個人年金保険の加入率はどれくらい!?気になる参考データ

公開 2013年11月28日更新 2021年3月26日
個人年金保険の加入率はどれくらい!?気になる参考データ
個人年金保険の加入率はどれくらい!?気になる参考データ

生命保険文化センターの「令和元年(2019年)度 生活保障に関する調査」によれば、老後に最低限必要となる毎月の生活費は22.1万円とのことです。さらに、ゆとりある老後を過ごすためには、34.8万円/月が必要になるとまとめられています。

将来公的年金が予定通り支給されても、それだけでは不足なのは明らかです。

そこで、これから個人年金保険に加入を検討するときに気になるのが、どれくらいの人が加入しているのか、そしてどのくらいの金額を積み立てているのかということです。

今日は個人年金保険を検討する時に気になるデータをご紹介します。是非参考にしてください。

1.個人年金保険の加入率は21.9%

公的年金への不安から民間の個人年金が注目されていますが加入率は横ばいとなっています。

また、世帯当たりの積立金額もここ数年は横ばいです。

世帯年間払込保険料は20.1万円となっていますが、保険料は少額からでも可能ですので、無理なく払い続けられる金額で加入することをおすすめします。

【個人年期保険加入状況の統計】

(参照元:生命保険文化センター「平成30年(2018年)度 生命保険に関する全国実態調査」)

※個人年金保険とは

生保の個人年金保険・変額個人年金保険、かんぽ生命の個人年金保険、簡保の年金保険、JAの年金共済(年金型の貯蓄は含まれない)、全労済の年金共済の総称であり、公的年金、企業年金、財形年金は含まれない。

2. 世代別加入率では50代が一番多い

世代別で加入率を見ていくと20代~30代の加入率が低いのがわかります。その理由としてはお金が払えないからという理由が1番多くなっています。そして老後を考えるようになってから個人年金保険を検討する人が多いようです。

【年齢別個人年期保険加入状況の統計/世帯主(平成30年)】

  • 29歳以下:15.3%
  • 30~34歳:18.6%
  • 35~39歳:20.0%
  • 40~44歳:23.1%
  • 45~49歳:27.9%
  • 50~54歳:31.9%
  • 55~59歳:28.5%
  • 60~64歳:26.5%
  • 65~69歳:22.1%
  • 70~74歳:16.4%

(参照元:生命保険文化センター「平成30年(2018年)度 生命保険に関する全国実態調査」)

3. 個人年金保険の年金開始は60歳からが多い

年金開始時期は60歳からが多いようです。59歳以下の年金支給開始だと個人年金保険料控除が適用とならないため60歳以降の年金支払開始の契約がほとんどです。

【個人年金保険の給付開始年齢/世帯主(平成30年)】

  • 59歳以下:3.5%
  • 60歳:28.7%
  • 61~64歳:5.0%
  • 65歳:26.7%
  • 66~69歳:5.3%
  • 70歳以上:10.7%

(参照元:生命保険文化センター「平成30年(2018年)度 生命保険に関する全国実態調査」)

4. 個人年金保険の給付期間は10年確定年金が多い

年金支払開始年齢と同じく年金支受取期間が10年以上が個人年金保険料控除の対象となるため5年間の契約は少ない。10年確定年金が一般的です。

長生きリスクもあるので一生涯年金が出続ける終身年金に加入をしたいところですが、各保険会社、最低年金額があり、終身年金は毎月の保険料が高くなるため確定年金になるケースもあります。

【個人年金保険の給付期間/世帯主(平成30年(2018年))】

  • 5年間:7.7%
  • 10年間:43.1%
  • 15年間:8.4%
  • 終身:17.5%
  • その他:3.4%

(参照元:生命保険文化センター「平成30年(2018年)度 生命保険に関する全国実態調査」)

まとめ

個人年金保険に加入している人は2割強となっています。老後への不安を持っている人は確実に増えていますが個人年金保険への加入率が増えていないのが現状です。

個人年金保険の契約としては60歳年金支払開始の10年確定年金が1番多いようです。

個人年金保険以外にも老後の生活費を貯められる金融商品もあります。

他の商品と分散して積立の1つとして個人年金保険への加入を検討するのもいいかもしれません。

動画でも解説しています

社長の資産防衛チャンネルでは、税理士が同じテーマをより詳しく解説しています。 文字で追いきれなかったところは、動画でご覧ください。

社長の資産防衛チャンネルを見る →
個人年金保険

個人年金保険シミュレーション|加入時と非加入時はどれだけ違う?

老後資金はいくら必要かと問われて、はっきりと明言できる方は少ないと思います。 しかし、「まだ先の話だから・・・」と後回しにしてしまうと、あっという間に時間が経ってしまいます。今から少しでも関心を持って考えておくことが大事…

2021年3月26日
個人年金保険

個人年金保険で40代におすすめできるのは?

個人年金とは、公的な年金に追加して利用される私的年金制度の1つです。 少子高齢化が進む現代において、老後の生活費をまかなうための年金として注目されており、保険会社が販売しています。 個人年金の中には、支払った保険料の累計…

2021年3月26日
個人年金保険

個人年金保険を考える時に必ず知っておきたい種類と特徴

個人年金保険は、「保険」という名前が付いていますが、貯蓄目的の金融商品です。 保険料を支払い続け、老後に保険料総額より多くのお金を年金として受け取れます。また、保険料が所得控除の対象となっているので、老後の生活資金を積み…

2021年5月31日
個人年金保険

私的年金・個人年金保険の必要性と種類

高齢化社会となり、公的な年金だけで老後を快適に暮らせるのか、不安に思っている方は多いのではないでしょうか。 そんななかで、公的な年金以外に私的年金と呼ばれる制度も登場しています。 ここでは老後の生活を豊かにしてくれる可能…

2021年5月20日
税務調査

競馬の税金は払わないと危険!無申告が発覚する3つのパターンと正しい申告方法

競馬で高額な払戻金を手にした際、「この払戻金に税金はかかるのだろうか?」「申告しなくてもバレないのではないか?」と考えたことがある方は、少なくないかもしれません。かつては、競馬の利益に対する課税は、税務署側も個人の馬券購…

2025年11月6日
iDeCo・NISA

退職金とiDeCoは同時に受け取ると大損?手取りを最大化する出口戦略と「10年・20年ルール」

「退職金をもらって、長年積み立ててきたiDeCoも一気に受け取ろう」長年の勤労の対価として、まとまったお金を手にする退職のタイミング。しかし、受け取り方について深く考えず、なんとなく同時に受け取ろうとしている方は要注意で…

2026年3月24日
経費処理

高所得なサラリーマンこそ実践すべき「最強の節税対策」9選!手取りを確実に増やす資産防衛術

「年収は1,000万円を超えているはずなのに、なぜか生活に余裕がない」「昇給して額面は増えたけれど、手取り額がほとんど変わっていない気がする」 高所得者の方であれば、一度はこのような虚しさや違和感を覚えたことがあるのでは…

2026年2月3日
オペレーティングリース

航空機のリースの節税の仕組みとメリット・デメリットの全て

聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、航空機のリースは法人の節税でよく活用されるスキームです。 航空機リースでは、1年目2年目の近期で大きな損金を計上して、10年後などリース期間が終了する時には、それと同額かそれ…

2025年1月22日
通話料無料で今すぐ電話で相談予約フォームから無料相談予約