喘息で医療保険に加入するときに確認したい4つのポイント


近年、大人になってから喘息を発症する人が増えています。20年前に比べると約2倍になっているといわれています。
小児喘息も30年前は全小児の1%程度でしたが、最近では6%程度といわれ、実に約6倍も増加しています。
さらに、以前は乳幼児の気管支喘息は比較的まれでしたが、最近では著しく増加しています。増加の原因としてさまざまな説があり、明確な答えが出ていないのが現状です。
そして、私たちが保険の相談でよく聞かれる病気の1つが喘息です。喘息で医療保険に加入しようとしたが、断られた方も多いようです。
そこで、この記事では喘息の人が医療保険に加入するときに気をつける4つのポイントをご紹介します。
1.喘息でも医療保険に加入できる可能性がある
喘息は、もともと医療保険に加入をするのが難しい病気でした。
しかし最近は、保険会社の引受基準が緩和され、喘息でも医療保険に加入できるケースも増えてきました。
過去に喘息で加入できなかった人でも、今の健康状態によっては可能性があるため、もう一度チャレンジしてみるのもいいでしょう。
ただし、小児喘息は依然として医療保険への加入が難しいようです。ただ、直近で入院や発作がないなど状態が良ければ、可能性はゼロではないと思います。
保険会社によって引受の基準が違うので、1社だけで検討するのはやめましょう。
仮に一度断られたとしても、時間をおいてから申込みしてみるのもいいのかもしれません。
2.喘息で医療保険に加入する時の注意点
医療保険だけではありませんが、保険の加入には健康状態の審査があります。審査は申込みをするときに告知書に健康状態を記入し、それをもとに保険会社が審査をします。
そこで重要なのは、告知書の書き方です。
告知に虚偽があった場合、給付金が支払われない可能性があるため正確に告知をしなければいけません。
しかし、書面で症状を正確に伝えるのはとても難しいことです。同じ症状でも、告知書の書き方によって保険会社の受け取り方も変わってくるので慎重に記入しましょう。
以下の点に注意してください。
できるだけ詳しく詳細に書く
詳しく書くと不利になるのではないか???と思われる方も多いのですが、逆に、詳しく書かないと保険会社も正しい判断ができないので、厳しく判定されることがあります。
特に、喘息の場合判断が難しいケースが多いので詳細に記入をしましょう。
喘息の審査ポイントには、以下のような項目があります。
- 年齢
- 入院の有無
- 最終発作からの経過期間
- 吸入ステロイド薬の使用の有無
有利な情報は、さらに細かく詳細に書く
保険会社は告知書で引き受けの判断を行います。ですから、有利な情報は細かく記入をしてください。
喘息の場合、以下のような内容があれば美点評価の対象になります。
- 入院をしていない
- 発作が直近でない
- 吸入ステロイド薬を使用していない
- 状態が前より良くなってきている。
- 医者から前向きなことを言われている
など・・・
告知書の記入はとても重要ですので、経験のある担当者に相談するのがいいと思います。
3.特別条件付きの契約とは?
生命保険会社は多数の人と契約を行っており、はじめから健康状態等に問題のある人が加入した場合は、健康な人との公平性を保つために条件を付加します。
このことを、特別条件付契約と言います。
特別条件付契約は、保険会社からその条件を契約者に提示し、その条件に納得・承諾した場合に成立します。
条件の内容は、以下の通りです。
割増保険料
健康な人に比べて、入院などの確率が高いということで、保険料を上乗せすることです。
特定部位不担保
喘息の場合、部位不担保とは「気管、気管支、肺臓、胸膜および胸郭」等を指します。
不担保期間中は、これらの部位の病気で入院しても給付金はでません。それ以外の病気やケガは保障されます。
不担保期間が終了すれば、喘息や不担保部位の入院も給付金が出るようになります。
その不担保期間は喘息の程度により異なり、保険加入中の全期間におよぶ場合もあります。
4.引受緩和型の医療保険とは?
喘息で医療保険に加入をできなかったとき、次に検討するのは「引受緩和型医療保険」というものです。
通常の医療保険よりも加入がしやすく、喘息であれば加入ができる可能性が高いでしょう。
ただし、保険料が通常のものよりも1.3倍~1.5倍になりますのであくまでも通常の医療保険にチャレンジしてから検討するようにしましょう。
契約年齢に制限があるので小児喘息の場合は難しいです。
引受緩和型医療保険については「緩和型医療保険は必要?メリット・デメリットと賢い入り方」をご覧ください。
まとめ
私たちの経験では、喘息の場合、保険会社によって引き受けの判断に差がでます。
また、健康状態を記入する告知書の書き方は非常に重要です。書き方次第で審査の結果も変わってくるので、保険会社や経験値の高い担当者に相談してください。
そして、できるだけ多くの保険会社を比較し、その中から引き受けの可能性の高いものを選ぶことをおすすめします。



