次のようなことでお悩みではありませんか?
・自分にピッタリの保険を選んで加入したい
・現在加入中の保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな保険に加入すればいいのか分からない
もしも、保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
総務省による「家計調査」(2020年度)によれば、2人以上の世帯におけるガス代の平均は月額4,729円だったとのことです。
決してバカにできる金額ではありません。
このように毎月コンスタントに料金がかかってしまうガス代を、できるなら節約したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、どのようにすればガス代を節約できるかのポイントをまとめて紹介します。
保険の教科書 編集部
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目次
ガス代の節約方法をみる前に、そもそもなぜガス代が高くなってしまうのか振り返っておきましょう。
それによって、どうすればガス代を節約できるかがイメージしやすくなります。
同じガスでも提供元の会社やプランによって、ガス代に大きな差が生じることがあります。
ガス会社・プランによってはガス料金が大幅に高くなってしまうことがあるのです。
家庭用のガスの種類には、都市ガス・LPガスの2つがあります。
都市ガスとは主に天然ガスを原料とするガスで、道路の下に埋められたガス管を経由して各家庭へ供給されるのが特徴です。
一方のLPガスとは液化石油ガスを原料としたガスで、専用のボンベに入れられて各家庭へ業者が配送します。
都市ガス・LPガスを比べるとLPガスの方が高いと言われており、資源エネルギー庁がまとめた『ガス料金等の現状について(平成25年7月12日)』(P14)によれば、一般ガス(都市ガス)とLPガスの価格は、全国ベースで1.86倍もの差が生じているとのことです。
くわしくは後述しますが、LPガスから都市ガスへ切り替えられる場合や、LPガスのままでもガス代を節約できる場合があります。
これは言うまでもないですね。
ガスは使えば使うだけ料金がかかります。
そのため無駄遣いすれば、それだけガス代が高くなってしまうわけです。
ガス代が高くなってしまう理由を振り返ったところで、どうすれば節約できるかみていきましょう。
2017年4月から都市ガスが自由化され、一般家庭がガス会社を選べるようになりました。
(LPガスは以前からガス会社の選択が可能です。)
各ガス会社ともに複数のプランを提供しており、ご自身の家庭の利用にあったガス会社・プランに切り替えることでガス料金を大幅に節約できる可能性があるわけです。
実際にどのくらいの節約が可能になるかは、各ガス会社が公式サイトで公開しているシミュレーションなどによって、簡単に確認ができます。
興味があれば、何社か試してみることをお勧めします。
一例としてガソリンスタンド運営で知られるENEOSによる「ENEOS都市ガス」の公式サイト(「ENEOS都市ガスの料金メニュー」)によれば、床暖房を使う5人家族の場合、東京ガスから切り替えるとガス代年間約9,070円節約できる場合がある(2020年3月時点での試算)とのことです。
くわしいシミュレーションの内容についてはリンク先でご確認ください。
シミュレーションの結果は会社ごとに異なる可能性があるので、できれば複数試して比較することをおすすめします。
特に比較サイトのシミュレーションなどは、使われている情報が古かったり正確でなかったりする可能性もあるので注意が必要です。
今回紹介したENEOS都市ガスのように、名前の知れた会社の公式サイトにあるシミュレーションなら安心でしょう。
なおガス会社を切り替える場合は、切替先のガス会社へ申し込むだけですみます。
切替元の会社へ連絡する必要はありません。
前述したように、一般家庭に届けられるガスの種類はLPガス・都市ガスの2種類があり、資源エネルギー庁の『ガス料金等の現状について(平成25年7月12日)』(P14)によれば、一般ガス(都市ガス)とLPガスの価格は、全国ベースで1.86倍もの差があるとのことです。
毎月のガス代が高い場合は、LPガスから都市ガスへ切り替えることによって大幅にガス費用を節約できる可能性があります。
ただし気を付けないといけないのは、場所によって必ずしも切り替えられるわけではない点と、初期費用が高くなる可能性がある点です。
都市ガスを供給するためのガス導管は、日本全国に普及されているわけではありません。
特に人口の少ない地域ではガス導管が設置されていない可能性も高いです。
提供が可能なエリアか否かは申込を希望する都市ガス会社の供給エリアマップなどで確認してください。
次にLPガスから都市ガスへ切り替える際の費用ですが、一般社団法人プロパンガス料金消費者協会の公式サイト(「プロパンガスを都市ガスよりも安く使う方法があった!」)によれば、「10万円~20万円は見ておくことが必要」とのことです。
そのため都市ガス会社の公式サイトでシミュレーションしてみるなどして、実際に元を取れるほど節約が可能でなければ、かえって負担が増えることになり本末転倒です。
実際にどのくらい費用がかかるかは、都市ガス会社へ連絡して見積もりをとってもらい確認します。
上述の一般社団法人プロパンガス料金消費者協会とはLPガスの安定的な供給に努めるNPO法人で、優良なガス会社の紹介もしています。
一般社団法人プロパンガス料金消費者協会の公式サイト(「プロパンガスを都市ガスよりも安く使う方法があった!」)によると、同協会が考える「適正価格」で販売するガス会社を選べば都市ガス並みの料金にできる場合もあるとのことです。
都市ガスへの切替には、高額な初期費用がかかってしまう場合があるので、まずは同協会へ連絡してガス会社を紹介してもらってもよいかもしれません。
ガスは家庭のなかでさまざまなかたちで利用されています。
ガス代を節約するためには、具体的にどんな方法をとるとよいでしょうか?
ここでは経済産業省 資源エネルギー庁がまとめた『家庭の省エネ徹底ガイド』を参考に、ガス代節約のため実際どんな点に気を付ければよいか紹介しています。
なおガイドによると、試算におけるガス代は「180円/㎥」で算出されているとのことです。
食器をあらうときは低温に設定するとよい、とのことです。
65ℓの水道水(水温 20℃)を使い、湯沸し器の設定温度を 40℃から 38℃にして1 日 2 回手洗いした場合、年間のガス代が約1,580円節約できる試算とのことです(P21)。
家族複数人がお風呂を使う場合、間隔を開けずに入浴するとよい、とのことです。
2 時間放置により 4.5℃低下した湯(200ℓ)を1日1回ずつ追い焚きする場合と比べ、年間のガス代が約6,880円節約できる試算とのことです(P21)。
またシャワーを流したままにしないことでも節約ができます。
5℃のお湯を流す時間を毎日1分ずつ短縮すると、年間のガス代が約2,300円節約できる試算とのことです(P21)。
炎がなべ底からはみ出さない程度の中火を利用するようにすることで節約が可能とのことです。
水1リットル(20℃程度)を1日3回沸騰させるとして、強火でなく中火にすることで年間のガス代が約430円節約できる試算とのことです(P17)。
室温は20℃を目安として使うとよいとのことです。
外気温度が6度の場合に暖房の設定温度を21℃から20℃にすると、年間のガス代が約1,470円節約できる試算とのことです(P10)。
毎月の負担となるガス代は、この記事で紹介したようにガス会社を変えたりガスの無駄遣いをやめたりすることで、大幅な節約を実現することが可能です。
ガス会社の切替はそれほど手間ではありませんし、ガスの無駄遣いをやめることもちょっと気をつけるだけで続けることができます。
この記事を参考に、できることからガス代節約を実戦してみてはいかがでしょうか。
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