女性必見!乳がんの必ず知っておきたい予防法と治療法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
乳がん 予防法 治療法

日本人女性のおよそ14人に1人がかかる乳がん。日本では乳がんの検診を低額で受けることができますが、日本人の乳がん検診率は先進国でも最低水準の3割の人しか受診していません。

そこで今回の記事では乳がんの予防法&治療法をお伝えしたいと思います。

乳がん検診の種類や自分で簡単にできるセルフチェックのポイントもご紹介しておりますので、乳がんの罹患率が増加する30代の方や罹患率がピークになる50代前後の女性は特に必見です。ぜひ最後までご覧ください。

1. 乳がんの予防法

乳がん検診とセルフチェックをダブル活用しよう

乳がんはがんの中でも自分で発見することができる可能性が高いがんです。定期検診とセルフチェックを活用し、乳がんを早期発見できれば、治癒の確率も高まります。

1-1. 乳がん検診で早期発見&がん予防

乳がんの検診では、問診・視触診・マンモグラフィ検査・超音波検査(エコー)を行います。詳細な検査が必要と判断された場合は、細胞診・組織診などの精密検査を行います。検診の内容について見ていきましょう。

1. 問診・視触診
問診では月経周期・初潮や閉経時期・出産歴・病歴などをチェックします。視触診検査とは、医師が乳房やしこり・変形・陥没・分泌物がないかをチェックするものです。ただし、視触診だけでは早期の小さな乳がんを十分に発見することができません。マンモグラフィや超音波検査と合わせて検査を行うことが重要です。

2. マンモグラフィ検診
乳房専用のX線を用いた検査です。撮影の台に乳房をのせて透明な板で圧迫します。上下、ななめの方向から写真を撮り、状態を調べます。

3. 超音波検診(エコー)
超音波を乳房にあてて反射された音波を画像化し乳房内部の状態を調べます。マンモグラフィ検査と合わせて行うことで乳がんの発見率を高めることができます。

4. 細胞診・組織診(生検)
がんが疑われる場合や、画像診断で良性か悪性か区別がつかない病変などがあったときに行われます。

これらの検査は乳がんの発症率が急増する40代から2年に1回は検診を受けるようにしましょう。

1-2. 乳がんセルフチェックのしかた

1. チェックポイントは6項目
鏡の前に立ち、両腕の力をぬいた状態のまま次のことを調べます。

・乳房の変形や左右差がないか
・ひきつれがないか
・ただれがないか
・しこりがないか
・えくぼのようなへこみがないか
・出血や異常な分泌物がないか

2. チェックするタイミング
乳がんのセルフチェックを行うタイミングは以下のときです。

  1. 入浴の前
  2. 入浴中
  3. 就寝前などでベッドのうえにいるとき

このセルフチェックは生理が終わった後の4~5日を目安に行うようにしましょう。閉経している人は、毎月セルフチェックの日にちを決めて行うようにしましょう。

1. 入浴前の鏡の前で

  1. 両腕を下げた姿勢で、乳房と乳頭を観察します。
  2. 両腕を高く上げた姿勢で、正面・側面・斜めから乳房を観察します。
  3. 乳頭を軽くつまんで血のような分泌液がないか調べます。

2. 入浴中のバスルームで
準備:皮膚の凹凸がわかるよう、手に石鹸をつけ、滑りをよくしておきましょう。

  1. 腕をあげます。乳房の表面に渦巻きをかくようにくるくるしながら、しこりやこぶなどがないか調べましょう。
  2. 指先を揃え、わきのしたに差し入れます。リンパ節が腫れていないか確認しましょう。

3. 就寝前のベッドのうえで

  1. ベッドにあおむけに横たわり、腕を上げます。(薄いクッションがあれば◎)
  2. 乳房の内側半分を指の腹で軽く圧迫しながら調べていきます。
  3. 腕を下げ、乳房の外側半分を指の腹で軽く圧迫しながら調べます。
  4. わきのしたに手を入れ、しこりがないか指の腹で調べます。

乳がんのセルフチェックで自覚症状がなくても、定期的に乳がんの検診を受けることをお勧めします。乳がんの検診では、自分で行うセルフチェックよりも早い段階で異常などを見つけ出すことができます。

セルフチェックはもちろん、乳がんの検診も合わせて受診することが重要です。がんの病巣が早期に発見されれば、治癒の確率も高まるためです。

1-3. 今日からできる!がん予防の「がん12か条」

国立がん研究センターがん対策情報センターによると、がんの原因の多くは「たばこ・飲酒・食事」などの日常の生活習慣によるもので、がん予防対策が効果的に実施されれば、がんの発生率とそれに続く死亡率は確実に下がるといわれています。

ただ、以下の項目をすべて守れば絶対にがんにかからないという方法はありません。がんを予防する方法として参考にして下さい。また、がんの情報は日々さまざまな場所から発信されていますので、情報に振り回されるのではなく、情報の質を見極める力が必要です。

  1. バランスの取れた栄養をとる
  2. 毎日、変化のある食生活を
  3. 食べ過ぎを避け、脂肪は控えめに
  4. お酒はほどほどに
  5. たばこは吸わない
  6. 食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
  7. 辛いものは少なめに、熱いものは冷ましてから
  8. 焦げた部分は避ける
  9. カビの生えたものに注意
  10. 日光に当たりすぎない
  11. 適度にスポーツをする
  12. 体を清潔に

2. 乳がんの治療法

乳がんの主な治療法は3つです。

  1. 手術
  2. 放射線療法
  3. 薬物療法

手術と放射線療法は、乳房内にあるがん細胞だけに効果が期待できる「局所療法」という位置づけで、薬物療養は乳房以外の組織や臓器に存在する可能性があるがん細胞に対して行われる治療法で、「全身療法」の位置づけになります。

