保険を検討するときに必ず役に立つ生命保険の種類とその特徴まとめ

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生命保険は商品の種類がたくさんあり、複雑です。昔は1つの契約で死亡保障から医療保険まで保障をすることが多かったですが、最近は種類別に契約することが主流になってきています。

そこで自分で生命保険を検討しようと思ってもどの保険がどのような保障が受けられるのかよくわららず混乱している人も多いのではないでしょうか?

生命保険は種類がたくさんありますが、基本的なことを抑えておけばそれほど難しくありません。

今日は生命保険の種類とその特徴についてお伝えします。是非生命保険を検討するときに必ず役に立つ情報なので是非参考にしてください。

1. 死亡保険

生命保険の代表的な商品が死亡保険です。死亡したら受取人が設定した死亡保険金を受取ることができます。主な目的としては死亡したときの家族の保障になります。

死亡保険は主に以下の6種類に分かれます。

  1. 終身保険
  2. 定期保険
  3. 収入保障保険
  4. 養老保険
  5. 引受緩和型保険
  6. 無選択型保険

1-1 終身保険

終身保険とは一生涯続いていく死亡保障のことを言います。文字通り、解約をしなければ設定した死亡保障が一生涯保障が続いていきます。よって解約をしなければ、家族が死亡保険金をいつかは受取れるとうことになります。

そしてもう一つの特徴は掛け捨てではなくお金が貯まっていくことです。

終身保険は基本的に死亡保障ですが特徴である貯蓄性を利用して、老後の生活費・子供の学費など将来のお金を貯めていくことにも活用できる商品です。

終身保険

特徴を簡単にまとめると以下のようになります。

  • 保障が一生涯続いていく
  • お金が貯まっていく
  • 保険料が変わらない

私が考える終身保険の活用をおすすめするケース

  1. 老後の資金を貯めていく
  2. 葬儀関連費用を準備する
  3. 相続税対策をする
  4. 学費を貯めていく
  5. 短期で積立をする

詳しくは終身保険とはどういう商品なの?目的別の効果的な5つの活用法で詳しくお伝えしています。

1-2 定期保険

定期保険とは期間が限定されており大きな保障が必要な場合に検討するのが定期保険です。

終身保険や養老保険に比べて掛け捨てなので割安な保険料で大きな保障が得られます。中にはお金が貯まっていく商品もありますが、基本は掛け捨ての保険になります。満期金などはないシンプルな死亡保険です。

定期保険

特徴は以下のようになります。

  • 期間が限定されている
  • 掛け捨て
  • 期間が満了したら更新ができ

私が考える終身保険の活用をおすすめするケース

  1. 家族の生活費を保障する
  2. 学費の保障をする

定期保険については定期保険とはどういうものなの?特徴と最適な活用法で詳しくお伝えしています。

1-3 収入保障保険

収入保障保険の特徴としては掛け捨てで割安な保険料で大きな保障が得られます。

通常、死亡保険金は一括で数千万などを受取るイメージがあると思いますが、収入保障保険は年金という形で毎月給付金が受取れる形になるので毎月お給料のような形で受取ることができます。

