次のようなことでお悩みではありませんか?
・自分にピッタリの保険を選んで加入したい
・現在加入中の保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな保険に加入すればいいのか分からない
もしも、保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
老後の不安。これは多くの方共通の不安でしょう。老後資金を貯めていくにはまず、自分がどれくらいのお金を将来貯めるか知らなければいけません。
100人いれば100通りの人生があり、どういう老後を過ごしたいかによって、必要額も変わってきます。よって自分がどのような生活をしたいかによって必要額が違うということです。
一般的な統計を参考にするのはいいですが、必要額は自分でどういう老後を過ごしたいか決めてから計算しなければいけません。
今日は老後資金の必要額についてお伝えします。老後の不安を解消し、将来幸せな老後を送れるように資金計画を立てましょう。
保険の教科書 編集部
最新記事 by 保険の教科書 編集部 (全て見る)
目次
まず初めにお伝えしておきたいのが、老後資金はその人の現状、考え方によって違うということです。例えば、持ち家の人と賃貸の人は違うと思いますし、老後は生活できればいいという人と、年1回は海外旅行に行きたいという人は大きく違います。
老後をどう過ごしたいかによって老後資金の必要額は変わってきます。
老後資金と言う言葉をよく耳にしますが、そもそも「老後資金」とはどんな資金なのでしょうか。
大きく分けると仕事を辞めた後の以下の3つになります。
必要性の高い順に3つあります。
この3つが「老後資金」として必要なお金になります。そして仕事を辞めて収入がなくなってからの事なので、資金として貯めておくか、定期的に受け取れるようなお金として準備する必要があります。
よく老後と言うけれど、そもそもいつからが老後なのか明確な定義はありません。年金が出る65歳からという人もいますし、定年退職を向かえた人もいます。
私が考える老後の定義は「仕事を辞めたとき」と考えます。例えば、一般企業で60歳になり継続雇用になるのであれば、60歳からが老後になり、65歳定年の方は65歳からが老後と考えます。つまりこれまでの生活とガラリと変わった時が老後の始まりと考えます。
これから老後資金の必要額についてお伝えをしていきますが、あくまでも理論的な数値であり、これだけあれば大丈夫というものではありません。現役時代は仕事をして毎月お給料を受け取れるので、安心感はあるでしょう。
ただ老後に入って収入が年金だけになると当然今までの貯蓄に頼ることになります。いつまで生きるかわからない中で、毎月貯蓄が取り崩されていく精神的な不安は予想以上に大きいものです。
ただお金を貯めていくのではなく、老後の生活イメージをし、早い段階でライフプランニングによる具体的な資金計画が必要となります。
夫婦ともに平均寿命近くまで生きるとして老後は約20年となります。
一方、生命保険文化センターが行った「生活保障に関する調査(令和元年(2019年)度)」によると、夫婦2人が人並の生活をするのに最低限必要と考える金額は平均22.1万円とのことです。
すると65才から生活にかかる総費用は
このうち会社勤めだと厚生年金として夫婦で受け取るのが月々20万円として、年金で賄える分は【20万×12カ月×20年=4,800万円】なので、差し引き不足するのは500万円ぐらいになります。
ですから年金が月額20万で預金が500万円ぐらいあって普通の生活をしていれば、平均寿命までは何とかなるというところでしょうか。
余裕資金として、できればもう少し欲しいかなと感じます。急な出費はいつだってあるものです。
ちなみに年金は厚生年金を受給している前提の数字です。年金が20万円に満たないと不足額は当然増えます。年金がゼロの場合は、夫婦二人で平均寿命まで、5,304万円が生活のためにかかる金額となります。
独身男性の場合、老後の資金はどのぐらい必要なのでしょう。65才まで働き、そのときの平均余命が19年になります。よって19年分の生活費が必要となります。
独身の場合、その生活費は夫婦二人の約7割程度とみます。24万円の7割は154,000円です。年間およそ185万円となります。19年分で3,700万円が老後資金として必要な額になります。
それでは、公的年金はどのぐらい受け取れるのでしょうか?
