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光熱費を節約するため、自宅をオール電化にしたというご家庭も多いのではないでしょうか。
確かにオール電化にすることで、熱源にガスより割安な電気を消費することになり、結果的に光熱費が安くなることが多いようです。
しかし中には、オール電化にしたにも関わらず光熱費があまり下がらず、がっかりしている人も多いのではないでしょうか。
実はオール電化住宅の電気代は、ちょっとしたことを見直すことで抑えることができます。
そこで、今回はオール電化住宅の電気代節約について、カギとなるポイントと具体的な方法を紹介していきます。
保険の教科書 編集部
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目次
オール電化住宅の節約方法を見ていく前に、オール電化のとは何なのかについて説明します。
オール電化とは、従来の過程ではガスを利用していた熱に関する装置を、すべて電気で動かせるようにすることです。
最もイメージしやすいのはIHクッキングヒーターでしょうか。
ガスコンロと違い、電気の力で熱を発生させており、その分火力調整などがしやすくなっています。
基本的にガス代は電気代よりも割高な傾向があります。
オール電化にすることで、光熱費を電気に一本化することができるので、割高なガス代を支払う必要がなく、結果的に光熱費を抑えることができるということがメリットです。
また、ガスを使わないことにより、一般の家庭よりも火災のリスクが少なく、安全であることも利点として挙げられます。
最近は、電気代が年々高くなってきており、オール電化にした意味がないのではないかという声も見受けられるようになってきました。
電気代が上昇している理由として、「燃料費調整制度」が挙げられます。
この制度は、電気事業を行っている事業者を燃料の価格変動から守るために作られた制度で、簡単に言うと、燃料の輸入価格については小売価格になるべく早く反映させるというものです。
参考:燃料費調整制度について|電気料金について|資源エネルギー庁
つまり、燃料の輸入価格が上がればそれに応じて電気代は速やかに高くなり、安くなった場合をそれに合わせて安くなるということです。
2018年の経済産業省の調査では、日本の電気料金が2010年から年々上がり続けており、2016年に電力の小売が全面的に自由化したことで一時的に下がったもの、未だ高い水準を保っていることが分かります。
しかし、これはガス代にも言えることなのです。
電気の燃料の輸入価格が上がっているということは、天然ガスは液化石油ガスなどの価格も上がっているということです。
つまり、ガス代についても電気代と同じように年々上昇していっているということになります。
結果、未だにオール電化住宅の光熱費は一般家庭のものよりも割安であることが多く、節約のためにオール電化にする意味は保たれているといえるでしょう。
オール電化のことが分かったところで、電気代を節約するにはどうすればよいのかについてみていきましょう。
オール電化住宅における節約で重要なポイントとなるのは1つ、「電気を利用する時間帯」です。
実は、オール電化向けの料金プランは、昼料金と夜料金が設定されているものが多く、基本的に夜の電気代の方が安くなっています。
例として、東京電力のオール電化向けプランを見てみましょう。
東京電力のオール電化向けプランである「スマートライフ」では、従量料金部分が以下のような料金設定になっています。
参考:スマートライフ|電気料金プラン|東京電力エナジーパートナー株式会社
上記より、午前1時から午前6時までの間に電気を使った方がお得ということが分かりますね。
つまり、可能な限り電気を夜間に使うことが、オール電化住宅での節約のカギとなるわけです。
節約のカギが分かったところで、オール電化住宅における節約方法を紹介していきます。
先述したように、オール電化住宅での節約のポイントは時間帯です。
とはいえ、電気代のために深夜に活動するのは良策とは言えません。
そこで、電気代が安い時間に電化製品が動くよう、タイマー設定をしておきましょう。