仕組みが複雑なので以下の例でお伝えします。

35歳男性 

  • 年金額:20万円
  • 保険料:月々4,780円
  • 保険料払込:60歳
  • 保険期間:60歳

収入保障保険

特徴は以下のようになります。

  • 年金で受け取る
  • 保険料が割安
  • 保障が下がっていく
  • 最低保証期間がある
  • 商品によっては非喫煙優良体割引がある

子供が小さいうちは生活費・学費など大きな保障が必要なので、保険料が割安で大きな保障を得られる収入保障保険を使うと有用です。

詳しくは収入保障保険とはどういうもの?特徴と最適な活用法で詳しくお伝えします。

1-4 養老保険

保険期間を設定し、その間に死亡したときには死亡保険金が、満期時に無事生存していたときには満期保険金が受け取れます。死亡保険金と満期金は同額になります。

養老保険

貯蓄目的で加入する商品ですが、貯蓄で検討するのであれば終身保険の方がお金が増える可能性が高いので、検討するときは終身保険と必ず比較しましょう。

1-5 引受緩和型保険

一般の生命保険に加入できなかった場合または厳しい特別条件がついた場合に検討するのが引受緩和型の商品になります。

通常3つ~5つの健康状態に関する質問をクリアできれば加入ができるというものになります。

一般の生命保険よりも加入がしやすくなっているので保険料は割高になります。

特徴は以下のようになります。

  • 持病があっても加入がしやすい
  • 一般の生命保険に比べて保険料が割高
  • 保障が1年間は半額になる
  • 保障額が低額

このように持病でも入りやいですが、一般の生命保険に比べて割高になります。病気によっては一般の生命保険に加入できる可能性があるのでまずはそちらを検討しましょう。

詳しくは持病で生命保険を検討するときに知っておくべき重要なポイントで詳しくお伝えしています。

1-6 無選択型終身保険

引受緩和型でも加入ができなかったとき次に検討するのは無選択型の保険です。さらに保険料が高くなり、条件も悪くなります。

特徴は以下のようになります。

  • 無審査で誰でも加入できる
  • 引受緩和型よりもさらに割高
  • 契約から2年間病気での死亡の場合払込保険料が戻ってきます
  • 保障が低額

このように保障内容に比べて保険料は非常に割高になります。

2. 医療保険

医療保険は病気・ケガで入院をしたときに給付金が支払われる保険です。医療保険の基本は、「入院日額」と言って、入院1日当たり○○円の給付が出るということです。特約(オプション)を付けることにより、特定の保障のみ手厚くすることもできます。

主に保障される期間の違いによって「終身医療保険」と「定期医療保険」に分かれます。そして持病の人でも加入しやすい「引受緩和型医療保険」があります。

2-1 終身医療保険

医療保険の中でも保障が一生涯続いていくのが終身医療保険です。医療費の保障はどの年代でも必要なものなので主流はこの終身医療保険です。終身医療保険の場合契約時の保険料がそのまま続いていきます。保障が一生涯続くので更新はありません。

終身医療保険のメリット・デメリット

メリット

  • 保険期間が終身なので解約しない限り保障は一生続く
  • 契約が続いている限り保証は続くので更新などがないため保険料が契約時のまま上がらない。
  • 将来保険料が上がらないので安心。

デメリット

  • 保険料は上がらないが定期医療保険に比べ加入時の保険料が割高。 (20代の加入時保険料は定期保険の1.5倍くらいになります。)

最近の人気そして私のおすすめは終身医療保険です。

その理由としては保険料が上がらないということです。医療保険は現役世代だけではなく高齢になっても必要なものなので保険料が上がらないほうが安心という人が多いようです。特に若い人は安い保険料がそのまま上がらないのでお勧めです。それに対して定期医療保険は期間が切れると更新で保険料が上がり負担が大きくなってくるので嫌がる人が多いようです。

2-2 定期医療保険

医療保険の中でも保障期間が決まっているものになります。通常○○歳までまたは10年間などで設定します。仮に保険期間が10年の場合は10年間しか保障はされません。ただしその場合は更新をすることができます。ただそ、更新をするときは保険料が高くなるので注意しなければいけません。

定期医療保険のメリット・デメリット

メリット

  • 期間が限定されているので終身保険に比べはじめの保険料が割安。 ・終身保険に比べ加入時の保険料が割安なのでもし将来いい商品が発売されたら見直しがしやすい。

デメリット

  • 保険期間が限定されているため更新で保険料が上がる。 (保険期間が終了するとそのまま保障を続けるときは更新で保険料が上がります。)
  • 更新が80歳までしかできない保険もある。

上記でもお伝えしたようにおすすめは終身医療保険です。ただし、定期保険は契約時の保険料が安いなどのメリットもあるため以下の場合は定期保険を検討をしていましょう。

  • 若くてまだ高い保険料を払えない
  • 現役世代のうちにお金を貯めて老後の医療保険は必要ないと考える人

医療保険については医療保険まとめ:突然の怪我や病気で慌てないためのお金と保険の知識で詳しくお伝えしています。

2-3 引受緩和型医療保険

生命保険会社は多数の人と契約を行っており、公平を期すために加入をするとき審査を行います。そこで重要になるのは健康状態の審査です。持病などがあると病気によりますが通常の医療保険に加入できない場合があります。

