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保険の教科書 編集部
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レーシックとは、エキシマレーザーというレーザー光で角膜を削ることによって視力矯正を目指す治療法です。
公益社団法人日本眼科医会第4回記者懇談会(2016年)で公開された「屈折矯正手術の現状」(P14)によれば、ピークとなった2008年には年間45万件もの症例があったとのことです。
同じデータによれば、2014年には症例数が約1/9の年間5万件となるなど手術を行う人は一時期に比べ減っていますが、現在でも多くの医院にて実施されています。
一度の手術で視力が劇的に回復する可能性があるレーシック手術は、視力回復を目指す人にとって今でも魅力的な治療手段の1つであり、費用がどのくらいかかるか気になっている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、統計データや医院の参考例をもとに、レーシックの費用がどのくらいになるか紹介しています。
目次
レーシックではエキシマレーザーを扱う医療器具が高額なことなどから、高額な費用が必要です。
以下、マーケティングリサーチ会社「アスマーク」が2012年に実施した「レーシックに関するアンケート調査」から引用した、レーシック費用の統計データです。手術前後の検査費用も含まれた費用となっています。
なおこちらは調べたなかで最も最新のデータですが、新しく登場した術式によってはこの統計の平均より費用が高くなる場合があるので注意してください。
術式については後述します。
【レーシックにかかった費用は】
最も多い価格帯は20~29万円で、同じデータによれば平均的な費用は23万7,288円だったとのことです。
また最も少なかった場合が5万円、最も高かった場合が80万円で、えらぶ医院などによって大きく費用が異なることがわかります。
なお医院によっては、ローンが可能な場合もあるようなので、気になる方は一度問い合わせてみるとよいでしょう。
一口にレーシック手術といってもさまざまな種類があり、種類によっては手術費用が平均よりも大幅に上回る場合があります。
患者は予算や目の状況にあわせて、医院と相談しどの種類をえらぶか選択するわけです。
ここではレーシック手術の種類と費用例をあわせて紹介します。
費用例については、公式サイトで手術費用を公開している東京都の「みなとみらいアイクリニック」のものです。
まずベーシックなレーシックとはどういうものかみていきましょう。
ここにあげる種類は、基本はベーシックなレーシックと同様ですが、使用する機器などで違いがあります。
ベーシックな手術が理解できれば、ほかの種類がどのようなものか理解しやすくなるので参考にして下さい。
ベーシックなレーシック手術では、まず角膜に手術後の傷を保護するための「フラップ」と呼ばれるフタを作ります。
そして作ったフラップをめくり、エキシマレーザーによって角膜を削ります。最後にフラップをもとに戻し、固定して完了です。
「オーダーメイドのレーシック」ともいわれるのがアイレーシックです。
専用の医療機器を用いて、個別の目の状態に合わせた手術ができます。
一方、角膜が薄い人でき適用できません。
「みなとみらいアイクリニック」では、「デザイン®アイレーシック® (iDesign®iLASIK®)」という品目で、両眼45万円で対応しています。
近視や遠視、乱視のほかに老眼の症状がある方に適したレーシックの治療法です。
通常のレーシックでは左右両方の目が均等にみえるように治療を行いますが、モノビジョンレーシックでは、「片方の目は遠くを、もう片方の目は近くが」よく見えるようにします。
これによって、視力のバランスがとれメガネなしで暮らせるようなるわけです。
「みなとみらいアイクリニック」では、両眼37万円で対応しています。
レーシック手術では、繰り返すように角膜に「フラップ」と呼ばれるフタを作成して手術後の傷を保護します。
一般的なレーシックでは、フラップを作る際に電動カンナのような装置を利用するのに対し、イントラレーシックでは専用のレーザー装置により精密なフラップを作成します。
これによって非常に精密なフラップが作成でき、より強度な近視の矯正が可能となるほか、安全性が高まるのが特徴です。
「みなとみらいアイクリニック」では、両眼37万円で対応しています。
繰り返すようにレーシック手術では、角膜にフラップというフタを作ります。
ただし角膜が薄くこの術法が適さない方や、格闘技などで眼に強い圧力が加わるスポーツを行いこのフラップがずれてしまう可能性がある方は、フラップをつくるかわりにPRK(ピーアールケー)という術法をえらびます。
PRKは、角膜表面の上皮細胞をレーザーで取り除き、その下にある角膜実質にレーザーを照射することにより視力矯正を目指す術法です。角膜の強度は一般的なレーシックより強くなります。「みなとみらいアイクリニック」では、アイデザインレーシック同様のオーダーメイド型の「カスタムPRK」を両眼45万円で対応しています。
視力をよくするための治療法はレーシック以外にメガネやコンタクトレンズを利用する方法があります。
また最近では、夜間に視力矯正用のコンタクトレンズを装用し、日中は裸眼でも視力がよくなるという「オルソケラトロジー」という治療法が注目されています。
オルソケラトロジーは手術ではないため、レーシックと異なり角膜を傷つける可能性がない反面、レーシックのように一度手術すれば終わりというわけではなく夜間にはコンタクトレンズを装用し続ける必要があるのが特徴です。
それぞれの費用がどのくらいになるのか、コンタクトレンズメーカー「株式会社ユニバーサルビュー」が運営するオルソケラトロジーの啓発サイト「オルソためそ」(「オルソケラトロジー・メガネ・コンタクトレンズ・レーシックの費用比較」)を参考にみていきましょう。
【視力回復を目的とした治療ごとの費用比較例】
種類 | 費用例 |
レーシック | 1年目:350,000円 2年目:0円 3年目:0円 3年間総額:350,000円 |
メガネ
2年ごとに3万円のメガネを購入すると想定 |
1年目:30,000円 2年目:0円 3年目:30,000円 3年間総額:60,000円 |
コンタクトレンズ
使い捨てワンデイを両目で使用すると想定(5,200円/月) |
1年目:62,400円 2年目:62,400円 3年目:62,400円 3年間総額:187,200円 |
オルソケラトロジー
使用期間3年のオルソケラトロジーレンズを購入すると想定(新規15万円) |
1年目:155,000円 2年目:0円 3年目:0円 3年間総額:155,000円 |
ご覧のようにほかの方法と比較すると、レーシックは割高なのがわかります。
さらに術法によっては、上記「みなとみらいアイクリニック」であげた例のように価格がさらに高くなる可能性があります。
ただし、レーシックは他の方法と異なり、手術が成功すればその後に大きな費用が掛からないのに対し、そのほかの方法ではメガネ・コンタクトを購入し続けることが必要です。
そのため10年~20年の長い目でみれば、ほかの方法と比べて必ずしも割高とはいえません。
2012年にマーケティングリサーチ会社「アスマーク」が行った「レーシックに関するアンケート調査」によると、レーシックの平均的な費用は23万7,288円だったとのことです。
一方、レーシックにはさまざまな術式があり、えらぶ術式の種類や医院によってはさらに高額になることもあります。
前述のアンケート調査によれば、かかったレーシック費用は5万円~80万円までと幅があることもわかっています。
なお、なかにはローンに対応した医院もあるようなので、必要に応じて利用するのもよいでしょう。
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