次のようなことでお悩みはありませんか?
・自分の会社にピッタリの店舗休業保険を選んで加入したい
・現在加入中の店舗休業保険の補償内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
もしも、店舗休業保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
店舗休業保険は、不意の災害や近隣での事故などによってお店を休業する事になった場合に、休業期間中の粗利益を補償してもらえる保険です。
店舗を運営されている方は、トラブルなどで大きな被害が出ないかと毎日不安な日々をお過ごしのことでしょう。店舗ではいつ何が起こるかわからず、店舗を閉めなければならなくなることも考えられます。
店舗休業保険は、そのようなリスクに備えるものです。
この記事では店舗休業保険のことをわかりやすくお伝えします。少しでも店舗を安心して運営できるよう加入を考えている方はぜひ参考にしてください。
保険の教科書 編集部
最新記事 by 保険の教科書 編集部 (全て見る)
目次
冒頭でもお伝えしたように、店舗休業保険は、お店が災害などにより休業した際に、その間の粗利益が補償される保険です。
店舗を経営されている人には必須といえる保険ですが、補償の対象や金額など不明点は大きいと思います。
具体的には以下が補償されます。
休業をしたときに補償してもらえるのは「粗利益」です。これは、簡単に言えば、「売上」から「原価」を差し引いたものです。
例えば販売価格1本100円のジュースを5,000本販売したら、「売上」は50万円です。そして、原価が1本50円であれば、「粗利益」は25万円になります。
この「粗利益」は人件費等も込みの額です。そこからさらに人件費等を差し引いたものを「純利益」と言います。
店舗休業保険が「純利益」にとどまらず「粗利益」まで補償する理由は、休業している間の人件費等を確保しなければならないからです。
保険金額の決め方は、「1日あたりの粗利益の額」以下で設定します。
そして、1日あたりの粗利益額は
年間粗利益額 ÷ 年間営業(操業)日数
で計算します。
ただし、額には上限があり、その上限は保険会社によって違いますので、設定するときは確認しましょう。
店舗休業保険は名前の通り、休業した時に補償してもらえる保険です。
休業の原因を問わず広く補償してもらえるのですが、まれに補償してもらえないケースもあります。
したがって、重要なのは補償されないケースを理解しておくことです。
仮に店舗が休業しても以下の場合は補償の対象外です。
故意に店舗を休業された場合はもちろん補償されません。
また、重過失つまり重大なミスは故意と同視されますので、それによって大きな損害が発生し、店舗が休業に追い込まれても補償の対象とはなりません。
こちらも当然といえますが、経営者はもちろん従業員の人が誤って店舗に車を突っ込み、店舗が休業状態になったとしても保険金は支払われません。
アクセルとブレーキの踏み間違えなど可能性はゼロではありません。
店舗休業保険は窃盗なども補償の対象となりますが、万引きによる店舗休業は補償の対象となりません。
万引きは悪質な犯罪行為であり、過去にも書店やスポーツ店など万引き被害により休業に追い込まれた店舗はありますが、店舗休業保険の対象にはなりません。
冷凍食品や海産物を取り扱う店舗の場合、冷凍庫で保管をすると思いますが、仮にスイッチが切れていて物品が全滅して休業に追い込まれても、補償の対象とはなりません。
これまで店舗休業保険についてお伝えしておきましたが、この保険がカバーしてくれるのはあくまでも店舗が休業した場合だけです。
それ以外にも、店舗を運営しているとさまざまなリスクがあります。したがって、ここでは、必要な保険の種類をご紹介します。
業種によって必要な保険は違いますが、特に重要なのは以下の保険です。
まず、店舗や設備、商品等の損害に備える必要があります。
そのために必要なのは「店舗総合保険」等の事業用火災保険です。特徴は、一般的な火災保険と比べて設備や商品の補償が手厚いことです。
ただし、商品については盗難は原則として対象外ですので、ご注意ください。
店舗などで製造したものが原因でお客様等に障害を負わせたり、財産に損害を与えたりしてしまった場合に、損害賠償金の額等を補償してもらえる保険です。
例えば飲食店で食中毒を出した場合や、小売店で販売したものでお客様がケガをした場合などです。
特に以下の店舗に必要とされます。
生産物賠償責任保険については『PL保険はなぜ必要?思わぬ賠償リスクからあなたの会社を守るための基礎知識』で解説していますので参考にしてください。
店舗などの施設の欠陥が原因で会社が損害賠償責任を負った場合、会社を揺るがすほどの経済的ダメージになる可能性すらあります。
したがって、多くの会社にとって施設賠償責任保険は大変重要な保険です。
特に以下の店舗に必要とされます。
施設賠償責任保険については『施設賠償責任保険とは?意外に知らない補償内容と必要性』で解説していますので参考にしてください。
受託者賠償責任保険とは、会社がお客様からお預かりした品物を誤って「壊してしまった」「汚してしまった」「紛失してしまった」「盗まれてしまった」等のため損害賠償責任を負った場合に、保険金が受け取れる保険です。
お客様から物をお預かりする店舗では必須と言えます。特に以下の店舗に必要とされます。
受託者賠償保険については「受託者賠償責任保険とは?対象となる会社と補償内容」で解説していますので参考にしてください。
店舗を運営しているとさまざまなトラブルが想定でき、万が一にも休業状態になった場合、売上が途絶え、経営者の方、従業員の方の生活も崩壊しかねません。
店舗休業保険に加入をしておくことで、店舗を営業できていたら得られていたはずの「粗利益」が補償されますのでおすすめします。
ただし、店舗休業保険はあくまでも休業したときに粗利益が補償されるものですので、店舗の建物や設備の損害の補償や、お客様に対しての補償はありません。
店舗を運営している方は、併せて、上記でお伝えした各種保険もご検討されることもおすすめします。
次のようなことでお悩みはありませんか?
