通信制大学はどれくらいの学費で通えるのか

通信制大学は、時間の自由が利き、働きながらでも通うことができます。

経済的な事情で学費を自分で稼がなければならない学生や、社会人の方などに人気があります。

しかし、実際にどのくらいの学費がかかるのか、知らないという方も多いでしょう。

今回はそんな通信制大学について、各大学の学費を紹介していきます。

是非ご覧ください。

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保険の教科書 編集部

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1.通信制大学は全部で43校

通信制大学は全国に43校存在します。

各大学に1年次から通った場合の学費総額は、以下のようになります。

大学 学費総額
大阪学院大学 254,000円
帝京平成大学 510,000円
中央大学 528,000円
創価大学 556,000円
近畿大学 590,000円
法政大学 600,000円
慶應義塾大学 610,000円
東京通信大学 620,000円
日本大学 634,000円
日本女子大学 641,820円
帝京大学 644,140円
東北福祉大学 700,000円
放送大学 706,000円
武蔵野大学 710,000円
産業能率大学 760,000円
奈良大学 780,000円
聖徳大学 800,000円
神戸親和女子大学 815,000円
日本福祉大学 828,740円
玉川大学 837,200円
明星大学 840,000円
環太平洋大学 881,490円
中部学院大学 900,000円
東京福祉大学 919,160円
佛教大学 919,500円
姫路大学 950,000円
星槎大学 992,000円
北海道情報大学 1,000,000円
東京未来大学 1,000,000円
九州保健福祉大学 1,000,000円
八洲学園大学 1,055,000円
吉備国際大学 ¥1,100,000円
人間総合科学大学 1,150,000円
愛知産業大学 1,170,000円
京都橘大学 1,250,000円
大阪芸術大学 1,260,000円
大手前大学 1,400,000円
武蔵野美術大学 1,570,000円
京都芸術大学 1,808,000円
サイバー大学 2,800,000円
日本ウェルネススポーツ大学 2,980,000円
ビジネス・ブレークスルー大学 3,735,000円
早稲田大学 4,500,000円

通信制専門の大学の他に、早稲田や慶應などの有名校も通信制を導入しているのがポイントです。

様々な事情で大学に通うことができなくても、上記のような有名校を卒業することができるのはうれしいですね。

詳細は各大学のリンクをご覧ください。

2.通信制大学の学費や諸費用を抑えるために

通信大学では、学費の他に、スクーリング科目を受講する際の交通費や宿泊費、教科書代などがかかります。

2.1.スクーリングにかかる費用について

スクーリング科目は、実際に大学に通って受講しなければならない科目のことで、各季節でまとまった期間行うことが多いです。

例えば法政大学の通信教育部では、東京市ヶ谷キャンパスでのスクーリングの他、地方でもスクーリングを行っており、3日間~6日間で行われます。

参考:スクーリング学習 | 通信制大学なら法政大学通信教育部

地方でのスクーリングであっても、会場が遠方の場合は宿泊費や交通費がかさんでしまうので、注意が必要です。

スクーリングの交通費は、学割を有効活用することで安く抑えることができます。

また、宿泊費についても、最近流行している民泊やAirbnbを利用すれば、ホテルに連泊するよりは費用を抑えることが可能です。

2.2.テキスト代について

テキストは定番の物から大学特有のものまで様々ありますが、通販サイトやフリマアプリなどで探してみると、意外と見つかることがあります。

教科書を購入する前に、中古を探してみるのも良いでしょう。

3.奨学金や授業料免除などの制度について

経済状況的に子供の進学はあきらめるしかないと思っている方もいるかもしれません。

そんな方に対しても、学費については国や大学などが対策を用意してくれています。

対策としては

  • 奨学金
  • 特待生制度

があります。

それぞれ見ていきましょう。

4.1.奨学金制度について

奨学金は、簡単に言えば国や大学などからお金を借り、学費を工面する制度です。

制度の内容は国の場合は統一ですが、大学のものは各校で違いがあります。

①国から借りることができる奨学金

通信大学には国が独自の奨学金を用意しています。

国から借りることができる奨学金は、無利子で借りることのできる1種と、有利子の2種です。

1種は成績優秀であるにも関わらず、学費を工面できない子供のみが受けられるもので、以下のような条件があります。

  1. 高等学校または専修学校高等課程最終2か年の成績の平均が3.2以上であること。ただし、上記の基準を満たさない場合であっても、家計支持者(父母。父母がいない場合は代わって家計を支えている人)の住民税が非課税(市区町村民税所得割額が0円)である者、生活保護受給世帯である者又は社会的養護を必要とする者(児童養護施設入所者、里親による養育を受けている者等)であって、次のアまたはイのいずれかに該当する者は、第一種奨学金又は併用貸与の学力基準を満たす者として取り扱うことができます。
    ア.特定の分野において、特に優れた資質能力を有し、特に優れた学習成績を修める見込みがあること。
    イ.学修に意欲があり、特に優れた学習成績を修める見込みがあること。
  2. 高等学校卒業程度認定試験合格者であること。

2種の奨学金は以下のようなもので、1種よりは条件が軽くなっています。

次の(1)~(4)のいずれかに該当すること。

注意しなければならないのが、「奨学金はあくまで借金である」ということです。

奨学金を借りるということは、社会人になった後で多額の借金を負うということになります。

借りた金額によっては長期間にわたりお金を返し続けることになってしまうので、利用する場合は注意しましょう。

参考:通信教育課程での申込資格・申込基準 – JASSO

②大学が用意している奨学金

大学が用意している奨学金の内容は、大学によって異なります。

基本となる貸与型、給付型の奨学金の他、大学を卒業した著名人の偉業にちなんだものなどが用意されているのが特徴です。

例として、日本大学の奨学金に関するページへのリンクを記載しておきます。

参考:特待生・奨学金制度 | 日本大学通信教育部

各大学の奨学金については「大学名 奨学金」で検索してみてください。

3.2.国立大学の授業料免除制度について

経済的な理由で大学に通えない場合や両親がいない子供のために、国では国立大学に限り、授業料を免除する制度を用意しています。

上記条件に該当する場合は、申請を検討してみましょう。

まとめ

通信制大学の学費について紹介してきました。

やはり一般大学と比べて割安なのが魅力ですね。

進学先を検討する際に、是非参考にしてみてください。

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