生命保険の4つの種類とそれぞれの特徴まとめ

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一口に生命保険といってもいくつかの種類があり、どれに加入すればよいか迷っていませんか?

ここでは掛け捨て型の保険2種類、お金の貯まる保険2種類の合計4つについて簡単に解説しています。

生命保険選びの参考にしてください。

1.掛け捨て型の生命保険

お金の貯まる生命保険と比較して、解約時にお金が戻ってこない代わりに保険料を安く設定できるのが特徴です。

保障は一生涯ではありませんが安い保険料で大きな保障が得られるため、一家の大黒柱であるお父様が亡くなった際に、遺された家族の生活資金として利用するのに適しています。

掛け捨て型の生命保険として、定期保険・収入保障保険の2種類があげられます。

以下、1つずつ簡単に解説していきましょう。

1.1.【定期保険】大きな保障を一定期間、確保したい人に最適

定期保険は、保険の期間が限定されたタイプの生命保険です。

掛け捨てであり、かつ保険期間が限定されるため、安い保険料で大きな保障を確保することができます。

一例としてA生命の定期保険の例をみてみましょう。。

  • 加入年齢・性別:30歳男性
  • 保険満了:60歳
  • 死亡保険金:1,000万円
  • 保険料:月額2,570円

この例では毎月2,570円という安価な保険料で、契約者が亡くなった際に残された家族が1,000万円というまとまった保険金を受け取れます。

保険金が受け取れるのは契約者が60歳になるまでです。

このように定期保険は、保険期間が限定されお金は戻ってこないものの、一家の大黒柱が亡くなった際に、遺された家族のために大きな保障を用意したい場合に適した生命保険です。

定期保険のイメージを図にすると、以下のようになります。

詳しくは「定期保険とは?2つのタイプからピッタリな保険を選ぶ方法」をご覧ください。

1.2.【収入保障保険】保険料をおさえ、長期間、保険を確保したい人に最適

収入保障保険は、定期保険と同様に掛け捨てで保険料がおさえられる生命保険です。

一方で定期保険と違い契約者が亡くなった際に家族が保険金を一括で受け取れるわけではなく、毎月一定額の保険金が提供されます。

一例をみてみましょう。

以下B生命の収入保障保険の例です。

  • 加入年齢・性別:30歳男性
  • 保険満了:60歳
  • 死亡保険金:毎月20万円
  • 保険料:月額3,460円※非喫煙者健康体の場合

この例では、契約者が亡くなった際に、契約者が保険満了となるまでの期間、遺された家族が毎月20万円受け取ることができます。

言い換えると、契約者が亡くなってから保険金の支払いが開始されそれが60歳まで続くため、以下の図のように契約者が長生きした方が保険金が減ることになります。

仮にこの例で加入から5年後の35歳で契約者が亡くなった場合、保険金の総額は、20万円×12ヵ月×25年間で合計6,000万円です。

たいして55歳でなくなった場合に家族が受け取れる保険金の総額は、同様の計算で算出することができ1,200万円となります。

一家の稼ぎ手であるお父様が早く亡くなった方が遺された家族には多くの保障が必要となるという実際の状況に即しているわけです。

その意味では、何歳で契約者が亡くなっても保険金が一定の定期保険と比較して合理的と言えるでしょう。

一方で収入保障保険は、定期保険と比較して後からメンテナンスしにくいデメリットがある点には注意が必要です。

例えば予定していたより子どもが多く生まれた場合など、あとから生命保険の保険金が多く必要になるといったことがあります。

こういった意味で、収入保障保険は契約前にいつまでにいくらの保障が必要なのかをしっかりシミュレーションする必要があります。

詳しくは「収入保障保険とは?必ず知っておきたい特徴とメリット・デメリット」をご覧ください。

2.お金のたまる生命保険

お金の貯まる生命保険は、掛け捨て型と比較すると保険料が高くなる代わりに、掛け捨てではなく解約時に返戻金を受け取ることができます。

このタイプでは、終身保険・養老保険の2種類があります。

今もっぱら有用なのは終身保険です。

以下、それぞれの保険について解説します。

2.1.比較的貯蓄性の高い「終身保険」

終身保険とは定期保険のように保険期間が限定されておらず、その名の通り保障が一生涯続き必ず保険金が受け取れる保険です。

契約者が亡くなった際には死亡保険金が、解約した際には解約返戻金が受け取れます。

終身保険には貯蓄性があり、保険料の払込期間が満了したあとのタイミングで解約すると、以下の図のように支払った保険料の総額よりも多い保険金がもらえるのもメリットです。