・自分の会社にピッタリの店舗休業保険を選んで加入したい
・現在加入中の店舗休業保険の補償内容で大丈夫か確認したい
・保険料を節約したい
もしも、店舗休業保険についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
私たちは、他社にはない独自のノウハウで、数々の会社様の損害保険の保険料を削減してきました。
まず、論より証拠、以下はその事例のほんの一部です。いずれも補償内容はそのままに、保険料の大幅な削減に成功しています。
この無料Ebookでは、私たちがお手伝いしたコスト削減の事例をご紹介します。
そして、業種別に、むだのない最適な保険の選び方をお伝えします。
ぜひ、今すぐダウンロードしてください。
すぐに知りたい方は、0120-957-713までお問い合わせください。
火災保険は、竜巻で住宅に損害が生じた場合に補償を受けられます。 竜巻の被害は時に甚大になります。たとえば、2013年9月に埼玉県さいたま市などで発生した竜巻により、「負傷者76名、全壊32棟、半壊215棟」という被害が出ています。 気象庁の公式
日本列島には毎年いくつかの大きな台風が上陸し、ときに大きな被害を及ぼすことがあります。 国土交通省の資料『平成28年の水害被害額(確報値)を公表』によれば、平成28年の水害被害額は全国で約4,660億円、なかでも8月に発生した台風第10号での被害額は
火災保険の建物評価額とは?損害を確実にカバーするのに不可欠なこと
火災保険を契約する際には、補償の対象とする建物の価値をあらわす「建物評価額」を算出する必要があります。 ただ、どのように求めればよいのかや、建物評価額からどのように保険金額を設定すればよいか知らない方が多いのではないでしょうか。 また、古い火災
個人賠償責任保険は、火災保険をはじめとして、自動車保険や傷害保険にセットされる保険です。 ぜひ加入しておきたい保険の一つですが、どんな時に役立つのか、保険料はどのくらいなのか、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。 そこで、この記事
万が一、自転車で事故を起こし歩行者にケガをさせてしまった場合、その賠償額は非常に高額になる恐れがあります。 そのため自転車保険の義務化の動きが全国的に広がっており、自転車保険に加入する人も増えていますが、もともと加入している火災保険が自転車保険代わり
フォークリフトの事故に備える保険|4パターンのリスクと必要な補償
物流や運送業で活用されるフォークリフトは、重い荷物を大量に運んだり、高所で積み下ろし作業をしたりするので、些細なミスが重大事故につながるリスクがあります。 あなたの会社は、事故が起きてしまった場合に備えて、しっかりとした内容の保険に加入しているでしょ
事務所をかまえて仕事をしている場合は、事務所向けの火災保険に加入することになります。 事務所向けの火災保険の補償内容や組み方は、住宅向けの火災保険とはかなり異なります。 この記事では、事務所向けの火災保険とはどういったものかといった概要から、ど
イベント保険とはどんな保険?補償の内容やつけるべき特約まとめ
多くの人が集まるイベントにおいて、さまざまなリスクの補償をしてくれるのが「イベント保険」です。 この記事では、イベント保険について、概要をはじめ、どんな場合にどんな補償が受けられるかについて、参考例をまじえて詳しく紹介しています。 あわせて付与
自動車保険では契約を含めて様々な手続きがあり、その手続きごとにどんな書類が必要なるか迷う方も多いのではないでしょうか。 この記事では、それぞれの手続きにおいてどんな書類が必要になるかまとめて紹介しています。 1.【手続き別】自動車保険の必要
自動車保険の任意保険は、法律で加入が強制されている自賠責保険(強制保険)に加え、自分で補償内容を選んで任意で加入することができる保険です。 「任意」とは言いますが、安心して自動車に乗るためには任意保険が絶対に必要です。なぜなら、自賠責保険の補償範囲は