例えば朝の起床時間に合わせて洗濯機や炊飯機などのタイマー設定をすれば、電気代を節約できるだけでなく、時間のない朝に効率良く立ち回ることができます。
節約だけでなく生活を豊かにするためにも、是非習慣として取り入れてみてください。
電気の力でお湯を沸かすエコキュートは、多くの電力を消費する装置です。
そのため、エコキュートの使い方を工夫するだけで、大きな節約効果が期待できます。
エコキュートには、メーカーによって差はあれど、様々な設定がをできます。
そういったモードを使いこなすことで、電気代を節約することが可能です。
例えばダイキンのエコキュートの場合、お湯を沸かす量の設定として、おまかせ・たっぷり・すくなめの3種類があります。
お湯をあまり使わない日はこまめにすくなめモードにすることで、沸かすお湯の量が減り、電気代の節約が可能です。
また、ダイキンのエコキュートには昼間休止という機能も備わっており、電気代の高い昼間はお湯を沸かさないようにすることも可能です。
季節によってもお湯を使う量は異なるはずですので、時期や状況に応じて、設定を上手く使い分け、節約を試みましょう。
長時間家を空ける場合は、エコキュートを休止設定にしておきましょう。
面倒ですが、こまめにやれば確実に効果がある節約方法です。
エコキュートの追い炊きは、お風呂の水を循環させ、タンク内で再び温めなおすことになるため、電気代が多くかかります。
お風呂に入る時間帯などを家族で上手く調節するなど、なるべく追い炊きをしなくてよいように工夫しましょう。
どうしてもお風呂のお湯を温め治したい場合は「高温足し湯」の機能を使いましょう。
こちらはすでに温めてあるお湯を足すだけなので、追い炊きよりはお得にお風呂を温めなおすことができます。
ピークカット設定とは、消費電力を抑えたい時間帯を設定すれば、お湯が足りない場合を除いて沸き上げを行わないようにすることができる機能です。
電気代が時間帯によって細かく設定されている場合には便利な機能なので、機能が付いているエコキュートの場合は忘れずに設定しておきましょう。
貯めておいた熱で床を温める蓄熱暖房機も、使い方を工夫すれば効果的に節約することができます。
オール電化住宅の夜間は安いの定義に漏れず、蓄熱暖房機も、蓄熱を夜間に済ませてしまえば電気代を節約できます。
蓄熱の設定が夜間からはみ出ないように注意しながら、しっかりと設定しましょう。
前日の蓄熱量設定が上手くいっていないと、日中に熱が切れてしまうことがあります。
この際に暖房機をすぐ使うには、追い炊きをするしかないのですが、日中の追い炊きは電気代が高いです。
幸い、季節ごとの設定蓄熱量の目安が記載されているものが多いので、しっかりと確認して、熱切れを起こさないように注意しましょう。
エコキュートを同じように、長時間外出する際には電源を切りましょう。
また、夏場など、活躍の機会がない季節には、待機電力を食われないように電源プラグを抜いておくと節約になります。
電気会社が打ち出しているオール電化向けの電気料金プランは多々あり、料金設定や時間帯区分などが様々です。
先に参考で載せた東京電力の「スマートプラン」は、午前6時~翌午前1時の日中帯と、午前1時~6時までの深夜帯に分かれていましたが、同社が打ち出してる「夜トク12」であれば、9時~21時、21時~翌9時までとなっており、お得な時間帯がずれています。
中には、中部電力の「スマートライフプラン」など、時間帯区分が3つに分かれているものもあるのです。
人それぞれ生活リズムには差があるのは当然で、それゆえにお得に使える電気料金のプランも変わってきます。
電気会社やプランを選ぶ際には、自身の生活リズムで最もお得に使えるものを探すと良いでしょう。
オール電化住宅での節約方法について紹介してきました。
オール電化住宅の電気代を節約する際、最も大きなポイントになってくるのが「時間帯」です。
基本的に夜間の方が電気代が安いので、タイマー設定ができる電化製品や蓄熱、エコキュートなどは夜に動かすようにしましょう。
それぞれの電化製品を上手く設定できれば、想像以上に簡単に節約をすることができるので、オール電化住宅に住んでいる人一度試してみていただけたらと思います。
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