何歳まで生命保険に加入できるの?気になる保険の加入年齢

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「自分の保険は終身タイプだと思っていたら、80歳で入院関係の特約が終わってしまうということを保険会社からの通知で知った。いまから新規で保障を持つことはできないか?」私は、最近このような相談をよく受けています。

しかし、相談者の方に新規加入を勧めることができないケースもありました。なぜならば、加入年齢の問題でおすすめできる保険がなかったからです。

今回は、このような状況に陥らないために、『生命保険の加入年齢の限度』と『高齢で保険加入をする際の注意点』について、お伝えしていきたいと思います。

1.生命保険の加入年齢の限度

加入年齢の限度は保険会社により異なります。

そして、生命保険の種類により加入年齢の限度は異なります。まとめると以下のようになります。

1-1 医療保険

  • 一般の医療保険・・・満85歳まで(少額短期保険では89歳まで)
  • 緩和型の医療保険・・・満85歳まで(少額短期保険では89歳まで)
  • がん保険・・・満85歳まで

1-2 死亡保険

  • 一般の生命保険(死亡保障)・・・満80歳まで(少額短期保険では89歳まで)
  • 緩和型の生命保険(死亡保障)・・・満80歳まで(少額短期保険では89歳まで)
  • 一時払の生命保険・・・満90歳まで(平成27年4月から満95歳まで加入ができる商品はなくなってしまいました。)

1-3 その他

  • 個人年金保険(一時払除く)・・・満60歳
  • 学資保険・・・10歳(被保険者)

このように保険種類によってぜんぜん違いますし、保険会社によっても違いがあります。検討する時は1社だけではなく複数社検討された方がいいでしょう。

2.高齢で保険加入をする際の注意点

2-1 契約年齢に気を付けよう

普段使われる年齢は、いわゆる満年齢です。

たとえば、4月1日生まれの人であれば、4月1日を迎える度に年齢が上がります。

一方、契約年齢は、誕生日である4月1日から6ヶ月を超えている場合(10月1日以降)は、端数切り上げとなり、一つ先の誕生日で迎える満年齢と同じ扱いとなります。保険会社によって、この満年齢で計算しているところと契約年齢で計算しているところがあります。

契約年齢

例えば、80歳まで加入できる保険があるので安心だと思っていると、その保険会社の商品は契約年齢で計算していた場合、年齢が誕生日の半年前に上がってしまうので、加入できないという場合があります。

検討している保険商品は契約年齢で計算されているのかをしっかりと確認しましょう。

2-2 保障内容と保険料をしっかりと比較しよう

80代、保険によっては95歳でも加入できる保険がありますが、実際に加入する価値はあるのかを検証したいと思います。

例1)85歳の男性(妻・子1人)が、一時払の終身保険1000万円に加入する場合

メリット

  • 生命保険の非課税枠(相続税)500万円×法廷相続人の数の枠を活用できる。
  • 保険金の受取人を指定できる。
  • 受取人はキャッシュが比較的に早く手に入れられる。

銀行は凍結されて引き出せない場合がある。また、保険会社に据え置き金がたまっている場合、保険の死亡保険金請求の方が、受取人の必要書類を揃えるだけなので手続きが死亡時の据え置きの引き出しより簡単である。

デメリット

  • キャッシュが急に必要になったときに、すぐ解約してしまうと払込保険料よりも解約返戻金が少なくなり、損になってしまう。

メリット・デメリットを考えて、検討しましょう。

もし、相続対策でこの契約を検討しているならば、おすすめです。

例2)80歳の夫婦は、入院関係特約が80歳でなくなってしまい、困っていた。しかし、高齢でも医療保険に加入できることを知り、医療保険の加入を検討している場合

メリット

  • けが・病気をして入院・手術をしたときには、給付金が支払われて助かる。

デメリット

  • 高齢で保険料が上がっていることから毎月の保険料負担が大きい。

この場合もメリット・デメリットを考えてもらってから判断していただきたいが、保険料が高額になるので老後の経済的不安を圧迫する可能性もあります。医療保険では、対象外の入院・手術をした場合は現金で医療費を払わなければなりません。しかし、医療保険を無理して支払っていたことで、現金がなくなっていたということもあります。保険料と給付内容をよく見て慎重に判断しましょう。

例)A社の医療保険(80歳加入)

入院給付日額5000円・手術5万円

  •  男性・・・10945円/月
  • 女性・・・8710円/月

例えば、この男性が保険料以上の給付を受けるには、毎月2日以上入院するか、1年に1回16日間の入院と手術をしなければいけません。

絶対に損をするというわけではありませんが、慎重に検討しましょう。

参考:赤ちゃんでも医療保険に加入できる

今回の記事では、加入年齢の上限をご紹介しましたが、加入年齢の下限は0歳です。

赤ちゃんでも医療保険などにはご加入できます。ただし、死亡保障をかけるときは、加入限度がありますので保険会社に確認しましょう。

また、生まれつき病気を持っている、あるいは乳幼児のときに病気をしてしまい持病を持っている方も20歳から加入できる『(限定告知・緩和型の)医療保険』もあります。

うちの子は、何歳になったら保険に加入できるのかしら・・・と心配されているご両親には、是非20歳から加入できる保険があるということは知っておいてほしいと思います。(限定告知・緩和型でも診査に通過したらの話です。)

まとめ

高齢でも保険に加入できるようになってきています。

しかし、加入年齢をしっかりと調べて、内容をよく確認して加入しましょう。

また、ご家族に同席してもらい、一緒に加入を検討してもらうことをお勧めします。最近は高齢者のクーリングオフも増えていますので、この記事を読まれたご家族の方もしっかりと保険を検討するときにはアドバイスしてあげてください。

家族で話し合っても、判断できないときは、お近くのファイナンシャルプランナーに是非ご相談ください。

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松澤 正宣

松澤 正宣

大手生命保険会社にてオフィス長を経験。
これまで200名以上のセールスに教育・研修を行ってきた保険のコンサルタント。
得意分野は資産家・経営者の税金対策。
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