上皮内新生物とは?がん保険に加入するとき知っておくべき基礎知識

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
上皮内新生物(写真)

「上皮内新生物」
がん保険について調べるとこの言葉をよく目にします。

上皮内新生物とはつまり「がん」のことです。
「じゃあ悪性新生物との違いは何?」と疑問をお持ちの方もいるはず。

そこで本日は上皮内新生物と悪性新生物の違いと保障内容の変化についてお伝えしたいと思います。
がん保険を検討するときには必ず知っておかなければいけない知識なので確認しておきましょう。

ぜひ最後までご覧くださいね。

1. 上皮内新生物と悪性新生物の違い

がんの中でも大きく分けると「悪性」と「上皮内」に分かれますが、言葉だけ見ると「何が違うの?」と訳が分からないのではないでしょうか。

簡単にお伝えすると悪性は進化をし、転移の可能性がある一般的にがんと言われたときに思い浮かぶものです。対して上皮内は治療を行えばほぼ完治し、転移もしないもので上皮内がんと表現されますがそれほど怖くないものです。

それでは具体的に詳しく違いをお伝えしていきます。

1-1. 上皮内新生物とは

上皮内新生物は「上皮内がん」「上皮内腫瘍」とも呼ばれています。治療を行えば転移や再発の可能性はほとんどないといわれています。
上皮内新生物とは、がんが上皮(粘膜層)内にとどまっており、基底膜以降の組織に浸潤していない状態のがんのことです。

主に大腸の粘膜や子宮頚部にできます。
初期状態のがんですが、「肺がん・食道がん・すい臓がん・肝臓がん・膀胱がん」もまずは内臓の上皮組織内に発生する可能があります。

上皮内新生物

上皮内新生物は放置すると進行してがんになる可能性が高いですが、きちんと治療を行えば、3年生存率は「ほぼ100%」。
ステージ診断では「0期」といわれています。

1-2. 悪性新生物とは

悪性新生物は基底膜をさらに進んで他の組織に浸潤しているがんのことです。
リンパ液や血液にのってがん細胞が運ばれ、多臓器へ転移している可能性も考えられます。

悪性新生物

2. がん保険の上皮内新生物と悪性新生物の保障の違い

昔のがん保険は上皮内新生物と悪性新生物でがん保険の保障内容が異なっていました。中には上皮内新生物の場合は給付金が出ないものもありました。
上皮内新生物は、「適切な治療を行えばほぼ100%治るがんである」と考えられていたからです。

例えばこのような違いがあります。

以前のがん保険保障内容

このように上皮内新生物と悪性新生物で保障内容が異なる保険が多かったのです。

現在のがん保険の保障内容

最近では上記のような保障プランの商品が多いです。
※診断給付金や手術給付金の額は加入するプランなどによって変わってきます。

ただ、注意して欲しいのは全ての保険会社が上皮内新生物と悪性新生物の保障を同じに扱っているわけではないということです。
診断給付金や手術給付金に差がある商品ももちろんありますので、がん保険の加入を考えている方は、しっかりチェックすることが重要です。

3. 対象となる病名

上皮内新生物の対象となる病名

(例)・大腸の粘膜内がん
・乳腺の非浸潤性乳管がん
・膀胱や尿管などの乳頭状非浸潤がん
・子宮頚がん等の上皮内がん
・子宮頚部高度異形成 など

悪性新生物の対象となる病名

(例)・肝臓がん
・すい臓がん
・甲状腺がん
・悪性リンパ腫
・白血病 など

4. 上皮内新生物の部位別で見た比率

以下は部位別にまとめた上皮内新生物の割合です。

・子宮がん 44.4%
・膀胱がん 33.7%
・大腸がん 18.5%
・乳がん 10.5%
・食道がん 6.5%

国立がん研究センターがん対策情報センター
「がん診療連携拠点病院院内がん登録 2008年全国集計報告書」より

子宮頸がんや膀胱がんなど約半数近くの人が上皮内新生物の割合になっているものもあれば、胃がんや肺がんなどは1%に満たないという数値もでています。
同じような保険料と給付内容であれば、上皮内新生物でも給付される方が有利です。

女性は「乳がん」や「子宮頸がん」にかかるリスクが高く、特に若い女性は上皮内新生物の割合が高いので、上皮内新生物でも保障してくれるタイプの商品を選ぶと良いでしょう。
保険会社の商品よっては上皮内新生物は保障の範囲に入っていないものもあるので、よく検討した上で、上皮内新生物も保障に入っているものを選びましょう。

5. まとめ

ここでおさらいです。上皮内新生物については以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

・上皮内新生物は「がん」であるが、悪性新生物とはわけられている。
・上皮内新生物は適切な治療を行えば、3年生存率はほぼ100%である。
・子宮頚がんや膀胱がんは上皮内新生物の割合が高い。
・保険会社によっては「上皮内新生物」が保障の範囲に入っていないものもあるので、加入する際よく確認しておくこと。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
プロのFPによる保険無料相談実施中!

もし、あなたが

  • ・保険料は上げたくないけど、もっと内容のいいものにしたい
  • ・子どものために万が一の時にも安心できる保険を知りたい
  • ・自分が加入した時よりも新しくてお得な保険を知りたい

とお考えなら、ぜひ無料相談にお申し込みください。

必ず今の保険料を安くして、かつ内容の良いものをご紹介します。

「知らなきゃ損!誰でも使える8つの社会保障制度をお教えします。」

日本人は民間保険に入らなくても、以下のように、かなり手厚い保障を受け取ることができます。

  • ・ ご主人様に万が一のことがあった時に毎月約13万円を貰える。
  • ・ 仕事を続けられなくなった時に毎月約10万円を貰える。
  • ・ 出産の時に42万円の一時金を貰える。
  • ・ 医療費控除で税金を最大200万円節約できる。
  • ・ 病気の治療費を半分以下にすることができる。
  • ・ 介護費用を1/10にすることができる。

多くの人が、こうした社会保障制度を知らずに民間保険に入ってしまい、 気づかないうちに大きく損をしています。

そこで、無料EBookで誰もが使える絶対にお得な社会保障制度をお教えします。 ぜひダウンロードして、今後の生活にお役立てください。


無料Ebookを今すぐダウンロードする

保険のプロのFPによるLINE相談実施中

保険のことお気軽にご質問ください。保険の教科書執筆陣が直接お答えさせていただきます。下のボタンを押して「保険の教科書相談室」を友達追加してご自由にご質問ください。尚、ご相談は、保険に関してのものに限らせて頂いております。社会保障に関しては、お住いの地域の役所にご確認頂きます様よろしくお願いいたします。

※接客中や、営業時間外、休日祝日の場合は返信が遅れることがございます。あらかじめご了承ください。


LINEで相談する
長井 大輔

長井 大輔

保険のパートナー・保険の教科書 運営責任者、今まで1000名以上の個人・法人のお客様のご相談にお応えしてきた生命保険・社会保障・税務・資産運用に精通しているファイナンシャルプランナー
保険の教科書の購読はSNSが便利です。