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総務省による「家計調査」(1世帯当たり年平均1か月間の収入と支出、2017年)によれば、2人以上の世帯における電気代の平均は月額10,312円だったとのことです。
毎月積み重なる電気代は、家計にとって決して軽い負担とは言えないでしょう。
一方で電気代は工夫次第で大幅に節約することも可能です。
この記事では電気代をどうすれば節約できるか、そのポイントと方法について紹介しています。
資産防衛の教科書編集部
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目次
電気代を節約する方法をみていく前に、そもそもなぜ電気代が高くなってしまうのか、そのポイントを振り返っておきましょう。
このポイントを把握することで、どのように電気代を節約すればよいかイメージしやすくなります。
以下、簡単に見直せるポイントから順に紹介します。
使わないのに家電製品の電源をつけたままにするなど、電気の無駄遣いを見直すだけでも電気代の大きな節約になります。
すぐにできることばかりなので、電気代を節約したい場合は、早速気を付けたいポイントです。
最新の家電製品は、古い機種と比べて省エネ性能に優れていることが多いです。
特に電気代を多く消費する家電製品では、省エネ製品に切り替えるだけで大幅な節約を実現できる場合もあります。
電気料金については、世帯ごとに契約の「アンペア数」が決まっています。
アンペアとは電気の量をさす単位で、アンペア数が高くなるほど使える電気の量が増えますが、その代わり電気の基本料金も高くなります。
実際の利用状況に合っていないアンペア数を選択している場合は、電気代を無駄に支払ってしまっていることになります。
2016年4月から開始された電力自由化によって、一般家庭では電力会社を自由に選べるようになりました。
さまざまな電気会社が乱立している上に、電気会社ごとに複数のプランを用意しているので、ご自身の家庭に合っていない電気会社やプランを選択すると、電気料金が高くなってしまっている可能性があります。
どうして電気代が高くなってしまうかは分かりました。
それでは、どのようにすれば電気代を節約できるでしょうか?
ここでは、その方法を以下のカテゴリにわけて解説します。
家電製品の使い方を見直して無駄遣いを減らすことで、電気代を大幅に減らすことが可能です。
ここでは経済産業省 資源エネルギー庁がまとめた『家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬』を参考に、電気代を節約するためには家電製品をどのように使えばよいか、具体的な方法をピックアップして紹介します。
なおこのガイドには、この記事でまとめた内容以外にも、多くの節約方法が掲載されているので、興味があればあわせてチェックされるとよいでしょう。
なおガイドによると、試算における電気代は「27円/kWh」で算出されているとのことです。
●夏は冷房の室温を28℃にして使う
外気温度 31℃、1日に冷房(2.2kW)を9時間使用すると想定して、冷房の設定温度を 27℃から 28℃にした場合、年間約820円の電気代を節約できる試算とのことです(P8)。
●冷房を使う時間を短くする
設定温度を28℃として、冷房(2.2kW)を使う時間を1日1時間短縮すると、年間約510円の電気代を節約できる試算とのことです(P8)。
●冬は暖房の室温を20℃にして使う
外気温度 6℃、1日に暖房を9時間使用すると想定して、暖房(2.2kW)の設定温度を 21℃から 20℃にした場合、年間約1,430円の電気代を節約できる試算とのことです(P8)。
●暖房を使う時間を短くする
設定温度を20℃として、冷房(2.2kW)を使う時間を1日1時間短縮すると、年間約1,100円の電気代を節約できる試算とのことです(P8)。
●フィルターを月に1~2回掃除する
月に1~2回、エアコンのフィルターを清掃すると電気代の節約になります。
エアコン(2.2Kw)のフィルターを目詰まりしたまま使うのに比べ、きちんと清掃を行えば、年間約860円の電気代を節約できる試算とのことです(P9)。
●中に詰め込み過ぎない
詰め込んだ場合と比べ、中に入れる量を半分にすると、年間約1,180円の電気代を節約できる試算とのことです(P15)。
●設定温度を適切にする
周囲温度が22度で設定温度を「強」から「中」にした場合、年間約1,670円の電気代を節約できる試算とのことです(P16)。
●無駄に開閉しない
冷蔵庫を12分ごとに25回、冷凍庫を40分ごとに8回、1回の開放時間を10秒として、この2倍の回数の開閉を行った場合と比べると、年間約280円の電気代を節約できる試算とのことです(P16)。
●テレビは観ていないときは消す
テレビは観ていないのであれば、電源を消すと電気代の節約になります。
32V型テレビだと、電源をつける時間を1日1時間減らすことにより、年間約450円の電気代を節約できる試算とのことです(P12)。
●画面の明るさを調整する
部屋の明るさに合わせた適切な明るさにすると電気代の節約になります。
明るさセンサーがある機種では、センサーをオンにすると自動的に節電してくれます。
32V型テレビの画面の輝度を最大→中間にした場合、年間約730円の電気代を節約できる試算とのことです(P12)。
●長時間使わないのであれば、プラグを抜いておく
電気ポットも使い方次第でかなりの電気代節約ができるようです。
ポットに満タンの水(2.2リットル)を入れて沸騰させ1.2リットル使用後に6時間保温状態にした場合に対して、プラグを抜いて保温せず再沸騰させて使うようにすると、年間約2,900円の電気代を節約できる試算とのことです(P17)。
●使っていないときはプラグを抜いておく
1日に7時間保温機能を使う場合と比べ、保温せずにコンセントを抜くようにすると、年間約1,240円の電気代を節約できる試算とのことです(P18)。
上にも書いたように最近の家電製品は省エネ性能に優れており、一昔前の家電製品と比較すると消費する電気量が大幅に削減されています。
