マンションリフォームの費用はどれくらい?相場のまとめ

マンションのリフォームでは、決して費用が安くないと想定されることから、実際にどのくらいかかるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

購入した中古マンションを全面的にリフォームしたい、キッチンやお風呂だけリフォームしたいなど、一口にマンションのリフォームといってもさまざまな種類があります。

この記事では、それぞれのケースごとにどのくらいの費用がかかるのか紹介しています。

The following two tabs change content below.
保険の教科書 編集部

保険の教科書 編集部

私たちは、お客様のお金の問題を解決し、将来の安心を確保する方法を追求する集団です。メンバーは公認会計士、税理士、MBA、CFP、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、行政書士等の資格を持っており、いずれも現場を3年以上経験している者のみで運営しています。

1.マンションリフォーム費用

ここでは、マンションを全面リフォームする場合、一部をリフォームする場合の費用をそれぞれ紹介します。

1-1.マンションの全面リフォームする場合の費用

長く暮らしたマンションの一室を全面リフォームする場合、はじめから中古マンションを購入し全面リノベーションする場合などがあります。

このようにマンションを全面リフォームする場合の費用相場を、リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」の「フル(全面)リフォームの費用と相場」(2021年3月時点)を参考に紹介します。

なおホームプロに確認したところ、「中心価格帯」とは統計上中心となる価格帯、「目安価格帯」とは名前のとおり、目安となる価格帯とのことでした。

こちらのサイトで紹介する豊富なリフォーム事例をベースに算出されたデータなので、信頼性は高いといってよいでしょう。

まずマンションを全面リフォームする場合の費用相場は、上述のとおり中心価格帯が500万円~600万円、目安価格帯が300万円~700万円です。

以下は、各価格帯の割合を示した表です。

100万円未満ですんでいる場合から、1,000万円以上かかっている場合まで幅広くなっていることがわかります。

なお全面リフォームの場合、工事費用のほかに工事中の仮住まいが必要になることから、引っ越し用や仮住まいの家賃、荷物を一時的に保管しておくためのトランクルーム代などがかかります。

上記費用は、それら全てを含んだ場合の費用とお考え下さい。

1-2.マンションの一部をリフォームする場合の費用

マンションの一部をリフォームする場合の費用相場、キッチン、浴室、トイレ、洗面、ベランダ、リビング、ダイニング、寝室、玄関

キッチン・浴室など特定の箇所だけリフォームするという場合もあるでしょう。

上記は、箇所ごとのリフォーム費用の中心価格帯です。

リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」の「マンションリフォームの施工費用と相場」(2021年3月時点)を参照しています。

ただ全面リフォームと同様に、上記はあくまで中心価格帯であってリフォームの内容によっては、費用が大きく異なる場合も十分に考えられますのでご注意ください。

2.実際のリフォームの費用例

ここでは実際のリフォームの事例を参考に、それぞれどのくらい費用がかかったかの例を紹介します。

あくまで一例ですが、ご自身がリフォームを検討する際の参考にして下さい。

2-1.【費用例1】中古マンションを購入し全面リフォームした事例

中古マンション全面リフォームイメージ

リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」(「中古マンション購入!心地よいわが家へ」)を参考に紹介します。

この例では築年数が21~25年の中古マンションを購入し、以下の箇所をリフォームしています。

キッチン 吊戸をなくして開放感たっぷりのキッチンにリフォーム
浴室・バス 浴室を清潔感溢れるシステムバスへ
トイレ お子様の大好きな星柄のクロスとグリーンのクッションフロアに。便器は節水機能・温水洗浄便座付きの新しいタイプに変更
洗面 人造大理石を使ったきれいで長持ちする洗面へリフォーム。引き出しタイプの収納力が高いキャビネットを採用
リビング 和室・リビングの間仕切りをなくし広々とした空間へリフォーム

これらのリフォームを実施し、リフォーム費用は360万円となっています。

なお、こちらの事例の詳細は上記リンク先でも確認いただけます。

2-2.【参考例2】マンションの床を吸音・断熱が可能なタイプへ張り替え

マンション床リフォームイメージ

こちらは、株式会社 建築資料研究社の書籍(発行人:馬場栄一、「新リフォーム[見積り+工事管理]マニュアル」、2017年、33頁)に記載された事例を引用しています。

お子様が多いなどで階下に迷惑とならないように床を吸音タイプにしたり、断熱にして過ごしやすくしたりすることもあるでしょう。

この事例では、マンションのリビングの床を全面張り替えするにあたって、吸音・断熱を兼ねグラスウールを施工しています。

グラスウールとはガラス繊維を主原料とした素材で、断熱性・保湿性・吸音性に優れているといわれています。

この事例では、解体や引き渡しの清掃費なども含め350,000円の費用がかかっています。

 【参考例3】マンションのバルコニーに板状のウッドデッキを敷く

ウッドデッキリフォームイメージ

こちらは、株式会社 建築資料研究社の書籍(「新リフォーム[見積り+工事管理]マニュアル」、2017年、145頁)に記載された事例を引用しています。

マンションのバルコニーに板状のウッドデッキを敷いて快適な空間にリフォームする事例です。

この事例では、3.6m×7.2mのバルコニーへ、ウッドデッキ用によくつかわれる「セランガンバツ材」を123枚使用しています。

セランガンバツ材とは耐久性・防腐性・防腐性に優れながら、コストも安価な素材として知られています。

この事例のリフォーム費用は施工費や資材の運搬費などを含め440,570円とのことです。

まとめ

マンションを全面的にリフォームする際の目安は、リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」の「フル(全面)リフォームの費用と相場」(2021年3月時点)によれば、中心価格帯が500~600万円、目安価格帯が300~700万円です。

またマンションの一部をリフォームする際の費用は、それぞれの箇所により中心価格帯などが異なります。

このような費用のデータを把握した上で、ご自身が検討するマンションリフォームに近いような事例の費用を参考にすることで、ご自身の場合でどのくらいの費用がかかるかイメージしやすくなるでしょう。

この記事で紹介した、リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」には、さまざまなリフォーム事例が掲載されているので、よろしければあわせて参考にされてはいかがでしょうか。

保険についてお悩みの方へ

次のようなことでお悩みではありませんか?

・自分にピッタリの保険を選んで加入したい
・現在加入中の保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな保険に加入すればいいのか分からない

もしも、保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

h_tel


保険無料相談のお申込みはこちら

【無料Ebook '21年~'22年版】知らなきゃ損!驚くほど得して誰でも使える7つの社会保障制度と、本当に必要な保険

日本では、民間保険に入らなくても、以下のように、かなり手厚い保障を受け取ることができます。

  • ・自分に万が一のことがあった時に遺族が毎月約13万円を受け取れる。
  • ・仕事を続けられなくなった時に毎月約10万円を受け取れる。
  • ・出産の時に42万円の一時金を受け取れる。
  • ・医療費控除で税金を最大200万円節約できる。
  • ・病気の治療費を半分以下にすることができる。
  • ・介護費用を1/10にすることができる。

多くの人が、こうした社会保障制度を知らずに民間保険に入ってしまい、 気付かないうちに大きく損をしています。

そこで、無料EBookで、誰もが使える絶対にお得な社会保障制度をお教えします。
ぜひダウンロードして、今後の生活にお役立てください。


無料Ebookを今すぐダウンロードする

お金の人気記事
データ取得中
TOPに戻る