生命保険の見直し方法

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自分の生命保険はこのままで本当に大丈夫なの?と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?

生命保険は自分に万が一があった場合に家族が困らないようにしておくものなので必要です。しかし入りすぎるのはよくありません。

生命保険に加入をするのも大切なことですが将来の貯蓄をしていくのも大切なことです。

これまで多くの保険相談を受けてきた中で高額な生命保険に加入をしている方が非常に多いです。生命保険以外にも遺族年金をはじめ、たくさんの保障は受けられますので生命保険の見直しをするときは、しっかりと現在の保障を確認するようにしましょう。

重要なのは将来を考えた上で貯蓄とバランスよく生命保険に加入をするということです。

今日は無駄をなくす生命保険の見直し方法をお伝えします。できるだけ無駄をなくし将来の貯蓄に回しましょう。

 1. 生命保険以外から受けられる保障を確認する

結婚して子供が生まれたら当たり前のように加入をする生命保険ですが、本当に高額な生命保険が必要なのでしょうか?

まず、確認したいのは今自分に万が一があった場合にどれくらいの保障が受けられるのかが重要です。

1-1 遺族年金により一定の保障が受けられる

遺族年金には遺族基礎年金、遺族厚生年金、遺族共済年金の3つがあります。

どの遺族年金を受け取れるかについては、亡くなった人の職業によって異なります。また、遺族年金をもらえる遺族の範囲も年金の種類によって異なります。

サラリーマンの場合遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給されます。子ども1人のサラリーマン世帯の場合、遺族年金から約161万円(月々約13万円)支払いを受けれます。

受取金額例は以下のようになります。

遺族年金

※保険料納付期間・所得によって違いがあります

1-2 住宅ローンには団体信用生命保険が付帯されている

一般的に住宅ローンには団体信用生命保険が付帯されています。契約者が死亡した場合は住宅ローンの支払いが免除されます。

そして、最近は、三大疾病保障付き、七大疾病保障付きなど、生活習慣病などで就業できなくなった場合の保障も付いている団信が多くなってきました。つまり、団信に入っている場合は、生命保険とかぶる内容が非常に多くなっています。

1-3 会社の福利厚生で保障が受けられる場合がある

会社によりますが社員が死亡したときに会社から遺族に給付金・年金などが支払われる場合があります。退職金などがある場合死亡退職金として遺族に支払われます。

このことを念頭に置かずに生命保険を設計しているケースが多いです。

2. 保障が二重になっていないか確認をする

複数保険に加入している場合、特約などで二重になっているケースがあります。その分保険料が発生しているので見直しをお勧めします。

 2-1 医療保険を二重に加入している

生命保険に医療特約という形で医療保険が付いているケースが多いです。特に郵便局の養老保険や共済など、種類を分けて保険に複数加入している場合は、医療保障がダブっているケースがあります。

そもそも、保険は万が一のリスクヘッジの意味合いが強いため、リスクヘッジばかりが先行してそもそもの資金を減らしてしまっては元も子もありません。保険がかぶって過大になっている場合は、絶好の見直しポイントです。

2-2 学資保険の育英年金

学資保険に、育英年金という特約があります。これは契約者である親が死亡したり、所定の高度障害状態になったときに、育英年金を所定の期間、毎年受け取れるという特約です。

育英年金というのは、契約者である親の死亡保障と同じことなので、もし親がほかで生命保険に加入している場合は必要ありません。

2-3 子供の医療保険が過大になっている

学資保険に医療特約がついているものがあります。これは、子供が入院や手術をした場合に、入院給付金と手術給付金を受け取ることができる特約です。ただし、医療保険の保険料が発生してます。

子どもの場合市区町村によって異なりますが医療費助成制度があります。中学生まで医療費がかからないような自治体もあり、これを利用すれば健康保険の自己負担分が無料となり、ほとんどの医療費をカバーできます。

そのため、医療費助成制度がある期間は子供の医療保険の加入は必要性が低いです。ただし、自治体ごとに制度が変わるため、居住地域の医療費助成制度を調べておく必要があります。

子供の医療費助成については子供の医療保険に加入を検討する前に知っておくべき4つのポイントに詳しく記載をしています。

3. 自分に必要のない特約を削減する

今まで多くの保険相談を受けてきましたが必要のない特約に加入をしている人が非常に多いです。もちろんすべてが必要がないわけではありません。重要なのは自分が気になる病気など必要と思う保障を確保するということです。

以下の特約は要注意です

3-1 障害保障特約

障害保障特約は、障害または疾病による所定の身体障害状態(心臓ペースメーカーの装着など)になったとき、に支払われる特約です。しかし、そもそも病気による障害になった場合、国から障害者認定がおりて手厚い保障を受けられます。

例えば、ペースメーカーは通常7~800万するといわれていますが、実際は国から補助があるので無料です。もし、この特約を付けている人がいれば見直してみて下さい。

3-2 介護特約

最近注目されている介護保険ですが、介護の保障が必要ないというわけではありません。

介護特約の中には支払い条件が異常に厳しく、ほとんど介護状態になってもほとんど給付の支払い対象とならない特約もあります。

例えば介護特約の要件が「所定の要介護状態」とは、基本的に常時寝たきりで、(1)ベッド周辺の歩行 (2)衣服の着脱(3)入浴 (4)食事 (5)排泄後のふき取りの5つのうち3つ以上できない場合か、医師に器質性痴呆と判断された場合です。

しかもこの状態が180日継続しなければ保険金は支給されません。この可能性はきわめて低いといわざるを得ないためです。

介護特約は支払要件が重要です。どういう状態になったら給付金が支払われるか確認しましょう。

3-3 重度慢性疾患特約

重度慢性疾患とは、たとえば重度の糖尿病、重度の高血圧症、慢性腎不全による人工透析、肝硬変、慢性膵炎などです。それでは、重度な状態とはどれぐらいでしょうか?

