なぜこんなに高いの?スマホ代を節約する方法まとめ

MMD研究所が行った「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2020年12月時点)」によれば、大手3キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)のスマホ月額料金は平均6,378円だったとのことです。

スマホの月額料金の負担は大きく、どうにかして節約できないか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この記事では、どのようにすればスマホ代を節約できるか、そのポイントと実際の節約例をあわせて紹介しています。

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保険の教科書 編集部

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1.スマホ代を節約するのに見直すべきポイント5つ

スマホ代を考えるときに難しいのは、さまざまな料金が影響しあって料金が高くなってしまっていることです。

スマホ代をひもとく際に、チェックしたい主なポイントとして以下があげられます。

  • 通話料金がかかり過ぎていないか
  • 不要なオプション料金が発生していないか
  • 端末代金を安くできないか
  • 契約プラン・契約会社は適切か
  • 割引が活用されているか

この記事では、これらポイントを1つずつ解説します。

2.通話料金がかかり過ぎていないか

スマホの通話料金は固定電話よりも高くなっており、長電話を続けると驚くほどの金額になってしまうことも稀ではありません。

通話料金が高くなってしまっている際に検討したいポイントを以下にまとめます。

2-1.かけ放題オプションを追加する

大手キャリアや格安SIMの提供会社では、スマートフォンの通話をたくさん利用するユーザー向けにかけ放題のオプションを用意しています。

たとえばソフトバンクでは、公式サイト(「通話基本プラン」)をみると国内通話に関して以下3つの選択肢が用意されていることがわかります。

  • 従量制課金:20円/30秒
  • 準定額オプション(1回5分以内の国内通話無料):オプション料金として月額500円発生
  • 定額オプション(国内通話が24時間無料):オプション料金として月額1,500円発生

仮に従量制課金を選択して、1回5分の通話を20回(合計100分)通話すると、通話料金だけで毎月4,000円発生することになります。

それより準定額オプション・定額オプションをえらんだ方が安くなります。

従量制の課金で通話料金が高くなってしまっている場合、契約のスマホ会社で上述のような定額オプションがないかチェックしてみるとよいでしょう。

2-2.LINEやSkypeを利用する

LINEやSkypeは、利用者同士が無料で通話できるアプリです。

これらを利用すればスマホの通話料金を節約することができます。

特にLINEに関しては、「LINE株式会社 2020年12月期 第3四半期 決算補足説明資料」(P3)をみると、2020年10月時点での月間アクティブユーザー数が8,600万人と非常にユーザー数が多く、導入することで多くのユーザーと無料通話できると考えられます。

2-3.IP電話の利用

スマホのIP電話とは、050から始まる新しい電話番号を発行してもらい、ほかのスマホや固定電話と通話できるサービスです。

専用アプリをインストールして利用します。

一例としてスマホ向けのIP電話の1つ、「G-Call050」の料金は、公式サイト(「G-Call050」)によれば以下の通りです。

  • 初期費用:0円
  • 月額基本料:280円
  • 国内の固定電話宛:8円/3分
  • 国内のスマホ宛:16円/分

ご覧の通り特に国内の固定電話宛の通話料金が安く、上述のソフトバンクの従量制料金(20円/30秒)と比べると15分の1です。

2-4.らくてん電話を使う

楽天グループが提供するらくてん電話とは、電話番号の前に専用のプレフィックス番号(0037-68-)をつけて通話することで、電話料金がお得になるサービスです。

専用アプリを使えば、自動的にこのプレフィックス番号をつけてくれます。

また上記IP電話と異なり、いつも使っているスマホの電話番号をそのまま利用することができます。

らくてん電話の公式サイト(「楽天でんわ: 料金」)によれば、らくてん電話の料金は以下の通りです。

  • 初期費用:0円
  • 月額基本料:0円
  • 国内通話:10円/30分

上記ソフトバンクの従量制通話料金は、国内通話の料金が20円/30秒ですから、比較すると半額となる計算です。

なお同様のサービスは他社でも展開していますが、その会社のスマホ契約があることが利用の前提となる場合が多くなっています。

一方のらくてん電話は、楽天が提供する格安SIMサービス(「楽天モバイル」)を利用していなくても使うことが可能です。

3.不要なオプション料金が発生していないか

スマホの月額料金には、動画見放題や雑誌読み放題、音楽聞き放題などいろいろなオプションが付与されている場合があります。

使っていないオプションが付与されていれば、それだけ不要な月額料金を支払っていることになるので窓口へ連絡して解約するとよいでしょう。

4.端末代金を安くできないか

スマホの月額料金のなかには、スマホ端末の割賦金が含まれている場合があります。

特にリリースされたばかりの最新機種を購入すると、高い割賦金が追加されることになりそれだけスマホ代が高くなってしまいます。

スマホ代を安くしたい場合は、次に新しいスマホ端末を購入する際に、以下を検討するとよいでしょう。

4-1.最新でない機種を購入する

最新機種と比較すると、型落ちした機種は大幅に料金が安くなります。機種にそれほどこだわりがなく、かつスマホ代を節約したい場合は、型落ちした旧機種を購入するとよいでしょう。