平均年収が500万円の場合、単身者が受け取れる金額は、年間162万円です。19年分で3,078万円です。よって必要額より少々不足します。
不足するのは年間およそ40万円です。19年分で760万円です。その分を貯蓄等で賄う必要があります。一生独身でいるためには、1,000万円を目標に若いときから少しずつでも良いから貯金するといいでしょう。
独身女性の場合も、生活費については男性と大きくは変わりません。ただ女性の場合は、平均余命が長いため、その分必要額が大きくなります。
65才時点での平均余命はおよそ24年でした。男性より5年長く生きることになります。単身者の老後の生活費が年200万円ですから、女性の場合は4,800万円必要となります。
女性の場合、働き方によって受け取る年金が異なってきます。男性と同じように働いていれば、男性と同じように年金が受け取れます。平均年収500万以上だったら、年間162万円を受け取るので、24年分にあたる3,888万円をカバーできます。ただ女性の場合、ライフスタイルが様々で、働き方も人それぞれです。フルタイムで65才まで働き続けた人はまだまだ少数派と思われます。
専業主婦でサラリーマンの妻だと、国民年金になります。夫が厚生年金でも妻は国民年金です。夫が死亡した時点で、受け取る年金は少なくなります。
働いていたとしても、扶養の範囲であれば専業主婦と同じことになります。厚生年金の保険料を払わなくて済む訳ですが、受け取ることもできません。受け取るのは、国民年金です。
女性は男性よりも寿命が長く、男性のほうが年上のケースも多い事から、女性一人で生きて行く期間が長くなることもあります。貯金や夫の遺産、生命保険金等で、その後の生活を支えられるか、働ける間に考えておく必要があるでしょう。
公的年金は40年以上もかけて毎月払い続けます。これは急には増えません。もし年金額に不安があるようだったら、国債、確定拠出年金など私的年金に加入する、預貯金を積み立てるなど、ローリスクの堅実な方法で老後資金を確保しましょう。
私的年金は、自分のお金を年金として受け取りたい方などにお勧めです。公的年金を補完するためにあるものですから、貯金が出来ない性格の方には特にお勧めします。自分に代わって、毎月貯金してくれるような感じになります。個人年金という呼ばれ方もしています。
当たり前ですが、スタートは早いほうがいいです。長期にわたって積み立てたほうが、受け取る金額も大きくなるし、月々の払い込む金額も安くて済みます。
老後に向けてどういった生活を望むかによって違う必要額ですが、できるだけ余裕のある生活をしたいというのが皆が思うことでしょう。
自分が将来どのような生活をしたいのかイメージをして、それに向けて今できることをすることが重要です。生活費に無駄がないか、そしてどのようにして貯めていくかを明確にして老後の資金計画を立てていきましょう。
次のようなことでお悩みではありませんか?
・自分にピッタリの保険を選んで加入したい
・現在加入中の保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな保険に加入すればいいのか分からない
もしも、保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
日本では、民間保険に入らなくても、以下のように、かなり手厚い保障を受け取ることができます。
多くの人が、こうした社会保障制度を知らずに民間保険に入ってしまい、 気付かないうちに大きく損をしています。
そこで、無料EBookで、誰もが使える絶対にお得な社会保障制度をお教えします。
ぜひダウンロードして、今後の生活にお役立てください。
近年「老後破産」という言葉をしきりに目にします。 そもそも老後破産はなぜ起こるのでしょうか? 世間一般で高所得者と言われる人さえ老後破産のリスクがあると言われます。公的年金の給付水準の抑制、終身雇用制度の崩壊などの外部要因の影響もあるかもしれま
老後を豊かに暮らすのが難しい時代になりました。 老後の備えで真っ先に思い浮かぶのが「お金を貯める」ではないでしょうか。一時期「老後2,000万円問題」が話題になりましたが、「そんなに貯められない」と不安になった方も多いと思います。 しかし、老後
いざ老後のお金をどうするか考えてみても、「どのくらい必要なのか」や「どのように確保すればよいか」分からないことが多いのではないでしょうか。 この記事ではアンケートや公的な統計によって、老後に必要となるお金の目安を紹介しています。 その上で、その
少子高齢化がすすみ、老後にお金で困らないか不安を抱えている方は多いことでしょう。 とはいえ、いざ老後のための資金を貯めようと思っても、どうすればよいのかしっかり計画を立てられる方は少ないのではないでしょうか。 生命保険文化センターがまとめた「平
少子高齢化の時代となり、公的な年金だけでは老後の生活が不安という方は多いでしょう。 そんなときに役立つのが保険ですが、たくさんの種類があるので保険のことをあまり知らないと、何がよいのか判断するのが難しいところです。 そこで、この記事では老後のた
老後のお金はいくら必要か?準備のために知っておきたいポイント
少子高齢化が進み、老後にお金で困らないか不安を抱えている方が増加しています。 とはいえ、いざ老後のための資金を貯めようと思っても、いくら準備する必要があるのか、どうやって貯めれば良いのか、なかなかイメージしにくいものです。 そのためには、まず、
一口に老人ホームと言っても複数の種類があり、種類ごとに特徴やサービスの内容が異なります。 ここでは老人ホームの種類ごとの簡単な概要とあわせて、各種類の費用の相場を紹介しています。 また老人ホームでかかる費用には主にどんな項目があるかも解説してお
老後に対して何となく不安を感じているのではないでしょうか。 誰もが老後は豊かな生活をしたいと願いますが、実際は、老後の生活に困窮する「老後貧乏」と言われる人が年々増加しています。 生命保険文化センターが行った「生活保障に関する調査(令和元年(2
認知症の高齢者を受け入れている認知症施設には複数の種類があり、種類ごとに特徴も費用も異なります。 認知症施設を探すときには、費用とあわせてどの種類が最も希望に近いかを検討したいところです。 この記事では認知症施設の種類ごとの特徴や、それぞれの費
老後資金の必要額|幸せな老後生活を送るため必ず知っておくべきこと
老後の不安。これは多くの方共通の不安でしょう。老後資金を貯めていくにはまず、自分がどれくらいのお金を将来貯めるか知らなければいけません。 100人いれば100通りの人生があり、どういう老後を過ごしたいかによって、必要額も変わってきます。よって自分がど