マイナス金利時代で、お子様の学資を効率よく積み立てる方法は慎重に選ばなければなりません。
たとえば、少し前までは学資保険が定番でしたが、今は必ずしもベストとは言えなくなっています。保険にもいろいろな種類がありますし、保険以外の手段もあります。
もしも、お子様の学資を積み立てるベストな方法について知りたいとお考えであれば、お気軽にご相談ください。
学資保険と聞くと郵便局をイメージされる方も多いようです。これは学資保険を初めて発売したのが郵便局だったという影響が強いようです。
2018年現在、郵便局では「はじめのかんぽ」という名称の学資保険を販売しており、各保険会社の販売する学資保険と比較して迷われる方もいるかもしれません。
今回の記事では、かんぽ生命の学資保険を検討する際に注意すべきポイントを解説します。
保険の教科書 編集部
最新記事 by 保険の教科書 編集部 (全て見る)
学資保険は保険種類としては「こども保険」です。教育資金を積み立てて確保することを目的とした貯蓄性のある保険です。
「学資保険」という名前は特定の保険会社の商品名ですが、わかりやすいことから、「学資保険」と呼ぶ人が多くなっています。
学資保険は以下のような特徴があります。
中には、子どもに万一のことがあった場合や、入院した時に保険金や給付金が出る「保障型」のものもあります。ただし保障がある分、満期時の給付金が小さくなります。
郵便局では「はじめのかんぽ」という名称の学資保険を販売しています。満期保険金がもらえる満期年齢は17歳、18歳、21歳から選べ、以下のコースがあります。
【「大学入学時」の学資金準備コース】
大学入学時の出費を計画的に準備するコースです。17歳もしくは18歳の門気の時点で学資金(保険金)が受け取れます。
・満期年齢:17歳もしくは18歳
・被保険者の加入年齢範囲:0~12歳※12歳払込とする場合は6歳まで
・契約者の加入年齢範囲:男性18~65歳/女性16~65歳
・基本となる保険金額:50~700万円
【「小・中・高+大学入学時」の学資金準備コース】
小学校・中学校・高校入学前の12月及び大学入学時に学資金(保険金)が分割して受け取れるコースです。
・満期年齢:17歳もしくは18歳
・被保険者の加入年齢範囲:0~3歳
・契約者の加入年齢範囲:男性18~65歳/女性16~65歳
・基本となる保険金額:50~500万円
【「大学入学時+在学中」の学資金準備コース】
大学入学時及び大学1年・2年・3年・4年の時点で学資金(保険金)が分割して受け取れるコースです。
・満期年齢:17歳もしくは18歳
・被保険者の加入年齢範囲:0~12歳※12歳払込とする場合は6歳まで
・契約者の加入年齢範囲:男性18~65歳/女性16~65歳
・基本となる保険金額:50~700万円
その他、以下のような特徴があります。
かんぽ生命の学資保険は以前は返戻率が100%を超えていたこともありましたが、現在は返戻率は100%を切っています。
学資保険を利回り重視で選択する場合には、返戻率が100%を大きく超える商品もありますので、そういった商品を検討する選択肢もあります。
なお、かんぽ生命のサイトでは、子どもや親の年齢などを入力して保険料の試算ができます。加入を検討している人は、まず試算してみましょう。
かんぽ生命の学資保険は以前は返戻率が100%を超えていたこともありましたが、現在は返戻率は100%以下となっています。
経営母体が郵便局ということで、やはりその信頼性と実績から根強い人気があります。また、倍額保障などの保障面がしっかりとついているということで、安心感もあります。
ただ、定期預金などと比較した利回り重視で検討する場合には、さらに返戻率の高い商品を選択したいところです。
マイナス金利時代で、お子様の学資を効率よく積み立てる方法は慎重に選ばなければなりません。
たとえば、少し前までは学資保険が定番でしたが、今は必ずしもベストとは言えなくなっています。保険にもいろいろな種類がありますし、保険以外の手段もあります。
もしも、お子様の学資を積み立てるベストな方法について知りたいとお考えであれば、お気軽にご相談ください。
日本では、民間保険に入らなくても、以下のように、かなり手厚い保障を受け取ることができます。
多くの人が、こうした社会保障制度を知らずに民間保険に入ってしまい、 気付かないうちに大きく損をしています。
そこで、無料EBookで、誰もが使える絶対にお得な社会保障制度をお教えします。
ぜひダウンロードして、今後の生活にお役立てください。
生まれてきた子どもが経済的な理由に悩むことなく希望する進路を選べるように、以前から学資保険が使われてきました。 しかし、超低金利政策が続く日本においては、学資保険が学資を貯蓄するのに必ずしも有効な選択肢にはなっていません。 今回は、現在の学資保
学資保険は、子どもの学資を積み立てる方法として最初に思いつくものだと思います。 人気がある商品は、積立の効率が高く、かつ、余計な特約が付いていないシンプルなしくみのものです。 ただし、最近は学資保険の利率が悪化しています。また、積立の効率の高さ
「学資」保険はいくらにすべき?保険料と貯蓄額の最適なバランスは?
子供の教育費の準備のために「学資保険」を検討している方は多いことと思います。 マイナス金利の影響で、銀行などでは積立をしてもなかなかお金が増えないのが現状だからです。 「学資保険」は正直、積立の効率が悪いためまったくおすすめできませんが、学資を
年末調整や確定申告の際には、生命保険や医療保険などの各種保険料を申告して税金の控除を受けるのが一般的です。 一方で学資保険については、どのように扱えばよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。 この記事では、学資保険を年末調整や確定申
学資保険を選ぶときに最も重要なのが「返戻率」です。 簡単にお伝えすると、支払保険料に対して将来受け取れるお金が多いのが返戻率が高い商品でお得な商品です。 そして、同じ商品でも契約方法によって将来の返戻率を上げることもできますので、知っておくだけ
最近よく「学資保険は損をする」と言われます。 これは本当です。少なくとも「得をする」とはお世辞にも言えません。しかも、残念なことに、現在、学資保険の多くは損をする、つまり元本割れする可能性が高くなっています。 この記事では、学資保険で少なくとも
生命保険には一時的にお金が必要になった時に保険会社からお金を借りる「契約者貸付制度」があります。これは学資保険でも使える制度です。 ただ、よくわからない制度でお金を借りるのは怖いですよね。確かにお金を借りやすく便利な制度ですが、慎重に活用しなければい
学資保険に加入しようすると、満期金と共に保険料の払込期間を選ぶことになります。 一般に、保険の払込期間は短いほうがお得になります。ただし、学資保険は現在、マイナス金利の影響で利率が著しく悪化しており、払込期間を短くしてもたいして積立の効率は上がりませ
学資保険は、古くから、子どもの学資を積み立てる手段として最も有名で、根強い人気があるものです。 しかし、学資保険は、子どもの学資を積み立てる方法の一つにすぎません。「保険」というジャンルでも、他にいろいろな方法があります。 また、保険にこだわら
学資保険の一括払いにメリットなし!?致命的なデメリットと注意点
学資保険は、子どもの学資を積み立てる方法として根強い人気があります。 しかし、マイナス金利が続く中、ここ数年、学資保険は積立効率が悪化しています。そこで、もし当面使う予定のないまとまった現金があるならば、一括で支払ったらどれだけお