遺族年金はいくらもらえる?押さえておくべき年金額と改正のポイント

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遺族年金

一家の大黒柱が死亡したときに、家庭の暮らしの支えとなる遺族年金。遺族年金には遺族基礎年金・遺族厚生年金・遺族共済年金の3つがあります。ただ遺族年金の制度の内容について「よくわからない」と思っている方も多いのはないでしょうか。

特にこれから生命保険を検討する時に知っておかなければいけないのがこの遺族年金です。それは公的な保障で足りない部分を補うのが民間の保険の役割だからです。

そこで本日の記事では、遺族年金についてお伝えしたいと思います。平成26年4月に制度が改正されたので、改正点のポイントについても記事の中でご説明したいと思います。もしかしたらイクメンパパにとって朗報かもしれません。ぜひご参考にして下さい。

はじめに:遺族年金とは?

生命保険に加入するときに知らなければいけないのがこの遺族年金です。一家の大黒柱に万が一のことがあったときに遺族が受け取ることのできる年金です。

遺族年金には以下の3つがあります。

  • 遺族基礎年金
  • 遺族厚生年金
  • 遺族共済年金

どの遺族年金を受け取れるかについては、亡くなった人の職業によって異なります。また、遺族年金をもらえる遺族の範囲も年金の種類によって異なります。

それではこれから亡くなった時にどれくらい受け取れるか見ていきましょう。

遺族年金の受給と年金額の目安とは

これから遺族年金がどれくらい受取れるのか目安をお伝えしていきますが、年収や年金の納付期間によっても違いますのであくまでも目安としてご覧ください。

会社員の人が亡くなった場合の遺族年金

会社員の方が亡くなり、妻と子がいる場合、「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」が併せて受給できます。末子が18歳に到達する年度末になると遺族基礎年金の受給資格がなくなります。それからは遺族厚生年金だけになりますが、中高齢寡婦加算が受給できるようになります。

遺族年金_会社員の場合

ただし、子どもがいなかったり、いても成人しているような場合、遺族基礎年金は支給されません。また、夫が亡くなったが子どもがまだ20代と若い場合は、遺族厚生年金も5年しか支給されません。

自営業の人が亡くなった場合の遺族年金

自営業の方が亡くなった場合は「遺族基礎年金」のみの受給となります。ただし、死亡一時金寡婦年金が受け取れる可能性があります。

遺族年金_自営業の場合

寡婦年金とは

保険料納付期間が25年以上ある自営業の夫が死亡したとき、第1号被保険者期間だけで計算した年金額の4分の3が支給されるものです。受け取れるのは婚姻関係が10年以上あり65歳未満の妻で60歳から65歳までの5年間受け取れます。ただし亡くなった夫が老齢基礎年金や障害年金を受給していたり、妻が老齢基礎年金の繰り上げを受給している場合は受け取ることができません。

死亡一時金とは

第1号被保険者として保険料を3年納めた人が老齢基礎年金や障害基礎年金を受け取らないまま亡くなった場合は死亡一時金が受け取れます。寡婦年金のどちらも受けられる場合は一方を選んで受け取ります。死亡一時金の金額は納付期間と保険料免除期間に応じて12万円~32万円なります。

遺族年金の支給される金額

遺族年金は食号・所得・保険料払込期間によって支給金額が変わりますが、目安は以下のようになります。

遺族年金表

このように家族構成や職業によって支給金額が違いますが遺族が生活をしていく上で一定の金額は受取れます。生命保険を検討する時は必ず自分の遺族年金で受取れる金額を知ってからどれくらい加入するか決めましょう。

生命保険の必要額の計算については死亡保険で絶対に損をしないための本当に正しい必要額の計算方法で詳しく解説しています。

平成26年遺族基礎年金の改正点のポイント

平成26年3月まで遺族基礎年金を受給できる人は、「子どもがいる妻」や「子ども」に限られていました。夫は受給の対象外でしたが、男女差を解消しようということで「子供のいる妻」から「子どものいる配偶者」に変わったため、父子家庭でも需給ができるようになりました。ただし、実施日以降に該当したケースに限りますので、実施日前にすでに父子家庭だった方は、遺族基礎年金は受給できません。

遺族年金改正店のポイント

今回遺族基礎年金は改正があったものの、遺族厚生年金は変わらないままです。ここで遺族厚生年金を受け取れる人をみていきましょう。

遺族厚生年金を受け取れる人
・亡くなった人によって生計を維持されていた妻・子・孫
(子どもや孫の年齢条件、生計維持の条件は遺族基礎年金と同じです)

・亡くなった人によって生計を維持されていた55歳以上の夫、祖父母
(いずれも支給開始は60歳からです)

注意したい点としては、夫に年齢制限がある点です。妻が亡くなった時に夫が55歳未満ですと、遺族厚生年金を受け取ることができません。ただし、対象年齢の子どもがいればその子供が高校を卒業する年になるまで遺族厚生年金を受け取ることができます。

遺族厚生年金が遺族基礎年金と違う点は、対象年齢の子どもがいない妻でも給付金を受け取れるという点です。(夫が30歳未満で死亡した場合は妻は5年間のみしか受け取ることができません)夫が死亡したときに妻が40歳以上であったり、子どもが高校を卒業して遺族基礎年金を受け取れなくなった妻は64歳まで年額57万9700円を受け取れる制度もあります。

まとめ

生命保険の加入をするなら、知らなければいけないのがこの遺族年金です。
一家の大黒柱に万が一のことがあったときに遺族が受け取ることのできる年金です。特に子どもがいる場合大きな保障が受けられるので、生命保険に加入をするときまたは見直しをするときは必ず確認しましょう。

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長井 大輔

長井 大輔

保険のパートナー・保険の教科書 運営責任者、今まで1000名以上の個人・法人のお客様のご相談にお応えしてきた生命保険・社会保障・税務・資産運用に精通しているファイナンシャルプランナー
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