その場合に健康状態の審査が緩やかなのが「引受緩和型医療保険」です。これは3つ〜5つほどの健康状態に関する質問をクリアできたら加入ができます。

以下のような特徴があります。

  • 持病があっても加入がしやすい。
  • 過去の病気で入院をしても保障してもらえる。
  • 一般の医療保険よりも割高になる。
  • 契約日から一定期間に保障が半額になる。
  • 特約が少ない。

このように持病でも入りやいですが、一般の医療保険に比べて割高になります。病気によっては一般の医療保険に加入できる可能性があるのでまずはそちらを検討しましょう。

3. がん保険

がん保険は文字通り「がん」しか対象の対象になりません。そのかわりがんになった時には一時金が100万円支払われるなど大きな保障を受けることができます。

がんも病気なので医療保険から保障を受けられますが、がんの場合発症すると仕事に支障がでたり、治療費が大きな負担になりますのでがんになった時に備えてがん保険に加入をするのも選択肢の1つです。

がんになった時は一時金・通院保障など大きな給付が受けれます。必ず加入をしなければいけないものではありませんががんになった時には大きな助けとなります。

がん保険についてはがん保険まとめ:がん家系の人は特に抑えておきたい癌と治療費の知識で詳しくお伝えしています。

4. 介護保険

介護保険は一定の介護状態と認定されたら一時金もしくは介護年金で給付金が支払われるのが一般的です。介護は高齢化社会を迎える中で保険会社も力を入れている商品です。

民間の介護保険は保険会社の定める介護状態となったときに給付金が支払われます。

主に3種類あります。

  • 一時金(介護一時金)
  • 年金(介護年金)
  • 一時金と年金の併用

自分の生活設計にあった介護保険を選択することが大切です。

そして介護保険の注意点は支払要件です。どんな介護状態になった場合に給付金が支払われるのか確認が重要です。

どの保険会社の商品も一定の要件があります。

大きく分けると「要介護度連動型」と「保険会社独自型」の2種類に分かれます。

詳しくは知っておかなければいけない介護保険の全知識まとめで詳しくお伝えしていますので是非ご覧ください。

5. 変額保険

変額保険は運用によって将来受取れる金額が変わってきます。保険料の一部が特別勘定とよばれるファンドにおいて株や債券などで運用され、その運用実績によって保険金や解約返戻金の金額が増減します。ただし、運用がうまくいかなくても死亡保険金は下がりません。

そして、保険料は比較的一般な保険よりも割安で設定されています。

変額保険

この契約の場合、基本保険金額1,000万円の設定なので死亡保険金1,000万円は最低保証されます。運用が好調な場合は増えます。ただし、満期保険金については最低保障されずに運用によって増減します。

変額保険の活用法としては死亡保障と貯蓄を兼ねてリスクがあっても増やしたい場合に検討するのをおすすめします。

変額保険はファンドの運用実績によって死亡保険金と貯まっていくお金(解約返戻金)が変動します。ただし、死亡保険金は最低保障されているのでリスクがあるのは貯蓄目的の場合です。リスクはありますが当然運用がうまくいった場合、増えます。商品の中には増えたお金を引き出すこともできます。

このように貯蓄だけを考えるとリスクが大きいですが、死亡保障も同時に考えるのであれば有効に活用できる商品です。

変額保険については変額保険とはどういう商品?特徴と2つの活用法で詳しくお伝えしています。

6. 外貨建て保険

支払う保険料や、受取る保険金・年金・解約返戻金などが、外貨になっている保険のことです。主にドル建て、ユーロ建て、豪ドル建てがあります。外貨で運用したい人向きの商品で、円建ての保険よりも保険料が割安となっているのも魅力です。

ただ、外貨の商品なので為替変動リスクがあります。

為替の損益

このように為替が変動すると受取り金額が大きく変わってきます。

外貨建て保険のメリット・デメリット

外貨建て保険4つのメリット

1. 日本円より高い金利の通貨で運用するので、貯蓄性で有利

日本は低金利で保険会社も運用に苦戦しており、円建ての保険より金利の高い外貨で運用したほうが有利になります。

2. 予定利率が高いので保険料が安い

予定利率が高いと割引率が高くなって保険料は安くなる、逆に、予定利率が低いと割引率も低く保険料は高くなるというシーソーの関係にあります。終身保険や養老保険、個人年金保険など貯蓄性のある保険ほど、予定利率の高低が保険料の高低に影響するということです。

