間に合わせてで加入することで、最大限に活用することができます。

2.2.更新型の定期保険

「更新型」の定期保険は、10年、15年といった短期の保険期間を設定し、満了するごとに更新していくタイプのものです。

契約初期は短期契約なこともあり、保険料は全期型より割安であり、更新の度に保険料が段階的に上がっていきます。

最終的に同じ保障期間での保険料総額は全期型のものより高くなってしまいますが、小刻みに発生する更新のタイミングで保険の見直しが可能であり、ライフプランの急な変更に対応しやすい、というメリットがあります。

例えば子供が生まれた際は、多額の保障額が必要となりますが、子供が成長するにつれ、その額は減少していきます。

子供が成人し、親離れをした後であれば、退職までの生活費が担保できる保障額があれば良くなり、保障額の見直しによって、月々の保険料を抑えることができます。

このように、更新時の見直しによって合理的な運用が出来るのが。更新型の定期保険の最大の特徴となります。

有効活用するには更新タイミングでの見直しが重要となるため、とりあえず加入しておいて安心したい、という方には全期型の方が向いてるといえるでしょう。

2.3.収入保障保険

収入保障保険は定期保険と同じく、保障期間が決まっており、掛け捨て型の保険です。

定期保険との最大の違いは、万一のことが際、死亡保険金が毎月に分けて支払われることです。

例えば60歳満了で毎月10万円のプランに加入していた場合で、35歳のときに万一のことがあったとすると、

毎月10万円×12ヶ月×25年間=3,000万円

を受け取ることができます。

同条件で、万一のことが55歳に起きた場合、

毎月10万円×12ヶ月×5年間=600万円

を受け取れます。

ここまでで察した方も多いと思いますが、収入保障保険はあくまで「毎月〇〇円」という契約になるため、満了が近づくにつれて保障総額が減少していきます。

退職が近づくにつれ保障額が減少するのは合理的と言えますし、この仕組みの甲斐あって、保険料は割安な定期保険よりもさらに安くなっています。

とある保険会社の収入保障保険を見てみましょう。

  • 加入年齢:30歳
  • 払込期間:65歳まで
  • 保障額:月10万円
  • 年金支払保証期間:5年
  • 保険料:3,380 円(月払)

もし40歳に万一のことがあった場合、

毎月10万円×12ヶ月×25年間=3,000万円

を受け取れる死亡保険と考えると、ほかの保険に比べて相当割安であることが分かります。

保険金は一括受取をすることも可能ですが、その場合は受け取れる保険金が大きく減少してしまいます。

子供の教育等を担保する保険というよりも、遺された家族の生活費を長期的に、安定的に担保するのに向いた保険と言えるでしょう。

また、支払保証期間というものが定められているのも特徴です。

これは、保険期間満了が迫っている時期に万一のことが起こった場合に、定められた期間分の保険金を保障するというものです。

例えば支払保証期間「5年」と定められている場合、保険期間満了まで5年未満の時に不幸があった場合に、

毎月10万円×12ヶ月×5年間=600万円

を保険金として受け取れます。

つまり、55歳でも59歳でも、保障額は変わらず600万円になるということです。収入保障保険特有の特徴なので、覚えておきましょう。

収入保障保険の特徴としてもう一つ挙げられるのが、「健康であるほど保険料が安くなる」ということです。

割引制度について

保険会社によって違いはありますが、収入保障保険には、契約時に加入者が健康であることが有利に働く制度が存在することが多いです。

ここでは多くの保険会社にて採用されている「非喫煙者割引」と「健康体割引」をご紹介します。

①非喫煙者割引

その名の通り非喫煙者に適応される割引です。

過去数年の喫煙状況や、体内に残留するニコチンの数値などを検査し、基準をクリアすることで割引が適応されます。

喫煙者の方で将来的な加入を考えている方は、禁煙も視野に入れてみると良いでしょう。

②健康体割引

加入者が健康であることで適応される割引です。

健康体か否かの判断材料として、血圧やBMI値などが用いられます。

つまりは生活習慣病に対するリスクが判断基準となるので、乱れた生活習慣を送っている方は恩恵を受け辛くなっています。

特約について

最後に特約についても触れておきます。

収入保障保険には様々な特約を付けることができます。

特に就業不能特約は、怪我や事故で働けなくなった場合、月々一定額を担保してくれる就業不能保険の機能を追加することができます。

万一の際、運良く死亡しなくても、怪我や事故で就業不能になってしまっては、家族の生活を支えることが出来なくなってしまいます。

そういった場合を担保する意味で、収入保障保険に加入の際は就業不能特約の追加も検討してみると良いでしょう。

参考:就業不能保険の必要性|知っておきたい社会保障と受取条件

まとめ

いかがでしたか?

定期保険は最も保障に特化した生命保険といえるでしょう。

その中でも、全期型の終身保険は比較的フランクに加入しやすいことが特徴です。子供の教育費の担保等、目的を持って保障期間を合わせることで、その恩恵を最大限活用することができます。

更新型の定期保険は保険の更新に合わせて保険料が上昇し、最終的には保険料総額が全期型を上回ってしまいます。

しかし、更新時に細かく保険内容の見直しを行うことで、合理的かつ効果的な保険運用を実現することができます。急な人生計画の変更にも柔軟に対応できる、魅力な保険といえるでしょう。

収入保障保険は広義の定期保険ということができるでしょう。

毎月定額で保障を受け取ることができ、受取開始時における被保険者の年齢が満了期間が近いほど保障総額が減少していくのが特徴です。

一括受取では受け取れる保険料が目減りしてしまうこともあり、大きな支出よりは遺された家族の生活費を担保する目的で活用される保険と言えるでしょう。

その性質故に保険料が安いのも大変魅力的です。

今回紹介しなかった終身保険も含め、保険の選択には目的を定めることがとても重要です。

何のために保険が必要なのかを考えれば、自ずと最適な保険が見えてきます。

それぞれの保険の性質を理解したうえで目的の設定には妥協せず、是非最適な保険を探し当ててくださいね。

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