学資保険で解約するか迷ったときに必ず知ってほしい4つの対処法

唐突ですが、あなたは学資保険を解約しようと悩んでいませんか?

子供が大きくなった時には「有名な私立大学へ行く選択肢も与えられるようにしていない」と考えて保険料を高めに設定したけれど保険料の支払いが厳しくなることはよくあることです。

ですので、まずは落ち着いてください。

単純に学資保険を解約をしてしまうよりも、お金を残せる可能性のある方法が4つあります。

せっかくのご子息様のための学費なのですから、ぜひ少しでも多く残せる方法を選択してください。

そのためにも、慌てて解約してしまうのではなく、まずは冷静にこれらの対処法をご覧ください。

きっと、あなたのお役に立つことでしょう。

1.学資保険は解約しても保険料のほとんどが戻る

商品によって多少の違いはありますが、学資保険は積立の保険なので、通常の掛け捨て型の生命保険と違い、途中で解約しても支払った保険料のほとんどが戻ってきます。

ただ、解約のタイミングによって戻ってくる金額(返戻金)は大きく違います。

例えば以下の契約のケースを見てみましょう。

  • 契約者:30歳男性
  • 子ども:0歳
  • 保険料:13,620円(月々)
  • 保険料払込期間:18年

この場合、返戻率(支払った保険料全額に対する返戻金の比率)は図のようになります。

これは、学資保険に加入して3年経ってから解約すると、それまでに支払った保険料の87.3%に相当する金額を返してもらえるということを意味します。

15年目以降はこの比率(返戻率)は100%を越えます。

とはいえ、払った分より戻ってくるお金が少ないのはもったいないですよね。

少し工夫をするだけで、解約による損失を減らすことができます。これからの、その方法を解説させていただきます。

2.学資保険の解約をする前に検討すべき4つの対処法

結論からお伝え得ると、学資保険の保険料を払えなくなった時の対処法は4つあります。

  1. 契約者貸付制度で一時的にお金を借りる
  2. 一部解約(減額)して保険料を下げる
  3. 払い済み保険にして保険料を支払わないようにする
  4. 解約をするタイミングを見計らう

ぜひ、これらを学資保険を解約する前に検討してみてください。それでは順番に解説していきます。

対処法1. 契約者貸付制度で一時的にお金を借りる

契約者貸付制度は、解約払戻し金(解約返戻金)を担保に保険会社からお金を借りることができるというものです。

一時的にお金が必要となったために、短期的に保険料の支払いが厳しくなった時におすすめです。

また、学資保険以外でも積立型の保険ならこの制度を利用することができます。

借りられる限度額は、保険会社によって異なりますが、通常、解約返戻金の70%から90%の範囲内になるでしょう。

もちろん、お金を借りることですから利子が課せられます。利子率は、保険加入時の予定利率に1~2%を上乗せした程度に設定されていることが多いです。

近年では、2.75%から3%の間あたりになるでしょう。

しかし、金利が高い時期に保険に加入された場合は、その分貸付利子率も高くなってしまいますので注意しましょう。

なお、契約者貸付を受けられるのは「契約者」本人だけです。

契約者貸付を活用するまでの流れ

念のため、手続きの方法もお伝えしておきます。手続きの際には所定の書類の提出を求められるのが原則ですが、保険会社によっては、あらかじめ専用のカードを交付してATMで借りられるようにしているところもあります。

申請から振り込まれるまでは、通常3日から1週間程度かかります。急ぎの場合はご契約している生命保険会社にご確認ください。

1. 保険会社への連絡
まずは保険会社のコールセンターに連絡をします。基本は契約者本人が連絡しなければいけません。証券番号が必要になりますので、契約時の書類を用意されるとよいでしょう。

2. お手続きの書類の発送(原則翌営業日に発送いたします)
保険会社が必要な書類を送付します。

3. 必要書類を記入して保険会社に返送
「契約者貸付申込書」を記入して保険会社に返送します。

4. 貸付金の振込
保険会社からお金が振り込まれます。通常約一週間後にお振り込みとなります。保険会社によっては専用のカードがあり、ATMなどで借りることもできます。

対処法2. 一部解約(減額)をして保険料を下げる

これは、学資保険を一部だけ解約して保険料を下げるというものです。一部解約をすることを減額と言います。

例えば、保険料を月々30,000円支払いの場合、半分に減額して保険料を月々15,000円にすることができます。

半分解約したことと同じなので、この時点で貯まっている返戻金の半分を受け取ることができます。

全部解約してしまうよりも損が少なくなります。一定の金額まで下げることができるので、支払える保険料があるのであればその金額まで下げてできるだけ将来満期金を受け取ったほうがいいでしょう。

しかし、現在のご契約内容にもよりますが、月々の支払いが5,000円から7,000円以下になるような減額の場合、一部解約はできずに、保険会社は全部解約を求めてくる可能性があります。

ご契約の保険会社によく相談するようにしましょう。

対処法3. 払い済み保険にして保険料を支払わないようにする

保険料が払えなくなった場合、保険料の払い込みを中止して、その時点まで積立をした金額(解約払戻金)の割合に応じて満期金を受け取る払い済み保険制度があります。

この制度を活用することにより、保険料を今後支払うことなく将来満期金が受け取れます。

生命保険の中でも終身保険や養老保険などで活用する制度です。

例えば、100万円解約払戻金が貯まっていたとするとその部分だけ割合に応じて再計算して将来の学資祝金などが受け取れます。

ただし、学資保険の払い済み保険はできない商品もあるので保険会社に確認してみましょう。また、商品によって利率を下げられる可能性があるので注意しましょう。

払い済み保険については払い済み保険って何?具体的な活用方法と注意点で詳しく解説していますので参考にしてください。

対処法4. 解約をするタイミングを見計らう

これまでの3つの対処法を検討してもやはり解約をするという結論になった場合には解約するタイミングを考えることにより、少しでも多くお金を戻すことを考えなければいけません。

冒頭でもお伝えしたように学資保険は解約をするとそれまで積立られた金額(解約返戻金)が戻ってきます。

ただ、いつ解約するかによって戻ってくる金額が違います。わかりにくいので例を用いて解説していきます。

例えば冒頭の契約だと、、、

  • 契約者:30歳男性
  • 子ども:0歳
  • 保険料:13,620円(月々)
  • 保険料払込期間:18年

この契約の場合、例えば14年目に解約すると約229万円(99.98%)と払込んだ保険料より少なく戻ってきますが、1年待ち15年目に解約すると約245万円(100%)と払込んだ保険料がそのまま戻ってきます。

このように解約するタイミングを少し後にするだけでお金を多く戻すことができます。

学資保険によってはもっと大きな金額が違う場合がありますので、解約をするときには必ず設計書で戻る金額を確認してから手続きするようにしましょう。

まとめ

子供が生まれたときに加入をする学資保険ですが、自分の子供にいい人生を送らせてあげたいというのは当たり前のことでしょう。

そしてそういった気持ちが学資保険の保険料を高めに設定してしまいます。

ただ、数年後に生活の変化があり、保険料の支払いが難しくなった時にはできるだけ損をしないように対処しましょう。

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長井 大輔

長井 大輔

保険のパートナー・保険の教科書 運営責任者、今まで1000名以上の個人・法人のお客様のご相談にお応えしてきた生命保険・社会保障・税務・資産運用に精通しているファイナンシャルプランナー
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