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墓じまいとはお墓の管理が困難になった場合に、墓地を撤去し遺骨を取り出して、他の供養方法をえらぶことをさします。
遺骨を別の場所に納骨しなおすことが多いことから「改葬」と呼ばれることがあります。
少子高齢化の影響から墓じまい(改葬)をえらぶ人が増えており、厚生労働省がまとめた「平成29年度衛生行政報告例」によれば、平成29年度に行われた改葬の数は全国で104,493件にのぼったとのことです。
墓じまいは、お墓を受け継ぐ子どもがいないなどで管理をどうするか悩んでいる方にとっては身近な問題です。
けれど実際どういった費用がかかって全部でどのくらいのお金がかかるかわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、墓じまいの際に必要となる一般的な費用の相場を紹介しています。
保険の教科書 編集部
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目次
上記は「一般社団法人 全優石」の公式サイト(「墓じまいの費用について」)を参考にまとめた墓じまいの平均的な費用の相場です。(解体費用のみ、終活ねっと「墓じまいの費用の相場はいくら?改葬や墓石の処分の仕方を解説します」を参照)
以下、それぞれの内訳の概要について解説します。
お墓から遺骨を取り出すにあたって、お墓に宿る個人の魂を抜いて(閉眼)もらう儀式を閉眼供養といいます。
「一般社団法人 全優石」の公式サイト(「墓じまいの費用について」)によれば、お坊さんに手渡すお布施代として、1~5万円がかかります。
墓じまいするにあたって、お寺へそれまでのお礼の意味で手渡すお金です。
離檀料は、法事1回あたりで手渡すお布施代と同じくらいと言われており、「一般社団法人 全優石」の公式サイト(「墓じまいの費用について」)によれば、具体的には10万円~20万円程度です。
墓じまいをする場合、墓石を撤去し更地にしてお寺や霊園に返還することになります。
この作業は石材店に依頼することになりますが、その際の撤去費用は「一般社団法人 全優石」の公式サイト(「墓じまいの費用について」)によれば、墓地1㎡あたり10万円が相場とのことです。
ただし入り組んだ場所に墓地があってクレーン車のような重機が使えない場合など、手間と日数が余計にかかるのでさらにこの費用が高くなることもあります。
逆にこの相場よりも安い価格で引き受けてくれる石材店もあるので、複数のお店から見積もりをとって費用を比較するとよいでしょう。
【この項で紹介する改葬の種類と費用相場】
※各費用相場の参照元は後述
墓じまいでお墓から取り出した遺骨をどのように扱うか(改葬するか)も、あらかじめ検討しておかなくてはなりません。
主な遺骨の取り扱い方として以下の方法があげられます。
以下、それぞれの方法と費用について解説します。
永代供養とは家族にかわって寺院や霊園が続く限り供養してくれる方法です。
永代供養の費用は、「一般社団法人 全優石」の公式サイト(「永代供養の一般的な料金・相場はどのくらい?」)によれば、永代供養の種類や、依頼先の寺院・霊園の充実度によって10万円~150万円とばらつきがあります。永代供養の種類は以下の3つです。
単独墓
3つの種類で最も費用が高い。一般のお墓と同じように、個別の墓石をたて本骨(のど仏)を納骨するタイプ。本骨以外の遺骨は共同の納骨室に保管する。33回忌を過ぎると墓石は撤去され本骨も納骨室へ移動。
集合墓
墓石は共同で利用するが、納骨スペースが個別に分かれているタイプ。単独墓同様に33回忌を過ぎると遺骨は納骨室へ移動。
合祀墓
専用の納骨堂へ遺骨をほかの人の遺骨と一緒に埋葬する。33回忌まで墓誌へ名前を記載する。3つの種類のなかで最も安価。
永代供養では、移転後に墓地で行われる「納骨・法要」(お坊さんに10~20万円を支払う)のための費用のほか、行政への諸手続きを行政書士へ依頼する場合はその費用(10~30万円)もかかります。
納骨堂とは屋内で永代供養を行ってくれる施設です。
屋内なのでお参りのしやすさなども人気があります。
終活ねっとの公式サイト(「納骨堂に納骨する際の料金はどのくらい?費用の相場を詳しく紹介!」)によれば、納骨堂の費用は納骨堂のタイプによっても以下の通り異なり、全体でみると10万円~100万円ほどです。
ロッカー型
ロッカーのような小さな納骨室に遺骨を保管する方法で、費用は1人10万円~20万円程度です。
仏壇型
その名の通り仏壇の下に納骨する方法で、費用は1人30~40万円程度です。
墓石型
これも名前のとおり一般的なお墓と同様に専用の墓石を設けるタイプで、費用は1人用で100万円程度です。
納骨堂では、移転後に墓地で行われる「納骨・法要」(お坊さんに10~20万円を支払う)のための費用のほか、行政への諸手続きを行政書士へ依頼する場合はその費用(10~30万円)もかかります。
遺骨を故人が好きだった海や山などにまく「散骨」という選択肢もあります。
「終活ねっと」によれば、散骨の種類ごとに以下のような費用がかかります。
合同散骨
ほかの遺族と合同で散骨を行う方法で、費用の相場は10万円前後です。
個別散骨
故人の身内だけで散骨する方法です。ただし船のチャーター代などを単独で負担する必要があり、費用相場は20~30万円程度です。
代行散骨
その名の通り業者に散骨を代行してもらう方法で、費用相場は2万円~5万円程度とのことです。
手元供養とは遺骨を自宅に保管し供養する方法です。
この方法であれば改葬のための費用は発生しません。
しかし一緒に暮らす家族や親族の了承は必要となるでしょう。
遺骨の一部だけを身に着けるペンダントなどに納め残りを納骨する手元供養もあります。
遠方の墓地に通えない場合、近所の墓地へ改葬するようなケースも考えられるでしょう。
その場合、墓地を新たに購入することになります。
「一般社団法人 全国優良石材店の会」が行った「2018年お墓購入者アンケート調査」によれば、お墓の購入価格の全国平均は162.7万円だったとのことです。
新たに墓地を購入する場合、移転後に墓地で行われる「納骨・法要」(お坊さんに10~20万円を支払う)のための費用のほか、行政への諸手続きを行政書士へ依頼する場合はその費用(10~30万円)もかかります。
「一般社団法人 全優石」の公式サイト(「墓じまいの費用について」)をみると、墓じまいにかかる費用の相場は、改装のための費用を除けば平均30万円~50万円程度となります。
改葬の方法は複数あり、一例として寺院・霊園で永代供養を依頼する場合、「一般社団法人 全優石」の公式サイト(「永代供養の一般的な料金・相場はどのくらい?」)によると、10万円~150万円ほどの費用が必要となることです。
改葬の方法としては、そのほかに自宅に遺骨を保存する「手元供養」や、屋内で永代供養を行う納骨堂を使う方法などがあります。
紹介したように、墓じまいは改葬先の選び方などにより費用が大きく変化するので注意してください。
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