次のようなことでお悩みではありませんか?
・自分にピッタリの生命保険を選んで加入したい
・現在加入中の生命保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな生命保険に加入すればいいのか分からない
もしも、生命保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
近年、保険を資産運用に活用する人が増えています。
元々保険は万一の事があった時や、大きな病気に備えて加入するものですが、中には貯蓄性があるものもあり、将来の大きな出費や老後資金を積み立てるために活用することが可能です。
しかし、いざ積立に保険を活用しようと思っても、近年の保険は種類が細かく分かれており、どんな保険を選べば良いかわからないという人も多いでしょう。
資産運用に有用な保険は大きく分けて終身保険と個人年金保険がありますが、投資に近い運用を行うものや、外貨建てで運用するものなど、様々な種類があります。
今回はそんな資産運用に活用できる保険について、目的別におすすめを紹介していきます。
保険による資金の積立を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
保険の教科書 編集部
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目次
資産運用に保険を活用し、将来の出費に備えたい人の大部分は、こちらの保険に興味があるでしょう。
毎月少額をコツコツと積み立てることで、お金を増やすという目的にあった保険です。
こういった保険を選ぶ際に、まず判断基準になるのは「死亡保障が必要かどうか」です。
資産運用もしつつ死亡保障も必要だという場合は、終身保険を選ぶことになるでしょう。
対して、死亡保障は必要なく、純粋に資産運用がしたいという場合は、「個人年金保険」がおすすめです。
終身保険と比べると、積立が終わると年金のように毎年お金が受け取れることと、死亡保障がない分、保険料が全て資産運用に回せるため、効率が良いという特徴を持っています。
それでは、毎月積み立てていく運用方法でのおすすめの終身保険を見ていきましょう。
外貨建ての保険は、一般的な円建ての終身保険に比べ、予定利率が高いのが特徴です。
その中でも米ドル建ての終身保険は、最もポピュラーなものであるといえるでしょう。
予定利率が高いと保険料が安くなるため、円建て保険よりも予定利率の高い米ドル建て保険は、結果的に解約返戻金の利率が良いということになります。
積立の利率が高い分、一般的な終身保険より効率的な資産運用が可能で、近年人気な保険商品です。
デメリットとしては、為替レートの変動によるリスクがよく挙げられます。
月々に払う保険料は為替によって変動するので、加入時より円高が続くようだと、想定している保険料より多く支払う事になってしまうのです。
また、解約返戻金受取時に、東日本大震災直後のような急激かつ大幅な円高になると、元本割れを起こす可能性もあります。
しかし、保険料については、長期で運用していれば為替の増減によりならされていくでしょうし、元本割れのリスクについては、自由に解約ができる終身保険の性質上、急激な円高のタイミングで解約しない限りは回避することも可能です。
次に、目的別の活用方法を見ていきましょう。
老後資金を積み立てたい場合は、保険料の払込期間を「60歳まで」にするのがお勧めです。
払込期間が長いと月々の保険料が抑えられるため、無理なく積立ができます。
また、60歳で保険料の支払いが終わっても、解約返戻金はどんどん増えていくため、為替レートに注意しつつ解約すれば、積み立てた金額より大きな額を受け取ることができます。
円建ての終身保険にはない、大きな利率が魅力です。
ここではA生命の米ドル建て終身保険を例に、運用例を見ていきましょう。
上記条件での60歳時点の解約返戻金と保険料累計は、積立利率が変動しない場合、以下のようになります。
契約時の利率が続けば、解約返戻金が1.4倍ほど増えていますね。
子供の私立高校や大学への進学に備え、学費を積み立てたいという人には「10年払い」の米ドル建て終身保険がおすすめです。
払込期間が短い分保険料は割高になりますが、その分大きな利率で運用ができます。
こちらもB生命の米ドル建て終身保険を例に、運用例を見ていきましょう。
上記条件での60歳時点の解約返戻金と保険料累計を、積立利率が変動しない場合で見てみましょう。
契約時の積立利率が続けば、解約返戻金が1.9倍ほど増えているのが分かります。
これ程の上昇は、円建て保険では難しいでしょう。
変額終身保険は、保険料の一部を運用するタイプのものです。