例えば糖尿病の場合、インスリン治療を6ヶ月以上継続したという医師の診断、眼の増殖性糖尿病網膜症であるという医師の診断、下肢に壊疽(えそ)による1足指以上の切断などでようやく保険金が受取れるといった形です。

自分にとって、本当にこの特約が必要かどうか、しっかり考えてみて下さい。

3-4 女性疾病特約

女性疾病特約は、特定の病気に対する保障を上乗せするものですが、その分の保険料も当然上乗せになります。現在加入されている保険商品にもよりますが、もし、女性特約を付けるのであれば、その分入院特約の日額を上げた方が保障内容が良く、保険料も安い場合が多いです。

もし、この2つを比べずに「女性特約」だから入っておいた方が良いといって入ってしまった人は見直してみて下さい。

3-5 健康祝い金

健康祝い金とは、一定期間、健康で医療保険を利用しなかった場合に、ボーナスとして一時金を受け取れるものです。

結局は割高になった特約の保険料の一部が戻ってきている仕組みなので、祝い金をもらうために積立をしているような形です。

しかも、入院した場合には保険会社に没収される仕組みとなっています。それを考えれば保険と貯蓄は分けたほうがいいでしょう。

4. 今の生命保険を解約して新しい生命保険に加入をする

加入をしている生命保険を解約して新しい生命保険を検討するのも方法の1つです。

生命保険は契約年齢が上がると保険料も上がる仕組みになっているので今加入しているものをむやみに解約するのはよくないですが、保険商品も時代に合わせて変わってきているので新しい保険に乗り換えるのも選択肢の1つになります。

4-1 割安で大きな保障を得られる収入保障保険

最近注目されているのは収入保障保険です。大きな死亡保障を割安の保険料で得られるのが特徴です。

定期保険との違いは年金で受け取れるところです。定期保険は保険金を一括で受取るのが一般的ですが、収入保障保険は年金という形で通常は毎月給付金が受取れる形になります。

 収入保障保険と従来の定期保険の比較

例 35歳:男性 必要保障額 3000万円

収入保障保険

年金額 月々10万円×12か月×25年間(60歳まで)=3000万円

保険料:月々3,630円

収入保障

注意点としては死亡した以後契約に定めた満期まで受取れる仕組みのため、いつ死亡するのかによって年金の受取り回数が変わってきます。基本的に保障は下がっていきます。

定期保険

死亡保険金額:3000万円(60歳まで一定)

保険料:9,240円

定期保険

定期保険の場合は契約した35歳から60歳までの間いつ亡くなっても3000万円受け取れます。

以上のように同じ必要保障額3000万円を準備をするのに収入保障保険では3,630円定期保険では9,240円と月々の保険料に月々5,610円の差が出ます。

生命保険の目的は万が一があった場合ご家族が困らないようにしていくものです。必要保障額というのは残されたご家族にとって必要なお金のことです。

必要保障額は時間と共に減少していきます。

遺族年金減少表

必要保障額については生命保険に加入するとき知らなければ損をする必要保障額の計算方法で詳しく解説しています。

子供が生まれたばかりのときはこれから生活費・学費が掛かるので必要保障額は高額になりますが、時間と共に子供が独立するまでの期間が短くなってくるので必要保障額は徐々に減少していきますので収入保障保険は合理的な保険と言えます。

また収入保障保険は商品によってタバコを吸わない非喫煙体割引や健康優良体割引があるのでさらに割安になる可能性があります。

見直しをして、下がった保険料を貯蓄をする。もしくは医療保険など他の保険に回すのも1つの方法です。

4-2 新しい生命保険に見直しをするときは解約時期に注意する

生命保険の見直しをする場合、新しい保険に切り替えることがあります。切り替えをするときはまず新しい保険に加入をしてから現在の保険を解約します。

生命保険に加入をするときは健康状態などの審査があります。もし現在加入している保険を解約して、新しい保険の審査が通らない場合、無保険状態になるからです。

また、新しい保険の保障がいつ開始されるかは保険会社によって違いがあるため切り替える前に確認しましょう。

まとめ

生命保険は長い間保険料を支払っていくものです。保険料総額では大きな金額になります。できるだけ無駄をなくしましょう。

また以下の人は是非見直しを検討してみてください

  • 自分の加入している生命保険に疑問がある
  • 保険料が高いと感じる
  • 営業に言われるがまま加入をした

まずは今の自分にはどれくらいの保障があるのか整理することからはじめましょう。そしてもし疑問があるときには専門家に相談するのがいいでしょう。

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長井 大輔

長井 大輔

保険のパートナー・保険の教科書 運営責任者、今まで1000名以上の個人・法人のお客様のご相談にお応えしてきた生命保険・社会保障・税務・資産運用に精通しているファイナンシャルプランナー
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