その結果、家電製品を買い替えることで電気代を節約できるというわけです。
以下、実際にどのくらいの節約が期待できるか、経済産業省 資源エネルギー庁がまとめた『家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬』のデータをピックアップして紹介します。
LEDの登場で照明器具は、白熱電球と比べると格段に消費電力が少なくなっています。
54Wの白熱電球から9Wの電球型LEDランプへ交換した場合、年間約2,430円の電気代を節約できる試算とのことです(P4)。
これはあくまで1個あたりの計算ですから、複数個取り換えればそれだけ節約額が増えることになります。
エアコンに関しても、以前と比べて省エネ性能が飛躍的に高くなっています。
2006年型の代表的な機種のエアコンの消費電気量が年間約882kWhなのに対し、2016年型の同種のエアコンでは約816kWhまで減っているということです(P7)。
電気代について27円/kWhと想定すると、(882kWh-816kWh)×27円=年間1,782円の節約になります。
これだけだと「あれ、そんなに節約にならない?」と思うかもしれませんが、実はエアコンの省エネ性能がかなり以前からあがっているおり、さらに古い機種と比較するとより節約額が多くなります。
価格.com(「実は買い替えた方が安いかも。何年前の家電なら買い替えたほうがお得?」)によれば、1995年型という古い機種では年間の消費電力量が1492kWhに及ぶ機種があるとのこと。
また上述の記事では同じクラスの2014年型のエアコンでは年間の消費電力量と比較すると655kWhも少なくなっており、買い替えで年間の電気代節約額が17,685円になるとしています。
お手元のエアコンが2000年より前の機種であれば、買い替えによってかなりの電気代節約になる可能性が高いです。
くわしくは、マニュアルなどで消費電力量がどのくらいかチェックしてみることをおすすめします。
冷蔵庫の省エネ性能も、近年非常に上がっています。
資源エネルギー庁の『省エネ性能カタログ2014冬』(P32)によれば、2006年度における401~450Lの冷蔵庫の年間消費電力量は約600kWhなのに対し、『省エネ性能カタログ2017冬』(P45)をみると、2016年度の同容量の冷蔵庫の年間消費電力量は353kWhです。
約250kWh減っていることになり、27円/kWhで計算すると、年間の電気節約額は250kWh×27円/kWh=6,750円にもなります。
上述したようにアンペア数とは使用できる電気の量を示す値で、契約のアンペア数が大きくなるほど、一度に消費可能な電力量が大きくなります。
毎月発生する電気代の基本料金はこのアンペア数によって決まるため、必要以上に多いアンペア数で契約している場合は、それだけ電気料金が高くなってしまうわけです。
アンペア数によって基本料金がどのくらい違うのか、東京電力の例で見てみましょう。
以下、東京電力エナジーパートナーの公式サイト(「ご契約アンペアの選び方」)をもとにアンペア数ごとの基本料金をまとめています。
| 契約アンペア数 | 10 | 15 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 |
| 基本料金 | 約280円 | 約421円 | 約561円 | 約824円 | 約1,123円 | 約1,404円 | 約1,684円 |
ご覧の通り東京電力においては、アンペア数により最大で毎月約1,400円の基本料金の差が生じることがわかります。
アンペア数が大き過ぎるようであれば、減らすことにより電気代の節約が可能です。
ではご自身の家庭でアンペア数はどのように決めればよいのでしょうか。
上記東京電力エナジーパートナーの公式サイト(「ご契約アンペアの選び方」)では、以下のようにアンペア数の計算例を参照としてあげています。
消費する合計アンペア数が44.0Aなので、この例の場合は50アンペア以上の契約が必要となる計算です。
東京電力エナジーパートナーの公式サイト(「わが家のアンペアチェック」)では、これ以外に必要なアンペア数を計算できるシミュレーションを用意しているので、ご自身の家庭でどのくらいかわからない場合は試用してみるとよいでしょう。
電力の自由化により、消費者は電気会社やプランを自由に選択できるようになりました。
現在ではさまざまな電気会社が、それぞれ複数のプランを提供しています。
どの電気会社やプランを選択すると今よりお得になるか、いくらお得になるかは世帯によって異なります。
東京ガスの公式サイト(「東京ガスのおトクな電気メニューに切り替えよう!」)に掲載されている、以下参考例をみてみましょう。
●条件
この場合、東京電力のプランでは約128,610円/年の電気代がかかるところ、東京ガスのプランでは約119,410円/年となるとのことです。
結果、東京ガスの専用ポイント(バッチョポイント)約1,530円分も含め、年間約10,730円(うちポイントを除いたお得分は約9,200円)のお得になります。
もちろん全ての世帯において、同様の節約が可能とは限りません。
電気会社各社では、公式サイトで乗り換えた場合に電気代が節約できるか否かのシミュレーションを用意していることが多いので、気になる方は試してみるとよいでしょう。
なお比較サイトなどで同様のシミュレーションが公開されていることがありますが、データが古かったり正確性に問題があったりする場合も多いので、公式サイトで確認するのがもっともおすすめです。
電気会社を変更する際、必要な対応は変更先の電気会社へ申し込むだけです。
契約中の電気会社へ解約申込をしたり、別途工事などの必要が生じたりすることはありません。
電気代はこの記事で紹介した通り、電気会社を変更したり家電製品の使い方を見直したりすることによって節約することができます。
具体的な方法は、それぞれさまざまありますので、この記事を参考に試しやすいものから実践してみていただくとよいでしょう。
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