持病でも入れる保険は要注意!確認しておくべき3つのポイント

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テレビCMで「持病があっても入れます!」という保険を見かけます。もしあなたに入院歴があったり、現在通院されていたりしたら、魅力的に感じるかもしれません。

たしかにそういう保険は、一定の持病があっても加入できます。しかし、その分だけ保険料は割高で、他にも注意しなければならない点があるのも事実です。

そこで、この記事では、持病があっても入れる保険を検討する時の注意点についてお伝えいたします。こういった保険を検討している人は、必ず知ってかなければいけないことばかりですので、ぜひ最後までお読みください。

1.持病があっても入れる保険は保険料が割高

持病があっても入れる保険は「引受基準緩和型保険」と言われます。

通常の保険よりも保険料が高く設定されています。ただし、最近では、保険会社の競争により、保険料は低下傾向にあります。

まずは通常の医療保険と引受基準緩和型保険について、保険料と保障内容がどれくらい違うか、比較してみたいと思います。

【A生命保険会社】
55歳男性 保険期間:終身保険料払込期間:終身 入院日額:5,000円

  • 通常の医療保険:保険料3,712円/月
  • 引受基準緩和型の医療保険:保険料5,261円/月(差額1,549円

このように、同じような保障内容でも保険料が約1.5倍違います。しかも、引受基準緩和型のほうは、最初の1年間は保障が半分になります。

引受基準緩和型医療保険は、原則として、告知がすべて「いいえ」になったら加入できるようになっています。

以下は、告知事項の例です。

  • 最近3ヵ月以内に受けた医師による検査または診察で、入院または手術をすすめられたことがありますか。
  • 過去1年以内に、病気やケガで入院したこと、または手術を受けたことがありますか。
  • 過去5年以内に、ガン(悪性新生物および上皮内新生物)または肝硬変で、入院したこと、または手術を受けたことがありますか。※白血病その他の血液のしゅようは悪性新生物に含まれます。

ただし、入院中の場合は加入できません。

次からは、持病があっても入れる保険を検討する時に注意するべき3つのポイントをお伝えしていきます。

2. まずは通常の保険を検討する

たとえ持病がある人でも、まずは通常の保険を検討することをおすすめします。

なぜかというと、持病でも入れる商品は、ずばり、保険料が高いからです。先ほどお伝えしたように保険料がだいたい1.5~2倍くらいになります。

もちろん通常の生命保険に加入をするときは、細かく審査があるので、病気によっては入れないこともあります。ただし、持病といってもたくさんありますし、程度もさまざまです。

例えば以下の病気は、通常の保険に入れる可能性があります。

  • 高血圧
  • 高脂血症
  • 痛風
  • 喘息
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • バセドウ病など

私の経験では、通常の保険に入れるのに保険料の高い「引受基準緩和型」に加入している人もたくさんいます。

後ほど審査に通りやすくなる方法をお伝えしていますので、参考にしてください。

1年以内は保障が半額になるので注意しなければいけない

引受基準緩和型の保険は、ほとんどの商品が、1年以内に入院または手術をした場合、保障が半分になってしまいます。

加入をするときに見逃してしまいがちなところなので必ず理解しておきましょう。

中には、最初から満額の保障となっている保険会社もございます。

3. 保険の見直しを考えるときは慎重にする

もし健康なときに加入した保険があれば、そちらのほうが保障内容や保険料が魅力的な場合が多いです。なので、まずは保障内容を確認することが必要です。

ただし、昔の保険だと、保障内容が古く、現在のニーズを満たしていないケースも考えられます。

また、保険は年齢が上がると保険料が上がる仕組みになっているため、見直しすると保険料が高くなってしまう可能性があります。

保険の見直しを検討される方は、現在加入している保険と、保障内容と保険料を比較して、慎重に判断することをおすすめします。

補足|通常の生命保険の審査に通りやすくなる5つのポイント

生命保険に加入するときに、重要となるのが健康状態の審査です。保険会社に問い合わせをしたら「入れない」と言われている人でも、まず知っていただきたいのが、保険会社によって審査基準が違うということです。