運用先を「特別勘定」と言い、複数から一つ選んだり組み合わせたりすることができます。途中で「特別勘定」を変更することも出来ます。
特別勘定の運用実績によって、解約返戻金の額が増えたり減ったりするため、資産運用の面ではハイリスクハイリターンな保険であると言えます。
運用実績によっては短期でもお金を増やすことが可能です。
しかし、加入後すぐにリーマンショックのような大きな恐慌が起こる可能性も捨てきれません。
「特別勘定」は有価証券や債券などの金融商品なので、市場に何かあると運用実績が下がることがあります。
そういったもしものリスクがあった場合でも回復を待てるよう、変額保険は短期ではなく、少なくとも15~20年の長期で運用するのがお勧めです。
また、変額保険の特徴として、「特別勘定」の運用実績によって利率が変わる分、市場全体が好景気になった際に起こるインフレに強いという側面を持っています。
従来の終身保険では、加入時に予定利率が決められてしまい、急なインフレには対応できません。
「特別勘定」の運用実績によって金額が変わるものの中でも、死亡保険金には最低保証額が設定されています。
つまり、死亡保険金の場合、最低保証金額分は必ず受け取ることができ、さらに「特別勘定」の運用実績によっては金額が増える可能性があるということです。
また、他の保険に比べ、保険料が割安なのも変額保険の大きな特徴で、死亡保障が目的で加入する場合は、割安な生命保険として考えることができます。
このように、資産運用の観点で見るとハイリスクハイリターンですが、インフレに強い点や死亡保障が割安に備えられる点で、一般的な終身保険より有利と言えます。
では、C生命の変額終身保険を例に、変額終身保険の運用実績を見ていきましょう。
上記の条件で、運用実績が+6%だった場合と-3%だった場合の、60歳・70歳時点での保険料総額、解約返戻金額、死亡保険金額を見ていきましょう。
60歳時
70歳時
毎年₊6で運用された場合、保険料総額よりも3倍以上に増えて返ってくるということです。
60歳時
70歳時
保険料総額と解約返戻金を比較すると、大きく損をしていることが分かりますね。
ただし、ふつうはそうなる前に特別勘定の変更・組み換えを行ってリスクを回避するべきです。
なお、このような運用実績でも、死亡保険金が最低保証金額である1,000万円を切っていないことが分かります。
ここまで「ハイリスクハイリターン」と言いましたが、決して、おすすめできないというわけではありません。
リスクへの対処法を把握しておくことで、リスクを大幅に軽減することは可能です。
リスク軽減のポイントとして、以下の4つがあげられます。
詳しくは「個人年金はおすすめできる?加入のメリットと種類を解説」をご覧ください。
低解約返戻金型終身保険とは、保険料払込期間中に解約した場合の解約返戻金を低く定めることで、月々の保険料を割安にした終身保険のことです。
払込期間中の解約返戻金を少なくすることで、保険会社は、契約者が期間内に解約した場合のリスクを軽減することができます。
その分、一般の終身保険より月々の保険料を安くすることができるというわけです。
低解約返戻金型終身保険の解約返戻金は、払込期間が満了すると、累計保険料の同額以上を超えます。
満了後も保険会社の運用によって解約返戻金は増え続けるため、解約しない限りは貯蓄として活用し続けることが可能です。
しかし、先に述べた米ドル建て終身保険や変額終身保険に比べると、満了後であっても解約返戻金の返戻率が大きくありません。
上記のような保険が持つリスクについて考えたくない人や、何も考えず、少しでいいからお金を増やしたいという人におすすめできる保険です。
ここではC生命の米ドル建て一時払い終身保険を例に、運用例を見ていきましょう。
上記条件では安定してお金が増やせていることがわかりますが、先に紹介した保険のような利率は望めない事ことが一目瞭然ですね。
すでにまとまったお金が手元にあり、特に使い道もないが遊ばせておくのはもったいないと考えている人には、「米ドル建て終身保険」を一時払いで運用するのがおすすめです。
一時払いとは、保険料を一括で支払ってしまう方法で、月々で支払う場合と比べると、同じ保険料でもより大きな利率で運用ができます。
中でも米ドル建て終身保険は、利率が高いことはもちろん、一時払いで運用することで、経過年数に応じて解約返戻金が増えていく終身保険としてオーソドックスなものと、一時払いで支払った金額に応じて、定期的にお金を受け取れる「定期支払型」の2パターンを選ぶことが可能です。
それぞれ見ていきましょう。
一般的な終身保険のように、死亡保険金と解約返戻金が年々増えていくものです。
