次のようなことでお悩みではありませんか?
・自分にピッタリの生命保険を選んで加入したい
・現在加入中の生命保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな生命保険に加入すればいいのか分からない
もしも、生命保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
保険の中には、加入した時からしばらくの間、保障を受けられないものがあります。
この期間を免責期間と言い、保険会社が保険利用者を抱えるリスクを防ぐためという理由をはじめ、様々な理由で設定されているものです。
保険に加入者する時は、免責期間があるかどうかを確認することが重要なのです。
この記事では保険の免責期間について、
を解説していきます。
保険の教科書 編集部
最新記事 by 保険の教科書 編集部 (全て見る)
目次
保険における免責期間とは、保険の対象となる病気やケガが発生した場合でも、保険金などの支払いが行なわれない期間のことです。
生命保険や医療保険にはなぜ免責期間が設けられている理由は、加入者の間の公平性を保つためです。
もし、加入後すぐに保険金を受け取ることになる人がいると、保険会社は、保険金の支払いが多すぎて潰れてしまうリスクがあるのです。
そのようなリスクを未然に防ぐために、保険に加入する人には健康状態の告知が義務付けられてます。
しかし、たとえば、生命保険の場合、自殺して遺族が保険金を受け取れるようにしたいと考えて加入することが考えられます。
また、がん保険の場合、自分ががんかも知れないと思いながら、医者にかかる前にがん保険に加入し、病院で案の定がんと診断される場合が考えられます。
そこで、保険の種類によっては、加入後一定期間は保障が受けられないという免責期間が設けられています。
免責期間が設けられている保険には、主に以下のようなものがあります。
それぞれについて簡単に見ていきましょう。
生命保険には、自殺免責期間というものが定められています。
生命保険は原則として、死因を問わず遺族が保険金を受け取れます。
しかし、大金が必要な人が保険金目当てで加入して、加入後すぐ自殺されてしまっては保険の公平性を保つことができなくなってしまいます。
そこで、自殺免責期間が設けられています。加入から3年間に設定されていあることが多く、保険の免責期間の中では最も長いものになっています。
ただし、自殺でも、被保険者がうつ病などの精神疾患を患っており、意思能力がないと判断された場合です。
がん保険の免責期間は90日間です。
もし、免責期間中にがんと診断された場合、がん保険の契約自体が無効になります。ただし、それまでに支払った保険料は返ってきます。
古いタイプの医療保険だと、入院4日目までは入院給付金を受け取れず、5日目から初めて受け取れます。
この場合、4日目までは免責期間ととらえることができます。
次に、持病や既往症がある人も加入できる「引受基準緩和型」の保険です。
これは、健康状態の告知事項を少なくし、加入できる基準を緩和したものです。その代わりに、一定期間保険金を1/2しか受け取れない免責期間が設けられています。
免責期間はたいてい1年間です。
働けなくなった時の生活費を保障してくれる所得補償保険や就業不能保険の多くは、免責期間が設けられています。
所得補償保険と就業不能保険の違いはおおむね以下の通りです(詳しくは「働けなくなったときの保険、所得補償保険と就業不能保険の比較」をご覧ください)。
この違いから、所得補償保険は最短で4~7日間、就業不能保険は最短で60日間程度の免責期間が設けられることが多くなっています。
なお、就業不能保険については、免責期間を設定するのではなく、「要介護●」や「障害等級●級」と認定されたことなどを条件としているものが増えてきています。
免責期間がある保険は、保険の乗り換えを行う際に注意が必要です。
というのも、免責期間のある保険を乗り換えた場合、乗り換え先の保険は新規契約ということになるので、再度免責期間が発生することになります。
もし、古い保険を解約した後で新しい保険を契約すると、新しい保険の免責期間中は保障がない状態になってしまうのです。
免責期間がある保険を乗り換える場合は、新しい保険の免責期間が終了するまでの間、古い保険を解約しないようにする必要があります。
各種保険に設けられている免責期間についてお話ししてきました。
免責期間が設けられている理由は、もっぱら、保険加入者の間の公平性を保つためです。
免責期間の長さは保険の種類によって様々で、最短で4日(古いタイプの医療保険)、最長で3年(生命保険)です。
注意点として、免責期間のある保険を乗り換える場合、新しい保険に加入する前に古い保険を解約してしまうと、保障期間に空白ができてしまいます。新しい保険の免責期間が終わるまで古い保険を解約しないようにしましょう。
次のようなことでお悩みではありませんか?