参考までに、C生命の終身保険の例をみてみましょう。C生命では、以下のような条件で終身保険に加入することが可能です。

  • 加入年齢・性別:30歳男性
  • 保険支払満了:60歳
  • 死亡保険金: 500万円
  • 保険料:月額10,870円

また上記条件で加入した際に、60歳払込満了時点で解約する場合の解約返戻金・支払う保険料総額は以下の通りです。

【60歳での払込満了時点】

  • 解約払戻金:4,301,850 円
  • 払込保険料総額:3,913,200円
  • 返戻率:109.9%

ご覧の通り、この例では60歳での払込満了時点で解約をすると約10%もお金が増えることになります。

金利が低い銀行に預けておくより、貯蓄性が高いことは一目瞭然です。

払込満了時点で解約せずに契約をそのままにしておくと、さらにお金がたまり返戻率は上昇し続けます。

2.1.1.遺された家族のために保険金を残したいなら掛け捨て型の保険の方が適切

死亡保険金と保険料をみてみると、上で例に出した定期保険(険料:月額2,570円/死亡保険金:1,000万円)と比較して保険料が4倍以上高いにも関わらず、受け取れる死亡保険金の額は半分になります。

稼ぎ頭であるお父様が亡くなった際に遺された家族が多くの保険金を受け取れるようにするためには、掛け捨て型の定期保険や収入保障保険の方が適切です。

たいして終身保険は、その高い貯蓄性から老後のための生活資金を増やすためだったり、亡くなった際の葬儀費などの整理費用として活用したりすることをおすすめします。

詳しくは「終身保険とは?今だから知っておきたい本当の活用法」をご覧ください。

2.1.2.終身保険で貯蓄性を高める2つの方法

終身保険は保険料が割高な上に、現在はマイナス金利の影響でお金が貯まりにくくなってしまいます。

そんな中、終身保険の貯蓄性を高める方法として以下の2種類があげられます。

  • できるだけ早く払込を完了し、解約せずに契約をそのままにしておく
  • 利率のよいドル建ての終身保険を選ぶ

この方法について詳しく知りたい場合は「貯蓄型の生命保険の2つの役割と貯蓄性を高める2つの方法」をご覧ください。

2.2.現在では貯蓄性が低くおすすめできない「養老保険」

養老保険は、契約者が亡くなった際と満期が来た際の両方で保険金を受け取ることができます。

終身保険同様に掛け捨てではなく貯蓄もしたいときに選ばれてきた保険です。

以前は、利率がよく貯蓄性が高かったため大変人気がありました。

しかしながら現在では保険料が終身保険以上に割高な上に、満期時に受け取れる保険金はそれまでに支払った保険料の総額を下回ることがほとんどです。

つまりせっかく貯蓄目的で契約したとしても、損をしてしまう可能性が高い保険といえます。

そのためお金が貯まるタイプの保険を選ぶ場合でも、養老保険を選ぶのはおすすめできません。

詳しくは「利率・返戻率に釣られるな!養老保険がお勧めできない理由の全て

まとめ

保険料が安くおさえられる上にまとまった保険金が受け取れる掛け捨て型(定期保険・収入保障保険)、保険料が高くなるものの貯蓄性がある終身保険といったように、一口に生命保険といってもここで紹介した通りいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

この記事でそれぞれの保険の特徴を理解し、ご自身の希望にあった生命保険をご検討ください。

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長井 大輔

長井 大輔

保険のパートナー・保険の教科書 運営責任者、今まで1000名以上の個人・法人のお客様のご相談にお応えしてきた生命保険・社会保障・税務・資産運用に精通しているファイナンシャルプランナー
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