1. 手術

乳がんの初期治療の基本が乳房内のがんを取り除く外科手術です。現在主流となっているのはがんの部分のみを切除し、乳房の形をできるだけ残すよう配慮した「乳房温存術」です。がんの広がりが大きく、乳房を残すことが難しい場合には、乳房を取り除く乳房切除術を行います。

1-1. 乳房温存術

  • がんの広がりを把握し、切除と同時に美容的にも満足のいくような形で乳房を残すよう配慮した治療法。
  • 乳房を切除しても、温存しても術後の経過にはほとんど差がないのが特徴。
  • 手術中に組織診や細胞診を行い、慎重に確認しながらがんを取り除く。
  • 術後に残った乳房に放射線療法を行う。(これにより、乳房を切除した場合と同等の効果を得ることができる)

1-2. 乳房切除術

  • 大胸筋と小胸筋以外の乳房を切除します。
  • 患者が希望する場合は、乳房再建手術が行われます。
  • 術後は乳房がなくなり、胸のふくらみなども失われます。

2. 放射線療法

手術で取りきれずに残されているかもしれないがん細胞を死滅させるために行う治療法です。がん細胞に放射線を照射して増殖を抑えたり、死滅させたりする効果があります。

  • 通常、1日に1回放射線を放射します。(照射時間は1~2分程度)
  • 副作用は皮膚炎・倦怠感・白血球の減少などですが、いずれも軽度の場合が多い。

3. 薬物療法

乳がんの薬物療法には、主に「抗がん剤」「ホルモン剤」「分子標的治療薬」を用いた治療法があります。

3-1. 化学療法

  • 全身に拡散した可能性のあるがん細胞を抗がん剤で攻撃する治療法。

3-2. ホルモン療法

  • 女性ホルモンであるエストロゲンを抑えることにより、がん細胞の増殖を抑える治療法です。

3-3.分子標的療法

  • がん細胞に特有の因子を見つけ、狙いうちする治療法です。

3. 乳がんになりやすい人とは?

  • 初潮の年齢が早い方(11歳以下)
  • 出産経験がない、初産年齢が遅い方(30歳以上)
  • 閉経年齢が遅い方(55歳以上)
  • 母親や姉妹に乳がんになった方がいる方

乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが大きく影響しています。エストロゲンは女性の体を作る大切な働きをするホルモンです。しかしこのエストロゲンは分泌されている期間が長いほど、乳がんのリスクが高まってしまうのです。

閉経後はエストロゲンの分泌が止まりますが、別のホルモンが脂肪組織でエストロゲンに変わりますので、閉経後の肥満は乳がんのリスクを高めることになるので注意が必要です。また、経口避妊薬の使用や閉経後のホルモン補充療法によって乳がんのリスクが高くなる可能性もあるそうです。

おまけ:女性ががん保険を選ぶときの注意点

女性特有のがんは上皮内新生物と診断されるケースが多いです。女性特有のがんでも特に子宮頸がん、乳がんは上皮内新生物と診断されるケースが多いがんです。上皮内新生物の場合、病変を切除してしまえば完治する可能性が高いです。

ただ、乳がんの場合「乳房切除術」、子宮頸がんの場合「子宮全摘出」など油断はできません。

がん保険を選択する場合は上皮内新生物でも悪性新生物と同額の給付金が支払われるほうが安心です。

がん保険についてはがん保険まとめ:がん家系の人は特に抑えておきたい癌と治療費の知識を参考にしてください。

まとめ:乳がんは早期発見、適切な治療を行えば90%以上が治癒する

日本では毎年5万人以上の女性が乳がんにかかっています。乳がん検診の普及により、先進諸国で死亡者は減っていますが、日本ではこの50年間で7倍に増加しています。しかし、乳がんは早期発見で適切な治療さえ行えば、90%以上が治癒する病気です。毎月のセルフチェックと定期検診を日ごろから心がけることが乳がん予防の第一歩となるのではないでしょうか。

余談ですが、男性も乳がんになるリスクがあります。様々な年齢の男性に発生しますが、主に60歳~70歳の男性に発見されます。年間の死亡数は女性の100分の1以下で症例数は乳がん症例の全体の1%にも満たないまれなケースになります。男性の乳がんは女性に比べ他の組織に転移しやすく、生存率も低いため、注意が必要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
プロのFPによる保険無料相談実施中!

もし、あなたが

  • ・保険料は上げたくないけど、もっと内容のいいものにしたい
  • ・子どものために万が一の時にも安心できる保険を知りたい
  • ・自分が加入した時よりも新しくてお得な保険を知りたい

とお考えなら、ぜひ無料相談にお申し込みください。

必ず今の保険料を安くして、かつ内容の良いものをご紹介します。

「知らなきゃ損!誰でも使える8つの社会保障制度をお教えします。」

日本人は民間保険に入らなくても、以下のように、かなり手厚い保障を受け取ることができます。

  • ・ ご主人様に万が一のことがあった時に毎月約13万円を貰える。
  • ・ 仕事を続けられなくなった時に毎月約10万円を貰える。
  • ・ 出産の時に42万円の一時金を貰える。
  • ・ 医療費控除で税金を最大200万円節約できる。
  • ・ 病気の治療費を半分以下にすることができる。
  • ・ 介護費用を1/10にすることができる。

多くの人が、こうした社会保障制度を知らずに民間保険に入ってしまい、 気づかないうちに大きく損をしています。

そこで、無料EBookで誰もが使える絶対にお得な社会保障制度をお教えします。 ぜひダウンロードして、今後の生活にお役立てください。


無料Ebookを今すぐダウンロードする

保険の教科書の購読はSNSが便利です。