・自分にピッタリの生命保険を選んで加入したい
・現在加入中の生命保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな生命保険に加入すればいいのか分からない
もしも、生命保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
日本では、民間保険に入らなくても、以下のように、かなり手厚い保障を受け取ることができます。
多くの人が、こうした社会保障制度を知らずに民間保険に入ってしまい、 気付かないうちに大きく損をしています。
そこで、無料EBookで、誰もが使える絶対にお得な社会保障制度をお教えします。
ぜひダウンロードして、今後の生活にお役立てください。
生命保険の中には、契約を解約すると解約返戻金が戻ってくるタイプがあります。 そのようなタイプは、主に、積立の目的に活用されます。ただし、保険の種類によって、解約返戻金がどのくらいの期間でどの程度貯まるか、あるいは、何のために積立をするのに向いているか
更新型の生命保険でよくあるのが、「終身保険」に「定期保険特約」が付いているプランです。 定期保険特約とは一定期間の死亡に備えて保障を厚くするための「掛け捨て」の保険がくっついているものです。 「特約」なので単体では契約できず、あくまでも「終身保
生命保険には入らないでいいという意見を述べる人を見かけることがあります。 確かによく考えずに、無駄な保険へ加入しているケースもないわけではありません。 また生命保険へ加入しなくても、万が一のときに遺族の方が不自由なく暮らしていけるという人もいる
生命保険の特約の中には、交通事故にあった際の保障を追加できるものがあります。 過去に加入した生命保険に該当する特約がついていて、改めて見返しみたときに「本当にこの特約が必要なのか」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ただし、結論
保険会社が倒産したら契約はどうなるの?知っておきたい4つのこと
保険の契約をするときもし保険会社が将来倒産したら自分の契約がどうなるか不安になることでしょう。 保険会社といえども、一つの企業ですので不良債権や運用環境の悪化により、経営破綻してしまうところもまったくないとはいえません。 ただし、保険会社が倒産
生命保険協会による「生命保険契約照会制度」の運用が本日(2021年7月1日)より開始します(公式ページ)。 これは、保険契約者の家族等が加入状況を知るのが困難な場合に、生命保険協会に照会できる制度です。 その背景には、高齢化社会が進行し、高齢者
あなたは営業の人に勧められるがままに申込みをして、本当にこれでいいのか悩んでいませんか?そういったとき契約の撤回に利用できるのがクーリング・オフ制度です。もちろん生命保険も対象となります。 ただし、契約の方法などによってはクーリング・オフ制度が適用に
生命保険に加入する場合、告知義務があります、これは、現在の健康状態、過去の病歴等を「告知書」に正確に伝えなければならないということをさします。 この記事では、そもそも生命保険の告知義務とはどんなものか、告知義務違反をした際のペナルティの内容、告知義務
保険の中には、加入した時からしばらくの間、保障を受けられないものがあります。 この期間を免責期間と言い、保険会社が保険利用者を抱えるリスクを防ぐためという理由をはじめ、様々な理由で設定されているものです。 保険に加入者する時は、免責期間があるか
生命保険には「責任準備金」というものがあります。 この責任準備金は、生命保険のしくみを理解する上で重要なものです。現在の保険の仕組みを理解したり、保険を見直したりするのにたいへん役に立ちます。 本日はこの『責任準備金』について、「ソルベンシー・マー