次のようなことでお悩みではありませんか?
・自分にピッタリの医療保険を選んで加入したい
・現在加入中の医療保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな医療保険に加入すればいいのか分からない
もしも、医療保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
子どもが生まれたときに学資保険とあわせて考えるのが、医療保険だと思います。
小学生・中学生にもなると、骨折などのケガをするなどの話を聞くので、保険の必要性も感じられると思いますが、赤ちゃんで順調に育っているときは、「乳幼児医療費助成でカバーされるし、医療保険ってホントに必要?」という疑問も持つところですよね。
確かに、地方自治体が乳幼児・義務教育就学時の医療費補助制度が有効な期間は無理に保険に加入する必要はありません。
しかし、人によっては医療保険に加入を検討する必要がある方もいます。
今回の記事では、子どもの医療保険に加入するべきかを見極めるためのポイントについてお伝えします。子どもをこれから出産される方、子どもが生まれたばかりの方は、ぜひ最後まで読んでください。
保険の教科書編集部
最新記事 by 保険の教科書編集部 (全て見る)
目次
子供に医療保険が必要かどうかは意見が分かれるところですが、私が考える、子供に医療保険が必要な場合は以下のようになります。
実際に、この項目に当てはまった方やそれでも念のために子どもの医療保険を考えているという方は以下の2つを検討するとよいでしょう。
掛け金の安い保険としては、共済がおすすめです。
県民共済・都民共済・府民共済などの共済は月1,000円程度の掛け金で、入院給付金が日額5千円、手術共済金は手術内容に応じて1回につき2万円から20万円が支払われたり、死亡共済金、後遺傷害共済金などが出る保険です。子ども限定の共済なので割安に設定されています。
子どもの将来を見据えて医療保険に加入を検討する場合は、保障内容のしっかりとした医療保険も検討できます。
終身医療保険に入れば、18歳までに大きな病気などにかかっても、医療保険が一生続いていくというメリットがあり、保険料も安いまま上がらないので、早めに入っておくと安心感はあります。
厚生労働省の統計によると生まれたばかりの赤ちゃんは入院の可能性が高いですが、幼稚園の年代になると入院する可能性が一気に低くなります。
こちらは厚生労働省の「平成26年患者調査」の表の抜粋です。
年齢別に10万人のうち何人が入院か通院をしているかをまとめてあります。
下記の表から子どもが入院する確率を確認することができます。
【年齢階級別・受療率(人口10万人対)】
このように子どもは大人に比べると通院率は多いですが、入院率はそれほど高くないことがわかります。
しかしながら0歳の入院率が60~64歳と同じくらい高いというところが少し心配なところです。
1~19歳の入院受療率は低いですが、生まれたばかりの赤ちゃんは入院率が高いということがわかりました。
子どもの医療費には、各区市町村が子育て支援のための助成制度を設けています。
そもそも子どもが入院する確率は非常に低いです。もし、入院する病気にかかったとしても、子どもの場合は以下のような公的保障が充実しています。
健康保険では、小学校就学前であれば自己負担は2割、小学校就学から70歳未満であれば3割の負担となります。
乳幼児医療費助成制度とは、子育てを支援する目的で、その自己負担分(2割または3割)も全額または一部を助成してくれる制度のことです。
最近では、少子化対策や子育て支援を目的として、中学校卒業まで医療費を無料とする市区町村もあります。
子どもがいる方や、これから引っ越しを考えている方は市区町村の制度を確認しておきましょう。
さらに、地方自治体ごとに義務教育就学児医療費助成制度を設けています。
助成額や助成条件などは自治体によっても変わってきますが、15歳(中学卒業)まで保障される場合もありますので、保障されている間は医療保障は公的制度だけで十分と言えます。
乳幼児や子ども向け医療費助成の名称は市区町村によって異なります。
保護者の所得に制限を設けている場合もありますので、内容をよく確認しましょう。
また、初診の特定療養費・健康診断・予防接種・入院室料差額等の健康保険がきかないものは助成の対象外となります。
先ほど子供の医療費補助が充実しているとお伝えしましたが、地域によって受けられる保障が全然違います。
以下の表をみて下さい。
【自治体ごとの子ども向け医療費助成制度(一部抜粋)】
(参照元:goo 住宅・不動産「全国の乳幼児医療費助成(通院)/暮らしデータ」)
この表から自治体によって医療費の助成がある年齢と、所得制限・自己負担などにバラつきがあるのがわかりますね。
「なし」としている場合でも、子どもの年齢によって基準が違ったり、入院と通院で適用が変わったりすることもあります。
どちらにしても医療費の助成があるのが「中学校卒業まで」「就学するまで」とでは大きな差がありますので、一度各自治体のホームページなどで助成内容を確認してみると良いでしょう。
入院したときにはまず、医療費がいくら掛かるか気になるところですが、医療費以外にもお金が掛かります。
以下の表は子どもが入院した場合に必要な費用の例です。
医療費は乳児医療の助成により、全額または一部を助成してもらえますが、それ以外に食事代・宿泊代・交通費、子どもの入院の影響で家族の食費が増える、他に兄弟がいる場合は、託児代がかかることもあります。