型落ちといっても少し前に発売された機種であれば、それほど大きな機能差がないことが多いです。

4-2.中古のスマホ端末を購入する

一部の家電量販店やDVDレンタル店、中古ショップなどでは、中古のスマホ端末を販売していることがあります。

新品と比べるとはるかに安い価格で中古品か販売されていることもあるので、新品にこだわらないのであれば中古のスマホ端末を購入するのも1つの手です。

ただし中古のスマホ端末については、契約しているスマホ会社のショップでのサポートや端末交換などがうけられない点は注意してください。

4-3.格安スマホを購入する

家電量販店やアマゾンのようなオンラインショップなどでは、格安スマホとよばれる低価格なスマホ端末が販売されていることがあります。

大手キャリアが販売しているスマホ端末より、安い価格で販売されている端末も多いので、スマホ代を安くしたい場合は検討してもよいでしょう。

なお格安スマホについては、契約しているスマホ会社のショップでのサポートや端末交換などがうけられない点は注意してください。

5.契約プラン・契約会社は適切か

スマホの契約では、契約会社ごとに複数のプランを用意しています。

そのなかでご自身の利用にあっていないプランを選択していると、スマホ代が高くなってしまっている場合があります。

この場合、スマホ代を節約するための選択肢として主に以下2つがあげられます。

  • 契約のプランを変更する
  • 契約会社を乗り換える(例:ドコモからauに乗り換える、など)

5-1.契約のプランを変更する

契約のプランを変更することによって、スマホ代を節約できる場合があります。

たとえばソフトバンクでは、公式サイト(「料金プラン」)をみると、以下のようなプランがあります。

メリハリプラン データ通信量を50GB/月まで使える、8,400円/月のプラン(YouTube・LINE等、対象のサービスに関してはノーカウント。)ただし、月間データ通信量が2GB(ノーカウントのサービス含め)以内の場合は1,500円/月割引となる。
ミニフィットプラン 消費するデータ通信量によって料金がかわる1,980円/月~のプラン。消費データ通信量の合計が1GB~2GBの場合は3,980円/月、2~5GBの場合は5,480円/月となる。

ソフトバンクの場合でみると、消費するデータ通信量が少ないのであればミニフィットプランを選べば、メリハリプランに比べ、最大で約6,400円もの違いがあります。

5-1-1.Wi-Fi活用でデータ通信量を節約できる場合も

消費するデータ通信量が多過ぎてスマートフォン代が高くなってしまっている場合は、自宅や外出先のWi-Fiをできるだけ活用することによってデータ通信量の節約ができます。

もし現在Wi-Fiを利用していないのであれば、ぜひ試してみましょう。

5-2.契約会社を乗り換える

自身の利用にあったプランのある契約会社へ乗り換えることによって、スマホ代を節約できる場合もあります。

そして、スマホ代節約のためによく利用されるのが「格安SIM」と呼ばれる安価なプランを提供する契約会社へ乗り換える方法です。

格安SIMの窓口はオンラインのみであることが多く、三大キャリアのように何かあっても街によるショップへ駈け込めない点は注意が必要ですが、スマホ代金は大幅に節約できる可能性があります。

たとえばNTTコミュニケーションズが運営する格安SIM「OCNモバイルONE」では、公式サイト(「格安SIMカード<料金・プラン>」)によると「6GB/月(音声プラン)」を1,980円/月で提供しています。

つまり上述したソフトバンクのミニフィットプラン(データ通信量5GBまでなら5,480円/月)より多くのデータ通信量が使えるプランを、OCNモバイルONEなら月額3,000円以上安く利用できるわけです。

6.割引が活用されているか

スマホの料金に関しては、各社さまざまな割引を用意しており、スマホ代を節約したい場合は必ずチェックしておきたいポイントです。

割引を活用することにより、スマホ代を大幅に節約することも可能です。ここでは割引の例として、通称「家族割」「セット割」を紹介します。

6-1.家族割とは

家族で同じ契約会社をえらぶことにより適用される割引です。

呼び方は会社によって異なることがあり、たとえばドコモでは「みんなドコモ割」という名称で該当する割引を展開しています。

たとえばauの家族割プラスでは、公式サイト(「家族割プラス | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話」)によれば、家族割によって1回線ごとの月額料金を最大1,000円割り引けます。

離れて住む家族でも家族割の適用が可能なので、条件を満たすのに割引が適用されていない場合は、ぜひ適用したいところです。

また家族割を目的として、家族が新たにスマホを利用する場合は同じ契約会社をえらんだり、家族と同じ契約会社へ乗り換えたりするのもよいでしょう。

6-2.セット割

スマホの契約においてセット割とは、スマホ契約のほかに同じ契約会社が提供する光回線や電気などのサービスをセットにすることで適用される割引のことです。

たとえばドコモでは、公式サイト(「ドコモ光セット割」)によると家族が「ギガホプラン」をえらびセット割を適用することにより、スマホ代が最大月額1,100円(1回線ごとに)割引されるとのことです。

まとめ

スマホ代はプランを変更したり割引を駆使したりすることによって、大幅な節約をすることが可能です。

この記事で紹介したように、毎月のスマホ代が高くて困っている場合は、いろいろな節約の工夫があるので1つずつチェックしてみることをおすすめします。

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