例えば、A社で断られたがB社では加入ができた、ということもよくあります。

そこで重要なのが、健康状態を告知するときに記入する告知書といわれるものです。告知書の書き方によって、審査結果が変わることもあります。

私が相談を受けたお客様の中には、「他のところで聞いたら入れないと言われたが本当にダメなの?」と相談を受けて、各保険会社に問い合わせをしたところ、正確に健康状態を告知したら審査が通った、という方がいらっしゃいます。

ここからは、持病の人が生命保険の審査に通りやすくなる5つのポイントを解説していきます。

ポイント1.告知書はありのままを正確かつ細かく申告する

告知書は、ありのままを正確かつ詳細に申告しましょう。告知書の書き方によって結果は大きく変わります。

中には適当に書いてしまう人もいらっしゃいますが、保険会社の側では情報が少ないと、最悪のケースを想定して判断されてしまうことがあります。

しっかりと申告しないとマイナスになる可能性もあります。

具体的には以下のポイントに注意してください。

  • 原因:慢性的なものなのか突発性のものなのか?
  • 服用している薬名:薬が強いものなのか、弱いものなのか?薬名を書かないと、強いものを服用していると判断される可能性があります。
  • 数値:良くなっているのであれば、過去の数値も告知しましょう。
  • 手術名:手術の術式によって結果が変わりることがあります。

こういった情報がないと正確な審査ができず、保険会社はネガティブに判断をおこない、厳しい結果になることがよくあります。告知書は、ありのままを正確かつ詳細に申告しましょう。

ポイント2.自分にとって有利な情報はすべて書く

告知書を書くときは、有利な情報をすべて書くことも大切です。

保険会社によっては評価されることもあります。先ほどもお伝えしたように、告知書は詳しく書いたほうが有利になる傾向にあります。そして、必ず書いたほうがいいのが、自分にとって有利な情報です。

有利な情報とは、具体的には以下の通りです。

  • 数年前よりも数値がよくなっている。
  • 軽い薬を服用している。
  • 医師からよくなっているといわれている。
  • 原因が突発的で、ウイルス性や慢性的なものではない。

ポイント3. 健康診断書が必要くても提出すれば有利になることもある

一定の保障範囲内であれば、告知書のみで審査され、健康診断書や医師の診断書は必要ありません。

しかし、健康診断書を提出することは自由です。提出することによって、健康状態が良好だと判断された場合、本来の基準ではNGだったケースでも、美点評価によって審査が有利に進むことがあります。

ポイント4. 完治している場合は医師の診断書を提出する

病気が完治している場合に効果的なのが「完治している」という医師の診断書です。

これがあると、「美点評価」と言って、プラスに評価されることがあります。また、保険会社によっては、診断書のお金を負担してくれるところもあります。

ポイント5.もし審査結果が悪くても再審査をしてもらえる可能性がある

生命保険に申込みをして審査結果が悪かった場合、追加で資料を提出することにより、再査定をしてくれるところもあります。

告知書だけでの審査が通らなかった、もしくは厳しい条件が付いた場合は、医師の診断書や健康診断書などを提出して、再査定をすれば、審査結果が変わることもあります。

まとめ

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

この記事では、持病がある人が保険を検討するときに確認していただきたい3つのポイントについてお伝えしました。

持病がある人が保険を検討する時は、慎重に検討する必要があります。

まずは通常の保険に入れるか確認して、難しい場合は持病でも入れる保険を検討することになりますが、保険料が割高のため保障内容と保険料を必ず確認しましょう。

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長井 大輔

長井 大輔

保険のパートナー・保険の教科書 運営責任者、今まで1000名以上の個人・法人のお客様のご相談にお応えしてきた生命保険・社会保障・税務・資産運用に精通しているファイナンシャルプランナー
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