「個室しか空いていない」などの理由により、個室に入った場合、差額ベッド代の支払いを拒否することができます。
病院は差額ベッド代を取るには設備や料金などを説明し、料金を明示した文書に署名をもらわなければいけないので、署名をしなければ差額ベッド代の支払いは生じません。
入院が長くなると高額になりますので注意が必要です。
正社員で有給が使える場合は、収入に影響することはないと思いますが、個人で事業を営んでいる方、主婦でパートで働いている方は、子どもの入院に付き添っている期間は収入が減るケースがあります。
自営業の方やパート・アルバイトの収入が生活の主な収入源という方は、より医療保険の必要性が出てくるのではないでしょうか。
子どもの入院率が低い点や、乳幼児・義務教育就学時の医療費助成制度が充実している点から、これらの医療費助成制度がある期間は加入の必要性は低いでしょう。
子どもに医療保険が必要になるときは以下の3つのときです。
それ以外の場合は医療保険にあせって加入する必要はないでしょう。
保険があると安心ですよね。しかし、必要性の低い保険に保険料を払い、家計を圧迫する結果になっては元も子もありません。
もし保険料を払う余力があるのなら、夫婦の保障を手厚くしてみてはいかがでしょうか。
「それでも不安…」という方は、現在移住している地域の、乳幼児・義務教育就学時の医療費助成制度が切れるタイミングで、子どもの医療保険への加入を検討することをおすすめします。
次のようなことでお悩みではありませんか?
・自分にピッタリの医療保険を選んで加入したい
・現在加入中の医療保険の内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
・どんな医療保険に加入すればいいのか分からない
もしも、医療保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
日本では、民間保険に入らなくても、以下のように、かなり手厚い保障を受け取ることができます。
多くの人が、こうした社会保障制度を知らずに民間保険に入ってしまい、 気付かないうちに大きく損をしています。
そこで、無料EBookで、誰もが使える絶対にお得な社会保障制度をお教えします。
ぜひダウンロードして、今後の生活にお役立てください。
三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)は、他の病気と比べて重症化しやすく、治療が長期化することが多いです。 それに備えるための保険として三大疾病保険がありますが、どんなものなのか、加入するべきか、加入するならどれを選べば良いのかが気になることと思います
民間の医療保険以外に病気やケガで入院した際に備える手段として、さまざまな組合が運営している共済があります。 一般的に共済は医療保険と比較して保険料に相当する「掛金」が安いので、民間の医療保険とどちらをえらべばよいのか迷っている方も多いことでしょう。
20代のときは若いから医療保険なんて加入しなくてもいいじゃないかと思っていた方も、30代になると段々と医療保険くらい加入しておかないとまずいのかな?と思うようになる方は多いようです。 しかし、医療保険にはどのような種類があるのか、自分にはどのようなタイプ
あなたは今後自分が病気で入院したときに「入院して治療費が高額になったらどうしよう」「仕事ができなくなったらどうしよう」などの不安があり、入院したときに給付金が出る保険への加入を考えているのではないでしょうか? 入院保険とは、一般的に「医療保険」と言わ
20代から医療保険に加入するべきなの?どんな保険がオススメなの?と疑問に感じている方もいると思います。 そこで、この記事では20代の人が医療保険を考えるときに重要な以下の3つをお伝えします。 医療保険は20代で必要か 20代で加入する
「どういう手術が給付金の対象なの?」「手術給付金額はどれくらい支給されるの?」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。 手術給付金というのは簡単にいうと手術をしたときに一時金が受取れるというものですが、これはどの医療保険にも付いています。 医
今まで「糖尿病だと医療保険には加入できない。」と聞いたことがありませんか。そして、病気になってから保険の必要性を感じたのではないでしょうか? 実際に、糖尿病になってしまうと 加入できる医療保険はあるのかな? 医療費の負担はどれくらいか
医療保険の保険料の支払い方法に「●歳まで」「●年」など、払込期間を一定の年齢・年数で済ませる方法があります。 保険料の払込期間が限定されるので、保険料の総額が安くなるメリットがあると言われます。しかし、それだけの理由で選ぶのはおすすめできません。
住宅ローンを組むときは、基本的に団体信用生命保険に加入します。 団体信用保険とは、住宅ローンの申込者が死亡又は高度障害状態になった場合、ローン残高と同額の保険金が受け取ることができる保険です。 つまり団体信用生命保険に加入すると万が一の場合、住
ご夫婦で保険を見直そうと考えたときに、『夫婦型』という言葉を思い出して夫婦型の保険について調べてみたものの、結局良いのか悪いのかがよくわからずに調べるのを辞めてしまったことはありませんか。 夫婦型とは、夫婦で保障を1つにまとめられる保険です。夫の保障