数年で解約返戻金の返戻率が100%を超え、利率の大きさから円建てのものや、一時払いではない米ドル建て終身保険より返戻率の上昇率が高くなっています。
外貨建てゆえの為替レートによる変動がリスクとして挙げられますが、一時払いであれば好きなタイミングで解約しやすいため、他の米ドル建て保険よりリスクは低いです。
今回はD生命の米ドル建て一時払い終身保険を例に、運用例を見ていきましょう。
上記条件の場合、60歳時点での死亡保険金額、解約返戻金額は以下のようになります。
60歳時
返戻率を見ると、解約返戻金が約1.5倍増えていることが分かりますね。
この返戻率の上昇の大きさが、米ドル建て一時払い終身保険の特徴です。
また、上記の条件の場合、加入から4年目には解約返戻金の返戻率が102.9%になります。
加入して比較的すぐに返戻率が100%を超えるため、解約時の元本割れリスクが少なく、為替レートも余裕を持って見ることができるのも特徴です。
終身保険のシステムとしては特殊で、従来型の終身保険で解約返戻金が増えた分を年毎など、定期で受け取るというイメージです。
また、死亡保険金には変動がありません。
このタイプについても、E生命のプランを例に、運用例を見ていきましょう。
上記条件の場合、定期支払金額と死亡保険金額は以下のようになります。
1ドル=110円で換算すると、約1,000万円の保険料を一時払いで支払うことで、毎年約27万円の定期支払金が受け取ることが可能です。
定期支払金は10年ごとに更新され、10年たつとその年の利率で再計算されます。
また、このE生命のプランでは解約返戻金の返戻率が10年毎に100%となり、その他の年では100%を下回ります。
逆に言えば、10年ごとに返戻率が100%になるので、元本が保証されていると考える事ができますね。
定期で支払いを受ける分、下記のように解約返戻金の返戻率が100%を超えることはないのが特徴です。
基本的に解約するタイミングは、定期支払金が更新される10年毎になるということですね。
利率が下がってしまい、定期支払金の旨味がなくなってしまった段階で解約しやすくなっているのは良いポイントです。
ただし、為替レートは影響してくるので、解約の際には注意しましょう。
基本的には一気にお金を入れて放っておいて、定期支払金を受け取るという、株の配当金のような形になるでしょう。
上記2つのパターンの特徴より、「オーソドックスな米ドル建て一時払い終身保険」は将来まとまったお金が欲しい場合に、「毎年一定額を受け取れる米ドル建て一時払い終身保険」は年金のようにお金を受け取り、生活費や娯楽費、さらなる投資資金の足しにしたい場合におすすめです。
終身保険のおすすめについて紹介してきました。
終身保険の中でもお勧めできるのは、多少リスクがあっても効率的な資産運用ができるものです。
低解約返戻金型終身保険のように、リスクがほぼ無い保険もありますが、その分得られる恩恵は小さくなってしまいます。
せっかく資産運用に終身保険を活用するのであれば、勉強や専門家への相談によりリスクに備えつつ、米ドル建て終身保険や変額終身保険に加入することがお勧めです。
次のようなことでお悩みではありませんか?
・自分にピッタリの生命保険を選んで加入したい
・現在加入中の生命保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな生命保険に加入すればいいのか分からない
もしも、生命保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
日本では、民間保険に入らなくても、以下のように、かなり手厚い保障を受け取ることができます。
多くの人が、こうした社会保障制度を知らずに民間保険に入ってしまい、 気付かないうちに大きく損をしています。
そこで、無料EBookで、誰もが使える絶対にお得な社会保障制度をお教えします。
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近年、保険を資産運用に活用する人が増えています。 元々保険は万一の事があった時や、大きな病気に備えて加入するものですが、中には貯蓄性があるものもあり、将来の大きな出費や老後資金を積み立てるために活用することが可能です。 しかし、いざ積立に保険を
終身保険は本来、万一があった場合の葬儀代や身辺整理代を家族に遺すために加入されるものですが、最近ではその貯蓄性が注目され、資産運用としても活用されることが多くなりました。 その中でも積立利率変動型終身保険は、市況に合わせて金利が変化するため、インフレ
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