3. 満期時・解約時に契約のときより円安になっていれば、為替差益がプラスされる

外貨建て保険は為替リスクがあると先ほどお伝えしましたが、正確にいうとハイリスクハイリターンとなります。もちろん為替が円安、外貨高になると受取れる金額が増えます。

4.  資産を外貨に分散できる

投資をしていく上で分散投資を考える人も多いでしょう。その1つとして保険としての保障を得ながら外貨の資産を持つこともできます。満期保険金や解約返戻金を外貨のまま保有することもでき、外貨資産として活用することもできるでしょう。

外貨建て保険3つのデメリット

1. 為替が円高になると受取る金額が減る

はじめにお伝えしたように外貨で満期金や解約返戻金を受取る場合、円高(外貨安)になった場合、思っていた金額よりも低くなる可能性があります。

2. 両替する際に為替手数料が掛かる

通常、外貨と円の換算の際に為替手数料がかかります。例えば、保険料を支払う場合に、円から外貨へ換算するときは、為替リスクに加えて、為替手数料が発生することも事前に把握しておくことが大切です。

3. 商品がわかりにくい

外貨建保険は為替変動によって受取る金額が大きく変わっていくのが特徴です。外貨投資経験がない場合将来いくら受け取れるのか、円建ての商品よりわかりにくいです。

外貨建て保険については外貨建て保険とはどういうもの?知っておくべきメリットとデメリットで詳しくお伝えしています。

7. 個人年金保険

個人年金保険は老後の生活費などの積立をする商品です。保険というより、貯蓄のイメージが強い商品です。近年の年金不安から老後への不安も高まっており、ニーズも高まっている商品です。月々余裕資金で将来の積立をするのに適した商品と言えます。個人年金保険料控除による税金のメリットもあります。

主には年金が10年間など年金の受取れる期間が限定されている「確定年金型個人年金保険」と一生涯年金が受け取れる「終身型年金保険」の2つの分かれます。

7-1 確定年金型個人年金保険

確定年金型個人年金保険は。もし年金支払期間中に死亡した場合は遺族が残りの年金を受取ることができます。契約時に定めた年齢(60歳、65歳など)から、一定期間(5年、 10年など)年金を受取ることができます。

7-2 終身型個人年金保険

終身型個人年金保険は年金支払い開始から死亡するまで年金が受取れます。死亡した時点で年金の支払いは終了となります。終身年金の最大の魅力は、生きている限り、何歳でも年金が受け取れることにあります。長生きリスクがどんどん高くなる現在において、生きている限り年金が受け取れる安心は魅力的です。

ただし、終身型の場合一生涯年金が受け取れるので確定型よりも保険料が高くなります。また、死亡するまでの間年金が受け取れるので早く死亡したときには支払った保険料よりも年金の受取り総額が少ない場合があります。

8. 共済保険

共済とは非営利団体が運営する 組合員の相互扶助を目的とした保障事業です。民間の生命保険との大きな違いは、非営利団体が運営しますから 保険商品に比べて割安な掛金設定になっていることが多いことです。ただし、同じ条件で比較したときに特に医療保険は民間の保険会社の商品のほうが保険料が安い、内容がいいケースも見られますので注意しましょう。

代表的なものとして、「JA共済」「県民共済」「全労済」があります。

詳しくは各ホームページをご覧ください。

まとめ

このように生命保険の種類はたくさんあります。最近の生命保険は種類別で契約することが多くなってくるので、検討していても混乱する場合があります。自分で生命保険を検討するときはどの保険がどんな保障が受けられるのかしっかりと理解しましょう。

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長井 大輔

保険のパートナー・保険の教科書 運営責任者、今まで1000名以上の個人・法人のお客様のご相談にお応えしてきた生命保険・社会保障・税務・資産運用に精通しているファイナンシャルプランナー
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